ユーザーに徹底的に向き合い、プロダクトの価値を創出したい学生が集結! 25新卒エンジニア向けインターンシップ開催レポート(前編)  

 

 

前段

皆さん、こんにちは!エンジニア職の新卒採用チームでリーダーを務めている田中  里奈です。

昨年の記事で紹介した、新卒エンジニア向けインターンシップ「 Sprinters(スプリンターズ)」が、今年も帰ってきました!今回は、2025年卒となる同インターンシップに密着取材。

参加された皆さんには、改めて思い出を振り返る機会にしていただければうれしく思います 。

もちろん、25卒以降でパーソルキャリアのインターンシップや選考に参加しようと考えている方も、ぜひ最後までご覧ください!

 

Sprinters(スプリンターズ)とは

この国が前進を続けるためには、価値あるプロダクトを生み出す「未来のプロダクト 」が必要だ

今回、私たちがSprintersを開催するきっかけになった背景です。

昨今、感染症のパンデミック や、目まぐるしい技術革新により、人々の暮らしやワークスタイルは大きく変化しました。 パーソルキャリアが向き合う“はたらく”領域でも 、場所に縛られないテレワークの浸透、副業やフリーランスといった活躍の場を拡大する 動きが一気に加速しています。

しかし、加速する変化に耐えうるプロダクトを生み続けるには、IT人材不足が大きな課題に。2030年には79万人のIT人材不足が予想され(※1)、産官学問わない育成が急がれるとともに、国内外でIT人材獲得競争が進んでいます。

中でも、変化する社会や顧客のニーズを読み解き、プロダクトを育てることができる 人材は希少 。技術面以外にも広くスキル・経験が求められることから、育成にも多くの時間が必要です。

※1・・・「IT 人材需給に関する調査」より引用

はたらく領域で さまざまな事業・プロダクトを提供している当社だからできる、人材育成の場を提供したい。

そんな思いから、初の“未来のプロダクトマネージャー ”養成プログラムをスタートするに至りました。

ユーザーに徹底的に向き合い、プロダクトの価値を創出したい学生が集結! 25新卒エンジニア向けインターンシップ開催レポート(前編)  

参加者の皆さんには“変化する社会や顧客のニーズを読み解き、プロダクトを育てることができる人材” を目指すため に、こちらのお題に臨んでいただくことに決定 。

ハイクラス転職サービスの「doda X」、プロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」 など、人の”生き方”、”はたらき方”に影響を与える数々のプロダクトを生み出し続けている当社だからこそ、事業開発ノウハウ、実際の開発メソッドを5日間で凝縮してお伝えできるテーマ設定になりました。

ユーザーに徹底的に向き合い、プロダクトの価値を創出したい学生が集結! 25新卒エンジニア向けインターンシップ開催レポート(前編)  

参加者の皆さんには、実際に当社のプロダクト開発でも活用するDesign Sprintと同じ流れで5日間を進めていただきます。

まずは、課題分析や問いの設定からスタート。 アイデアを形にした後、アイデア検証のためPoCインタビューも実施します。

 

 

どんな参加者が集まったのか

全国から選抜されたエンジニアを目指す高専生や専門学生、大学生、大学院生25人 が参加。多岐にわたるバックグラウンドをお持ちの方々が集まりました。

ではここで、Sprintersに参加された皆さんへの質問をご紹介しましょう!

ユーザーに徹底的に向き合い、プロダクトの価値を創出したい学生が集結! 25新卒エンジニア向けインターンシップ開催レポート(前編)  

まずは、Sprintersに参加した理由について 。

プロダクトづくりやプロダクトマネージャー の職業に興味を持って応募している方々が約半数を占める結果となりました。他には、エンジニアとしての実力を試したい方や、才能豊かな参加者 とのつながりを求めている方もいますね!

ユーザーに徹底的に向き合い、プロダクトの価値を創出したい学生が集結! 25新卒エンジニア向けインターンシップ開催レポート(前編)   次に、Sprintersに参加する前のパーソルキャリアの印象について聞いてみました。皆さん、個性ある回答をありがとうございます!

