こんにちは! techtekt編集部です。
パーソルキャリアではたらくエンジニア、デザイナー、データサイエンティストなどの専門職が集う「テクノロジー本部」のリアルな実態を伝えるアンケート調査記事、後編です。
前編に続き、後編はメンバーのはたらく環境やパーソルキャリアではたらくオススメポイントなどを聞いてみましたよ。
テクノロジー本部メンバーのはたらく一日――
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
まずは、始業時間から聞いてみました。フルリモート制度が導入されてから、社内ではチラホラ朝型に切り替えた、なんていう声も聞こえてきましたが、9時前から始業している人が約3割となりましたね。テクノロジー本部の多くの組織では、10時スタートとしているため、9~10時が最も多い結果となりました。
次は、残業時間について。以前からメリハリのある働き方をしているメンバーが多い印象ですが、今回は10時間未満が全体の3割を超える結果となりました。効率的で生産性の高い働き方を推奨しているため、自分自身でうまく仕事をコントロールしているメンバーも多く、またそのナレッジもシェアしていることが多い印象です!
パーソルキャリアでは、適切な条件下であれば、複業がOKになっています。
そこで、複業を行っているか聞いてみたところ……意外と少ない結果でした。それだけ本業(パーソルキャリア)の仕事に充実感がある、ということですね!(ポジティブww)
使っているPCの種類はWindows勢が約6割と、前回よりも少し増えていますね。パーソルキャリアでは、入社時にWindowsかMacかを選べますので、使い慣れている方をお選びいただけます!
使っているキーボードの配列も英語配列が約3割という結果でした。英語配列の場合、文字の配置が違ったり、変換キーが異なったり、キーの形状が違ったり……と、一度使い慣れてしまうと戻るのが難しそう🤔ちなみにキーボードも各部署にて手配の可否が変わりますので、面接などでご確認ください!
キーボードとセットで聞いたみたのはモニターの数。約7割は必ず1台モニター利用しているようですね。テクノロジー本部の一部の部署では、フルリモート勤務メンバーに対してモニターの貸し出しなども行っているんですよ。ちなみに、個人的には曲面ディスプレイ(湾曲モニター)を使ってみたくて興味津々です。笑
お次はテクノロジー本部メンバーの好きなブラウザ。聞いてみました…!編集部としては「Chrome一択だろうな」となんとなく思っていたら意外や意外。マニアックな回答もチラホラ。笑
回答したエンジニアに話を聞いてみたところ、メモリの使用率が低かったり、PCスペックとの相性、拡張機能などで選んでいるようですね。こだわりが見えてきますね。
――業務で最も使用しているプログラミング言語を教えてください。
パーソルキャリアのエンジニアリング職種を中心に、最も使用しているプログラミング言語を聞いてみました。
多い順では「Python」「JavaScript (Node.js含む)」「TypeScript」「C# , C , C++」「Java」で、スタンダードな言語が中心でしたね。そのほか「Scala」「Terraform」「bash」など、特定のプロジェクトなどで使用している言語の回答も多くありました。どのような部署が、どんな言語で開発しているのか、などはぜひ面接やカジュアル面談などで聞いてみてくださいね。
――業務で最もよく使うテキストエディタを教えてください!
ちょっとしたメモやソースコード編集で使うエディタ。テクノロジー本部はどんなエディタが人気だったのか。こちらもたくさんの回答が集まりました!
- Visual Studio Code
- サクラエディタ
- Vim
王道のテキストエディタがランクインという結果となりましたね。Windows勢が多いことからもMicrosoft製品の利用が多い、ということでしょうか。そのほかには、Atom、Emacs、Notepad++、PyCharmなどこだわりの回答もありました!
