ジョブトライアルレポート第2弾——サービスデザイナーの仕事体験日記

ジョブトライアル サービスデザイン

パーソルキャリアでは、自律的な学びとキャリア選択のきっかけを得ることを目的とした、グループ内の他部署の仕事を体験するプログラム「ジョブトライアル」という制度があります。
以前はtechtekt編集部を有するTechリレーショングループに、別部署で活躍する3名の社員に来てもらい、仕事体験をしてもらった記事を公開しましたが、社内外から「他の事例も知りたい!」という声をいただき、今回はサービスデザイングループにジョブトライアルした3名に話を聞きました。

どのようなきっかけでエントリーし、どんな体験が得られたのか――ぜひご覧ください。

※撮影時のみマスクを外しています。

 

参加者プロフィール

ジョブトライアル サービスデザイン

寺田 惠さん

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 ワークスイッチ事業部事業 開発統括部 デジタル人材開発部

2019年新卒入社。現在は法人向けにDXを進めるための人材育成/研修/サービスの企画をしております。以前の部署では、コンサルタント/エンジニア/講師として顧客先でRPA活用の内製化支援を行っておりました。

ジョブトライアル サービスデザイン

比嘉 このみさん

パーソルキャリア株式会社 BRS事業部 マーケティング部

2019年8月中途入社。Bilingual Recruitment Solutionsのマーケティング活動全般をサポートしております。Creative SpecialistとしてBilingual Recruitment Solutionsのクリエイティブは全て担当しております。

ジョブトライアル サービスデザイン

森田 葉月さん

パーソルキャリア株式会社 転職メディア事業部 パートナー営業統括部

2017年4月に新卒でパーソルキャリア株式会社に入社、転職メディア事業部パートナー営業統括部所属当部署では、主にdodaの求人広告を取り扱う代理店様への営業サポートや経営支援をしています。具体的には、doda商材販売に関するの中長期計画を一緒に考えたり、営業同行を実施したり、勉強会や1on1による営業育成を行います。代理店営業というポジションなので、直販営業のように私が実際にお客様先に足を運んでdodaを提案する機会は少ないのですが、「代理店様を通じてdodaの売り上げをあげること」がメインのお仕事です。

受け入れたサービスデザイングループ マネジャーの西本さん

ジョブトライアル サービスデザイン

西本 泰司さん

パーソルキャリア株式会社 テクノロジー本部 エンジニアリング統括部 UXデザイン部 サービスデザイングループ

2021年8月にパーソルキャリア株式会社に入社。新規プロダクトのサービスデザインやグループのマネジメントに従事しています。

 

デザインしていくことの必要性を感じた――参加したきっかけとは


――皆さん、本日はよろしくお願いします。今回ジョブトライアルに参加したきっかけを教えてください。

寺田:サービスデザインの現場を体験したかったからです。業務改善の仕事をする中でビジネス構造だけではなく、UI/UXの重要性を感じていました。「ビジネスもUI/UXも俯瞰して見る職種はなんなのか?」がわからない状態のまま、社内のデザイン研修やGoogleが提供しているUXデザインの講座を受講するなど、様々なデザインに関する勉強をしていました。
偶然、ジョブトライアルの募集を見ていたところサービスデザイングループを見つけ、自身の今までの経験とデザインの交差が見えたように感じ、参加条件としては満たしていない状態でしたが、社外で同じような体験をすることに比べるとハードルが低かったため、思い切って応募しました。

 

比嘉:私は大学でデザインを勉強しましたが、仕事でのデザイン経験はまだ浅く、デザイナーとしての経験を増やしたいという漠然とした希望がありました。中でもUI/UXに大変興味があり、サービスデザインであればUI/UXのデザインプロセスも見られるのでは……と思いました。

ジョブトライアル サービスデザイン「サービスデザイン」は、これまで経験してきたデザインとはまた違う角度から物事を考え、「デザイン」していく事が求められるジャンルだと感じていたので、その新しい考え方を学び、自身のデザイン思考を深めながら経験と幅を広げていければと考えました。例えば、サービスや体験をデザインする時には、どのような意思決定を行い、プロジェクトを進めるためにはどのようなロジックとプロセス(具体的にはユーザー理解の深め方、その理解をどうサービスにインプットしていくか)が使用されるかを学びたかったので応募しました。この思考性やデザイン視点はデザインのジャンル問わず、様々な場面で今後活かせられると考えます。

 

森田:デザイン方面へのキャリアチェンジを視野に入れていて、自分がやってみたいキャリアの解像度を上げる絶好のチャンスだと思ったからです。今後のキャリアを考えたときに、今の部署だけでなくさまざまな選択肢を持っておきたいと思い、1年ほど前から個人的にデザインの勉強をしていました。その影響でデザインを仕事につなげてみたいと思っていたものの、実際にキャリアチェンジをするとなると、たくさんの職種があり決めかねる状態でした。デザイン領域は今のお仕事と全く別領域だったため、各職種の具体的な業務内容が想像できなかったのです。そんな中、たまたまジョブトライアルの募集を発見し、「少しでもデザインに関わるお仕事を知れるのであれば!」との思いで応募しました。

 

――キャリアチェンジや漠然とした「デザイン」への理解を深めることなどさまざまな狙いがあって応募されたのですね。西本さんは、なぜジョブトライアルを募集しようと思ったのでしょうか?


