前段
皆さん、こんにちは!エンジニア職の新卒採用チームでリーダーを務めている田中里奈です。
前編では、2025年卒エンジニア向け選抜型インターンシップ「Sprinters」の概要説明や、参加者・メンター紹介、オリエンテーションについてお伝えしました。今回は、各チームのアウトプットの紹介や結果についてお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
Sprinters5日間の集大成!果たして優勝チームは…⁉
いよいよ最終日。昨年は全日オンラインでしたが、今年は最終日のみオフラインで実施しました。
参加者・メンター・審査員・運営に関わっている人事が一同に、パーソルキャリアの大手町オフィスへ集結。自然と会話も弾みます!
パーソルキャリアの大手町オフィスは、来社したお客さまや社員に、当社のミッションである -人々に「はたらく」を自分のものにする力を- の世界観を感じてもらえるよう、アートを壁一面に施しました。社内では、「OTEMACHI Mission Wall」と呼ばれています!
プレゼンテーションは7分で行い、審査員2人から10分間の質問・フィードバックをするという流れです。
今回、当社の事業・プロダクト水準を満たす起案については、開発部門にてプロダクト化の可能性があるということで、審査基準が厳密に用意されています。
当社の既存プロダクトの追加機能立案ということから、パーソルキャリアの情報活用や、私たちが取り組むべき理由について問う内容もあり、非常に難易度が高い印象です!
チームごとに、スライドデザインや発表の流れも多種多様。オンラインではなかなか味わえない緊張感が会場に漂っています。
発表しているチームだけでなく、視聴している他チームの皆さんも、真剣モード!
特に審査員からの質問・フィードバックは「そんなことまで聞かれるのかー・・・」と頭を抱えるチームもありました。
私も全チームのプレゼンテーションを聞かせていただきましたが、どのチームの起案もユーザーに徹底的に向き合い、プロダクトの価値創出を実現しているものばかりでした。皆さんには、ここまで当社の既存プロダクトにとことん向き合っていただき、感謝します!
―そして、いよいよ結果発表…!
今回発表があるのは、以下の賞です。
- MVP
- プロダクトごとの最優秀チーム
ここまで5日間、気を抜くことなく全チームが全力で取り組みました。その思い出がフラッシュバックする瞬間です。
どのチームも自チームの優勝を願うばかり。
ドラムロールが鳴り響き…まずはMVPの発表です!
MVPは、チームDJの吉岡さんに決定し、このようなコメントがありました。
まさかMVPを受賞できるとは思っていなかったので、驚いています…!
実は2日目のPoCインタビューで、自分たちの仮説があまりにもずれており、ほぼ振り出しに戻りました。
そこから2日間で新しい起案ができたのは、チームのおかげだと思っています。
本当にありがとうございました!
吉岡さん、本当におめでとうございました…!
次に、プロダクトごとの最優秀チームの発表です。
doda X最優秀チームは…
先ほどのMVP吉岡さん率いる、DJチームの皆さんに決定。おめでとうございます!
それではここで、審査員の中村より、受賞チームへコメントを送ります。
全チーム素晴らしい提案で迷いましたが、本チームは解決すべき課題の具体性や、顧客がソリューションを使う理由の明確さが優れていました。詳細なプロトタイプも用意していただき、なぜ・どのようにユーザーがプロダクトを使うかも具体的にイメージすることができました。もう少し時間があれば実際にリリースできそうな提案だったので、非常に期待が持てました!
そして最後に、HiPro Direct最優秀チームは…
もんじゃチームの皆さんに決定。おめでとうございます!
それではここで、審査員の岡本より受賞チームへコメントを送ります。
実際に採用領域で用いられるリファレンスチェックといわれる機能を導入するなど、ビジネスモデルやプロダクトの課題を正しく理解しているからこその提案内容だったと思います。クライアントに利用いただくことを必死で考えた上でのUI/UXにもこだわりを感じました。私たちが思い浮かばない「そこくる提案の斬新さにもワクワクしました。
受賞したチームも、今回は逃したチームも、Sprintersで全力を出し切ったことに変わりはありません!
皆さん、改めてここまで本当にお疲れさまでした🎉
360度フィードバック
しかし、Sprintersはこれで終わりではありません。
パーソルキャリアでよく使われる振り返り手法の一つである「360度フィードバック」を行います。
「360度フィードバック」とは、メンター・上役など一方向から評価を行うのではなく、いっしょにはたらいている同僚や部下、今回でいうとチームメンバーからのフィードバックも取り入れて、全方位的に振り返りを行う手法のことです。
多方面からフィードバックを行う仕組みに変えることで、各メンバーが今後の成長につながる学びを、より客観的に得られることが特徴です。
懇親会コンテンツ
最後のお楽しみは「審査員のパネルディスカッション」と「懇親会」です。Sprintersは毎年、参加者の皆さんに楽しんでいただける仕掛けを施しています。せっかくオフラインで実施できたので、皆さんにはいろいろ持ち帰っていただきたいですからね~!
それぞれの席には、お酒やソフトドリンク、軽食が並びます。先ほどまでの緊張は解けて、一気に和やかな雰囲気が漂いました。
参加者のみならず、審査員やメンター、人事も交えて全員で交流。5日間はチームでの関わりが多かったので、同じくエンジニアを志す他チームの仲間とも打ち解けていただきました!
最後は「まだ帰りたくない」「審査員やメンターからもっと話を聞きたい」と言ってくださる方もいて、今年もSprintersを開催してよかったなと感じられた瞬間でした。
最後に
さて、ここで参加者の皆さんに、またまたアンケートをしてみました!
アンケート回答時にNPS🄬(ネットプロモータースコア)も取得し定量的にも満足度が非常に高い結果となり、その理由について聞いてみました。
Sprintersはエンジニア向けインターンでありながらコーディングを行う機会はありません。しかし、リアルなプロダクトを通じ課題を解決する、まさにプロダクトマネージャーの視点を学ぶ機会になったのではないでしょうか。“今後社会で活躍するために努力をする意欲がさらに高まった”…とてもうれしい言葉ですね!
私たちが当初想像していなかったような効果が、皆さんに表れているようなので、ぜひSprintersでつながった仲間とともに、社会で活躍するエンジニアになることを応援しています!
前編で、「参加する前のパーソルキャリアの印象は?」という質問をしましたが、Sprinters実施後はどのような変化があったのでしょうか。
見ていきましょう!
参加前は、“人”にまつわる課題解決をしている会社であることや、「doda」を運営している会社というイメージが強かったようですが、当社が大事にしている観点や組織風土について知っていただけたように感じています。
改めて、今年のSprintersも、参加者の皆さん、そして当社にとっても大変学びの多い5日間となりました。最終日にオフラインにて実施できたことで、参加者同士、そして参加者と社員同士の絆が深まった気がします!
Sprintersで学んだことを、ぜひ次のステップへと活かしていただけたら、私たちもうれしく思います。
以上、2025年卒エンジニア向け選抜型インターンシップSprintersの開催レポートでした。
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田中 里奈 Rina Tanaka
人事本部 リクルーティング統括部 新卒採用部 第2グループ
2015年に新卒でパーソルキャリアへ入社。アルバイト求人情報サービス「an」の営業を経験し、HEROESやパーソルグループアワードなど数々の賞を受賞。その後、キャリアアドバイザーを経て、現在は「りんりん」の呼び名で自社の新卒エンジニア採用のオーナーを務める。
※2023年9月現在の情報です。