テクノロジー本部メンバーの「オススメドリンク」もここでご紹介!前回に続き、コーヒーは不動の人気ですね。豆から挽いたり、海外のコーヒーを取り寄せていたりと、こだわっている方も多い印象です。
意外だったのは「白湯 5.3%」!!!たしかに美容にも健康にも万能な白湯ですが、仕事中にまで取り入れているとは…!はい、私も見習います💦💦
パーソルキャリアで“はたらく”を生々しく紹介 その2
前編に続き、後編でもパーソルキャリアで“はたらく”を具体的に生々しく伝えていきたいと思います。
――あなたの思う「自社サービスだからこその良いところ」は?
パーソルキャリアは転職サービス「doda」をはじめ、求人作成支援サービス「HR forecaster」、給与水準データ提供サービス「Salaries」など、複数の自社サービスを有する企業です。
※提供しているサービスの一覧を知りたい方は、こちらをご覧ください。
自社サービスに携わるからこそ良い点はどのようなポイントがあるのでしょうか?
- サービス設計時からBTC一丸でイテレーティブに設計できる
- サービス提供に思いを持った人が社内にたくさんいること
- 0から開発に関われる。こうしたいなどの意見が取り入れられやすい。
- プロジェクトごとの開発文化の色があってインプットできる機会が多い
- 新しい技術領域への挑戦がしやすくアウトプットの機会が多い
- 愛情を込めて育てるような、時間と手をかけてより良くしていくことでサービスの成長を感じられるところ。
- 自分たちでやること決められる点。
- 自分の仕事に対する社会インパクトが実感できる
- 中長期での成長戦略を描け、関与できる点
キーワードの多くに、パーソルキャリアのValueでもある「自分ゴト」という言葉が多く入っていたことが印象的でした。またサービスをグロースしていくことのやりがいや挑戦を良いポイントとして挙げている方が多かったですね。自社サービスだからこそ感じられる醍醐味についてたくさんのコメントをいただきました。
もちろん良い点ばかりではありません。「自社サービスだからこその難しさ」はどのような点で感じるのでしょうか?
- システム的にしたいことがあっても、業務運用上、コスト面、システム面の制約でできないこともある
- 新しい仕組みを入れてきたい雰囲気はあるが、なかなか新しい仕組みを取り入れられない(環境や独自の仕様によって入れられない等の理由)
- サービスをグロースさせるという観点が必要なので、作りきったら終わりではなく、より大きくしていくために、どのようなアーキテクチャにするか、どのプログラミング言語を選ぶか、どのようなテスト計画を策定すべきかを、自分ゴトとして考えるところでしょうか。(それは面白さでもあり)
- サービスが利益につながるかをシビアに求められる
- 事業の方針が変更されると、プロジェクトも大きく方向転換する場合がある。
- サービスをグロースしていくにあたって関連して組織も大きくなっていくと、合意形成をとりながらプロジェクトを進める際に関係者が増えスピード感がなくなる。承認のリードタイムが小規模開発よりも長くなってしまう。(合意形成とスピード感の両立)
- やらないところ、捨てるところの判断をすること
自社サービスだからこそ良い点の反面、もちろん難しさも付き物です。自社内での運用コストや環境にある程度の制限があることで、クイックに新しい技術や仕組みを取り入れる難しさがあるようです。またグロースしていくための合意形成や調整、選択や判断においても面白さ反面難しさもあるようですね。
編集部として意外だったのは、「やらないこと、捨てるところの判断」についても、同様のコメントが多く寄せられていました。大きな責任も伴う判断ですが、この辺りは明確にしておくことの重要性があるように感じました。
さて、お次はパーソルキャリアの最新技術事情について、率直に聞いてみました。「積極的」と答えているのは約60%と半数を超える結果となりました。ちなみにこれは3年前のアンケートに比べて10pt近く上昇しており、実際に新しい技術を取り入れられているといえるのではないでしょうか。
▼前回の結果
一方で、まだまだ物足りなさを感じているメンバーもちらほら。最新の技術をスピーディーに試せる環境はここからもっと進化が必要かもしれません。
パーソルキャリアのMission、「人々に“はたらく”を自分のものにする力を」――これは2019年10月に、私たちの新しい使命として掲げられ、これまでtechtektでもこのミッションについて多く取り上げてきました。
今回のアンケートでは、91%のメンバーが共感し、共感しないという結果はゼロに!!!こちらも3年前の結果から約10pt上昇しています🎉
▼前回の結果
また、その共感ポイントについても話を聞きました。
- ”はたらく”人それぞれが”はたらく”のあり方を選択し、その人なりに発揮できる価値を見出すのは素晴らしいことだと思うからです。
- 「はたらく」は人生の大部分を占めるので、そこを幸せにできるのはとても意味があると思うため。
- 「私らしく”はたらく”ためにはどうすればいいか?」を考えられる時代になってきたと思っています。自分の可能性を信じて広げていく手助けができたら素敵だと考えています。
- 社会インフラとしての個人・企業の将来への強い影響がある点において、共感できるため
- 世の中には不満や不安を抱えながらも転職などに踏み切れない人は多いように感じる。そんな方々が自分で自分の可能性を広げられるようにキャリアオーナーシップを持てる仕組みや機会を提供できればと思います。
前向きで、力強いコメントがたくさん集まっていました。(一部しか紹介できないのが悔しいっ!!!)