パーソルキャリアが“人”にまつわる課題解決をしている会社であることや、「doda」を運営している会社であることは、皆さん一致して知ってくださっているようです。

―・・・しかし 、エンジニアのイメージが湧いていないという声も出ていますね。今回のSprintersをきっかけに、少しでもパーソルキャリアに興味を持ってもらえたら幸いです。

ちなみに、パーソルキャリアには社員が約5,700人在籍していますが、そのうちIT・テクノロジー系の専門職は約400人です!昨年から数百人増えていることからも、IT・テクノロジーを活用したプロダクト開発にかなり力を入れているということが分かりますね。 

 

メンター紹介

毎回Sprintersで好評なのが、メンター制度です。

会員数約750万人(※2)の転職サービス「doda」や、リリースから数年の新規サービスに携わるエンジニア、企画のプロフェッショナルなどが、1チームに1人メンターとして着任し、参加者へオリジナルのアウトプットを促しながら、伴走していきます。

※2・・・2022年12月末時点

 

さらに、期間中メンターとの1on1を2回実施。

1on1はパーソルキャリアでは日常化している仕組みで、自分の直属の先輩や上司、違う部署だが学びを得たい社員と、1対1で自由にカジュアルな面談をする取り組みです。

Sprintersでも参加者の皆さんに、メンターとのコミュニケーションを通じて、自己内省を深め、学びを吸収していただきたいという思いで実施することに至りました。

 

今回参加したメンターは、こちらの7人 です!

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Sprintersに参加する前に

Sprintersは5日間で実施するのですが、その前に大事なオリエンテーションがあります。

皆さん、ご存じでしょうか?こちらの図は、ダニエル・キム氏が提唱した“組織の成功循環モデル”です。

組織には「グッドサイクル(好循環)」と「バッドサイクル(悪循環)」があり、グッドサイクルをつくり上げることで、組織を成功に導くという概念を示しています。

ユーザーに徹底的に向き合い、プロダクトの価値を創出したい学生が集結! 25新卒エンジニア向けインターンシップ開催レポート(前編)  

Sprintersの最終目標は、5日目の審査員に対するプレゼンテーションで優勝を勝ち取ること。

そのために、グッドサイクルをつくり上げることは欠かせないため、オリエンテーションではグループでのワーク時間をたくさん設けています

お互いの自己紹介から始まり、チーム対抗でのゲームも実施。 

その後、Sprintersに向けてチーム名やリーダー(決定者)を決定し、チーム目標やルールを設定しました。

Design Sprint リーダーは、言い換えると「解がない中での決断役」となります。

Design Sprintおよびプロダクト開発は、必ずしも “絶対的な正解”があるものばかりではありません。短期間でアウトプットをするためには、時間を決めて決断することがとても重要です。Sprintersでもその考えにのっとり、 高速で開発に向かうためにあらかじめ意思決定役を決めています。

 

もう一つオリエンテーションで重要なことが、パーソルキャリアの方針やプロダクト、そしてプロダクトマネージャー への理解を進めることです。

冒頭に記載したとおり 、Sprintersでは「はたらく人々の日常に影響を与えるパーソルキャリアの中核サービスの新機能実装を立案せよ」というお題のもと、当社のプロダクトであるdoda XとHiProにとことん向き合っていただく必要があります。

“はたらく人々”、“パーソルキャリア”、“中核サービス”、この3つを熟知することが、 として必要なスキル・経験であり、Sprintersの最終日に最高のアウトプットを行うために必要なことだといえるでしょう。

 

最後に

後編では、各チームによるアウトプットの紹介や結果についてお伝えします。

 

Sprinters詳細 → Sprinters | パーソルキャリア選抜型インターンシップ2025

新卒採用についてはこちらのサイトもご覧ください(外部サイトに遷移します)

 

 

人事本部 リクルーティング統括部 田中 里奈

田中 里奈 Rina Tanaka

人事本部 リクルーティング統括部 新卒採用部 第2グループ

2015年に新卒でパーソルキャリアへ入社。アルバイト求人情報サービス「an」の営業を経験し、HEROESやパーソルグループアワードなど数々の賞を受賞。その後、キャリアアドバイザーを経て、現在は「りんりん」の呼び名で自社の新卒エンジニア採用のオーナーを務める。

 

※2023年9月現在の情報です。