こんにちは! techtekt編集部です。
パーソルキャリアではたらくエンジニア、デザイナー、データサイエンティストなどの専門職が集う「テクノロジー本部」。これまでも数多くのインタビューやレポートを通じて、さまざまな側面をお伝えしてきました。
中でも、2020年に公開した社員アンケート調査記事、「数字から見る!テクノロジー本部ってどんなところ?」は、当時の社員の生の声を反映した記事になっており、多くの皆さまにご覧いただきました。
あれから3年、組織も人も大きく変わり、さまざまな変化がありました。そこで今回は3年ぶりにテクノロジー本部社員にアンケート調査を実施。ぶっちゃけ回答も含めて、リアルな“はたらく”を聞いてみました!
調査期間:2023/5/8~2023/5/19
調査対象:テクノロジー本部所属社員(エンジニア、ITコンサルタント、デザイナーなど)
有効回答数:232
調査方法:アンケートフォーム
まずは、基本情報やはたらき方――
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
まずは今回のアンケート回答者の職種割合から見ていきましょう。今回は7割近くが開発エンジニア、ITコンサルタント、データ/テクノロジーのメンバーに回答いただきました。テクノロジー本部内の職種構成もおおむね変わらないため、職種バランスの取れた組織だといえます。
年齢構成比は、30代が組織の約半分を占める割合となりました。2020年の調査でもほぼ同様の結果が出ているので、組織は大きくなりましたが構成はそこまで変わってないといえますね。
パーソルキャリアでは、2021年からフルリモートワーク制度が導入されました。そこで今回はメンバーの居住地を聞いてみたところ、全国各地ではたらいている様子が伝わってくる結果となりました🎉時間や場所にとらわれない働き方が進んできていますね!
基本情報の最後は、月の出社頻度について聞いてみました。
フルリモート制度が導入されてから、主に3つのパターンから自分で働き方を選択しています。それぞれの出社日数は、以下の通りです。
- ワークスタイルA:「月平均月平均週3日以上」
- ワークスタイルB:「月平均4日~週3日未満」
- ワークスタイルC:「原則出社なし(出社の場合月3日以内)」
今回のアンケート結果を踏まえると、ワークスタイルBやCを選択しているメンバーが多いことがわかります。柔軟な働き方をしながらも、自身の仕事に責任をもって働いているメンバーが多い点もパーソルキャリアの特徴と言えますね。
テクノロジー本部では、外国籍の採用も拡充し、また2022年にはPERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAM COMPANY LIMITEDが設立されるなど、グローバルでの環境も広がってきました。
そこで、メンバーが何ヵ国語話せるかを聞いてみたところ、まだまだ日本語が中心ではあるものの、バイリンガル、トリリンガル、マルチリンガルな社員も増えてきました!部署によっては、英語でのコミュニケーションを取っていたり、語学勉強会を行ったりもしているんですよ!
――これまでに経験したことのある主要な職種は?(最大3つまで)
これからパーソルキャリアへの応募や入社を予定している方に向けて、どのような経験を持つメンバーが多いのかを知っていただきたいと思い、聞いてみました。(転職サービス「doda」の職種図鑑をもとに作成しています)
経験したことのある職種は多い順に以下のようになりました!
- システムエンジニア(Web・オープン系・パッケージ開発)
- プロジェクトマネジャー(Web・オープン系・パッケージ開発)
- Webサービス系エンジニア(フロントエンド・サーバーサイド・フルスタック)
- ITコンサルタント(アプリ)
- IT戦略・システム企画担当
- データサイエンティスト・アナリスト
- UI/UXデザイナー(Web・モバイル)
- システム開発・運用(アプリ担当)
- システム・ITアーキテクト
- Webサービス・プロジェクトマネジャー
回答した職種によって人数が異なるので、エンジニアが多い結果となりますが、UI/UXデザイナーやデータサイエンティストなど、テクノロジー本部でも主要な職種がしっかりと入っていますね。
数は少ないですが、「セキュリティエンジニア」「QAエンジニア」「制御系ソフトウェア開発」「R&Dエンジニア」などの経験を持つメンバーもいました…!さまざまな経験が活かせる環境ですね!
パーソルキャリアで“はたらく”をリアルにお伝えします!