実際にパーソルキャリアの面接内でも、このMissionに共感して応募をしてくださる方も多く、改めてこのMissionの社会的意義を感じます。このMissionに基づいた戦略をもってサービスや事業を成長させて、Visionである「はたらいて、笑おう。」の実現に近づけていきたいですね。
一方で、「どちらとも言えない」という回答者からはこんなコメントがありました。
- 目の前の仕事に追われてあまり意識するタイミングがないからですね
- 働き方、社会的なニーズがデジタル有りきで大変革期だと思い、大きくはブレないとは思うが情勢が読めないので。。。
- 自分の生活と若干離れていて自分ごと化できない部分もある
なかなか常にMissionを念頭に置きながら、日々の業務に向かうことが難しかったり、市場の変動が大きいことも事実ですよね。Missionそのものというよりも、“はたらく”に関する課題を解消する仲間として、事業やサービスに転換していく事が大切だと感じています。
――あなたの“はたらく上でのモットー”を教えてください
最後は、メンバーのはたらくモットーを知っていただくことで、どのような信念や価値観で仕事をしているのかを具体的にお伝えしていきたいと思います!
- コードは将来変更されるかもしれないので先のことを考えておく
- トコトン誠実であること。
- どんな時でも楽しくチームワークで乗り越える
- 「はたらいて稼ごう。」「はたらきながら人と繋がろう。」「自分を表現しよう。」「大義名分。」「賢く生きるより、辛抱強いバカになれ。」
- はたらいて笑って、美味しいビールを飲む!
- ユーザーの可能性を広げるUXを
- 家族第一、基本無理はしない、コミュニケーション大事
- 憂う前に手を動かす
- 人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。
- プロフェッショナルであり続けること
これも個性が溢れる回答で、全部掲載しきれないことが悔やまれますが、格言っぽいものから、仕事終わりのビールまで、たくさんのモットーが集まりました(笑)特に多かったのは「楽しく」「ユーザー視点」「家族・家庭」「自分」「無理しない」というキーワードでした。
パーソルキャリアのメンバーは、“自分らしくはたらく“ということの言語化が進んでいることも特徴の一つかな?と思っています。
さて、前後編にわたって、「数字から見る!テクノロジー本部」をお届けしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
3年前に比べると事業やサービス、組織も大きく成長し、はたらく環境も大きく変化していました。パーソルキャリアではたらくITコンサルタント、デザイナー、エンジニア、データサイエンティストが一人ひとり成果を残してきたからこそだと思います。
もちろんまだ課題は山積みですが、それらを自分ゴトとして変えていけるチャンスがあります。ご興味をもっていただいた方は、ぜひ下記求人で現在の求人情報をご覧ください。
それでは次回のtechtektもお楽しみに~!
※2023年6月現在の情報です。