うまいドリップコーヒーを自炊することで 移住先でのリモート生活をちょっと豊かにした話 #techtekt Advent Calendar 2023

はじめまして👋

HR forecasterというプロダクトでUI/UXデザイナーをしているRyobyです。

子どもの出産を機に東京から九州にUターン、
リモートし始めてもうすぐ2年が経ちます。

ローカルへの移住は家族にとってもチャレンジングな中、
夫婦揃って切望しているものを自分たちで作るお話です。

ちなみにプロダクト開発はぜんぜん関係ないのでご了承ください🙏

 

コーヒースタンドだけがない

東京から九州に移住したぼくら夫婦は

徐々に車が共にある生活だったり、第1子の育児なんかを

少しずつ上手に取り組めるようになっていました。

ただし、一つだけぼくらの町にないものがあります。

それはふらっと息抜きができて、近所の人があつまって顔を合わせるような

コーヒースタンド。

 

無いものは作る

移住生活に慣れた頃に、これだけはどうにかしないといけないと
毎晩、家族会議の議題にあがったのがコーヒースタンドでした。

キラキラしたブランドのショップや、夢の国や世界中の酒が飲める繁華街が欲しいんじゃない。

毎日通った池尻大橋のコーヒースタンドが恋しくて仕方がなかったんです。

 

ほっとゆったりできるサードプレイスが無いってこと、生活の余白、遊び、
豊かさのようなものが、ぽっかりと抜け落ちたような気分でした。

 

ぼくらの無いものねだりの不満は、いつしか使命感に変わっていきました。

すなわちそれは、無いものは作る精神であり、ガレージで新しい時代のコンピュータを作ることや、
自由なビールを醸造(クラフト)することと同じなんだと思います。

 

いつだって大事なのは学ぶ姿勢

さっそくぼくらは行動に移します。

もともと独学で試行錯誤しながらやっていたドリップをスキルアップして
じぶん達が本当に飲みたいフルーティで旨みのあるコーヒーを入れたい
という気持ちを一心に福岡にあるコーヒーショップのワークショップに飛び込みました。

 

今日はぼくらが学んだ、
おうちでドリップコーヒーを上手に入れるポイントをご紹介します。

 

まずは少しだけ座学

まずコーヒーを淹れる時の4つのポイントです。

①計量:

基本のき。粉とお湯の量をきちんと計りましょう。
デジタルスケールがあると便利で、1,000円くらいでゲットできる安価なタイプでOK.

 

1杯のコーヒー:16gの粉:240cc(g)のお湯

 

❷湯温:

正直、湯温で か・な・り 味わい変わります!浅煎りや中煎りくらいなら90-94度くらいだと香りや味わいを感じやすいです。(深煎りなら85度くらい)。湯冷しの方法はいくつかあって、ポットから別の器に移すことでだいたい5-10度下がるので1回移すと良さそうです。または、ポットのフタを外して大きめのスプーンで30回ほどかき混ぜると5度くらい下がります。

 

浅煎りや中煎りくらいなら90-94度が適温

 

③時間:

ハンドドリップの抽出時間は1杯分でおよそ2:00-2:30と言われています。
スマホのストップウォッチアプリなどで時間を見ておきましょう。

 

ハンドドリップ1杯分の時間 2:00-2:30

 

❹挽き目:

お店で挽いてもらう時は「ペーパードリップ用」「ステンレスフィルター用」などドリッパーの特徴を伝えると良いです。お家にグラインダーがあるなら①〜③を固定して挽き目の調整で自分好みの味わいを見つけてみるのも楽しいですね。

 

さあいよいよドリップです

用意するもの:
  • ドリッパー
  • ペーパーフィルター
  • サーバー
  • ケトル
  • デジタルスケール
  • タイマー(アプリ)

 

コーヒー1杯分の目安

コーヒーの粉:16g

湯量:240cc

抽出時間の目安:2:00-2:30

 

ドリップの基本の工程

❶蒸らして
❷フレーバーを引き出して
❸まとめる

ハンドドリップコーヒーはお湯を何回かに分けて淹れることで味わいを引き出すことができます

 

それでは行ってみよー

ドリップレシピ
  1. デジタルスケールの上に、サーバー/ドリッパーを置き、ペーパーフィルターをセットして少しだけお湯を入れて、ドリッパーとフィルターがぴったりとくっつくようにする。コーヒーの粉をいれる。熱湯から湯冷ましを行い、適温を作っておく。
  2. 蒸らし
    時間:0:00〜  湯量:〜35cc
    point! 10秒くらいでサッと、全体に行き渡るようにお湯を投入。スケールを見ながら35ccでストップ。
  3. フレーバーを引き出す
    時間:0:30〜  湯量:〜70cc
    point! 30秒になったら投入!中心に小さな丸を描くように。
  4. フレーバーを引き出す
    時間:0:50〜  湯量:〜105cc
    point! この3と4の工程で香りや旨みが出てます。もう少しです、がんばって!
  5. まとめる
    時間:1:10〜  湯量:〜170cc
    point! 全体に行き渡るように注ぐ。
  6. まとめる
    時間:1:35〜  湯量:〜240cc
    point! さあ、仕上げ。お湯が落ち切るまで待つ。2:30くらいで落ち切っていればOK

できあがり〜!

やってみると結構大忙しな2:30ですがw、
最初にお伝えした4つのポイントとお湯を分けて淹れることを意識すると
かなり味わいに変化が出てくると思うのでぜひチャレンジしてみてください

いかがだったでしょうか。

ぼくのように、ローカルに住みながらフルリモートでお仕事している方は
パーソルキャリアには沢山いらっしゃいます。

そのためか、それぞれのライフスタイルの中で、仕事も含めた暮らし自体を
じぶんで作っていこうというマインドの方が多いような気がします。

そんなチームの雰囲気が少しでも感じてもらえたら嬉しいです。

みなさま、楽しいコーヒーライフを!

 

Ryoby

デザイン推進統括 クライアントサービスデザイン部 HR forecaster UI/UXデザイナー

2023年4月にパーソルキャリアに入社。九州在住。アイスとスパイスと柑橘が大好き。

※2023年12月現在の情報です。