さて、この章からはパーソルキャリアで“はたらく”リアルを生々しく伝えていきます。
まずは、テクノロジー本部内の勤続年数を聞いてみましたが、前回と比べると1年未満、3~5年未満のメンバーが増えているようですね。
▼前回の結果
事業やサービスが大きく成長し、組織もその分大きくなっていることから、この1年で新しく入社されたメンバーも多く、中途入社でも馴染みやすい環境があります。
一方で、中堅~ベテラン層が厚くなってきたことで、これまで以上に新しい“はたらく”を生み出す機会も増えています。強固な組織になってきつつあるといえそうです。
入社してからどのくらいで馴染めているのか、も聞いてみました!こちらは前回と変わらずだいたい入社して半年くらいで馴染める割合が、約8割となりました。
部署によって入社後のスケジュールは異なりますが、だいたい1カ月目には会社全体の研修や部署別の研修、そして部署のメンバーと相互理解を深める1on1ミーティングなどが行われます。
2カ月目、3カ月目には、プロジェクトにアサインされたり、部内の勉強会に参加したり、少しずつ部署の取り組みに入り込みながら、理解を進めていきます。複数のプロジェクトをかけ持つケースもあるので、馴染める時期は人によって異なりますが、積極的に「自分ゴト」として関わっていくことが求められる期間になりそうですね。
就職・転職する上で大切な年収についても、ググっと迫ってみました。前職に比べて年収が上がっている方は約70%と大半の方は年収UPしています。
変わらない・下がったというメンバーもいますが、パーソルキャリアでは「PE(プロダクト・エンジニア)制度」という評価制度でしっかりと目標設定や振り返りを行い、成果を高めることで、その水準を上げることができます。入社した後、存分にパフォーマンスを発揮していただくことが大切ですね。
――パーソルキャリアではたらくオススメポイント
テクノロジー本部の社員は、パーソルキャリアではたらくオススメポイントをどのように捉えているのでしょうか。回答の一部をご紹介します。
- とにかく人がいい
- 勤務時間や有給など、時間の使い方の融通が効きやすい
- バックグラウンドが面白い人が沢山いる。話していると勉強になる。
- ほんとうにフラットな文化なのが心地よいです。年齢や性別・出身などのバイアスを感じることが少ないです。
- やりたいことに挑戦させてくれる
- キャリアパスの選択肢が多いこと
- 規模が大きい企業だからこその安定感とチャレンジ精神のバランスが取れている
- PE制度とデータサイエンスを内製化している点が良いです。
- 子育て支援、家族を大事にしている。多くの学びの場を提供していただいている。
- 自分の意思を可能な範囲で尊重してもらえるところ
- 自由な社風。
- 前向き感のある働き方をしている人が多く刺激を得られる。社会課題の解決に繋がる仕事であることを実感しながら働ける。
- 多様なプロジェクト、多様なバックグラウンドの人材がいるため、自身のキャリアを模索することができる
「人がいい」「働き方」「キャリア構築」などが多く挙がっていたキーワードでした。社員の主体性にも起因するところですが、手を挙げて挑戦することに対しては、会社や組織が全力で応援してくれる、という意見も多く、パーソルキャリアの文化が表れていますね。
――パーソルキャリアのもう少し改善してほしいところとは?
techtektはイイコトばっかりを伝えません。まだまだ課題になっていること、改善が必要なところもオープンに伝えていきます。
- セキュリティが厳しいので小回りという点では、スピードが遅くなる。
- リモートワーク手当てが少ない
- 開発環境の整備が整っていない
- 事業部単位だったり組織単位だったりで、横のつながりが薄い。
- 社内の規定やルールが分かりづらい。
- 新しい技術を導入するコストが高い
- 組織が複雑すぎて知見者や相談先がわかりづらい
改善してほしいところでは「セキュリティ関連が厳粛すぎる故に、大胆なチャレンジがしにくい」「開発環境のさらなる整備」「組織規模が大きすぎるが故に、社内ルールや個別最適がしにくい」といった声が多く上がっていました。
全てが改善されるわけではないですが、時代の変化に合わせて徐々にこの辺りも変革を遂げています。今いるメンバーにも、これからJoinされるメンバーにも、「未成熟だからこそ変えていけるチャンス!」と捉えて変化を楽しんでもらえると思います!
――パーソルキャリアで働いて、「成長したな」と実感したことを教えてください。
最後は、成長実感について聞いてみました。
- ただ言われたことをやるのではなく、常に問いをもって役割を全うすることが求められるが、その状態に慣れた
- 100億行レベルの大き目なデータと楽しく触れ合うことができたことです
- GCPのトレーニングコースを受ける機会提供があり、インフラ面の技術・知見が向上したと感じる
- ステークホルダーの調整難易度が高く、さまざまな種類のPJTを経験でき、PMとしてはすごく成長できた
- コミュニケーション能力・考える力がぐんと伸びたと思います!
- マネジメント観点で仕事に取り組むことができた
- toC・toBを同時に検討する必要がある点
- 開発の上流のことだけでなく、サービス運用や開発組織のあるべき論についても自分の意見を持てるようになったこと。
- 外向きマインド(良くも悪くも自己主張しないと生きていけない環境、外部の情報を仕事に活用するのが当たり前の環境)
- 仕事をする上で「なぜそれをやるのか」を考える習慣がついた
- 我慢強さ、諦めの悪さ
- 特定の領域だけでなく、エンジニアとして技術面・プロダクト面で幅広い業務での経験が積めた。
こちらもたくさんのコメントが集まりました。規模や事業が大きいからこそ、コミュニケーション量や適切なコミュニケーションの在り方についてあげていただいた方が多かった印象です。
また、いい意味で自身がオーナーシップを発揮して仕事を創り出す、生み出す文化があるので、考えて⇒形にするまでの思考力・実行力にまつわるポイントを挙げていた方もいらっしゃいました。
パーソルキャリアの場合には、個人向け・法人向け双方のサービス検討ができたり、また双方をケアしながらサービス創りをしなければならない点も特徴的と言えるのではないでしょうか。
つまりは、パーソルキャリアではさまざまな機会を通じて、ダイナミックに成長できる環境です!!!
前編最後は「パーソルキャリアのはたらく満足度」を調査してみました!なんと80点以上が全体の6割を超える結果で、前回の結果を大きく上回りました🎉🎉
▼前回の調査
3年前に比べると、環境や制度、組織文化、テクノロジーに対する理解など、さまざまな点が少しずつ変わってきたように思います。事業会社がゆえに、クイックに進まないことも多いですが、こうして少しずつ会社が変化してきたことによって、この満足度にも反映されたのではないでしょうか。
もちろん50点以下が5%弱いることも事実。まだまだ課題も多く残っていますが、この辺りはtechtektを通じてリアルに発信しながらも、その課題解決に向かっていければと思います。
さて、前編はいかがでしたでしょうか?後編では、メンバーの一日やはたらく環境、パーソルキャリアではたらくオススメポイントや改善してほしいところなど、こちらも赤裸々に調査結果を公開します!
それでは次回のtechtektもお楽しみに~👋
※2023年6月現在の情報です。