西本:サービスデザイングループの一番大切にしている考え方に「新しいはたらき方の当事者である」があります。それを掲げている以上、ジョブトライアルのようなモダンな制度の「受け入れ側としての当事者の体験」は非常に貴重です。その経験を詰める絶好の機会だったので募集しようと思いました。

 

――サービスデザイングループの最初の印象はどんな感じでしたか?

寺田:私の場合はパーソルグループの別企業に所属しており、そもそもパーソルキャリア自体が「転職サービスdodaのところ!」という認識でした。デザイナーさんたちはストイックなイメージがあったので、かなり緊張していました。しかし、あたたかく迎え入れていただき安心しました。その後、ジョブトライアルの中で仕事の様子を見ているとやはりストイックでしたが(笑)


比嘉:Bilingual Recruitment Solutions(以下、BRS)は他部署との交流がほとんどない部署なので正直サービスデザイングループの印象というのはゼロでした。当たり前ですが、ネガティブなイメージなどは一切なかったです。参加後の印象としては、フランクでパッションがある方が多い部署だと感じました。

 

森田:“専門性の高い人たちが集まっている組織だ“という印象でした。一番最初にサービスデザイングループの定例mtgに参加し、各メンバーの自己紹介を聞いたときは「起業経験がある」「海外への在住経験がある」「アカデミックな活動をしている」等、私の持っていない経験をお持ちになられている方ばかりで正直「私、大丈夫かな・・」と少し不安になる一面もありました。

ジョブトライアル サービスデザイン

しかしながら、そんなご経験とは裏腹に、体験の中ではサービスデザイン領域に全く知識のない私たちに対して基本的な考え方や専門用語、mtgの内容の解説を非常に丁寧に行っていただき、やさしい人たちばかりでした。

 

UXデザインのプロセスでバリュープロポジションを創る体験を――

――今回のジョブトライアルでは、どのようなプログラムを用意していたのでしょうか?

寺田:主にサービスデザイングループの皆さんが参加しているPJTのmtgを見学することとtechtektの記事作成です。週に1回サービスデザイングループの定例mtgに参加し、mtg内で各グループのメンバーが翌週に参加するmtgをジョブトライアルメンバーに紹介いただいていました。その場で私たちが翌週見学したいmtgに決め、実際に参加していた形です。techtektの記事作成は、2週間に1回記事作成mtgを実施し、ジョブトライアルメンバー×西本さんで“どのような記事にするのか?”をサービスデザインのプロセスに則り、検討・制作を行いました。

 

西本:ジョブトライアルは月に8時間という制約があります。その限られた時間でどうすればジョブトライアルじゃないと出来ない体験を提供するか、迷いました。

ジョブトライアル サービスデザイン

「現場を見ることができる」、「実務でUXデザインが何となく体験できる」。この2つに絞り、かつ8時間に収めるにはどうしたらいいかを考え、興味のあるテーマのMTGに実際にお邪魔する、とUXデザインのプロセスでこの記事で訴求するバリュープロポジションを作る、という2つの活動に絞りました。

 

――ジョブトライアルに参加してどのような学びがありましたか?

寺田:キャリアの選択肢の広がりと今の仕事へのフィードバックを得ました。自分の持っているスキルは業務コンサル系のスキルや知識がメインですが、サービスデザイナーの仕事を真横で拝見してデザインプロセスの中で価値提供できそうな部分がわかってきたため今後はこういうキャリアもあるのかと思えました。

ジョブトライアル サービスデザイン主業務へのフィードバックという観点では、自身の仕事とサービスデザインの仕事の共通項が見えてきたことによりサービスデザイングループの仕事のプロセスを今の仕事の中で活用させていただいています。例えば、研修サービスの企画等で今回学んだプロジェクトマネジメント、ファシリテーションの手法を実践したことで以前と比べてプロジェクトの進みがスムーズになりました。顧客や社内の関係者と共創していくうえで、デザイナーの仕事の進め方が大変参考になるなと思いました。
加えて、ジョブトライアルのメンバーはもちろんPCAの方から別プロジェクトについてのご提案をもらったりと様々な関係を築けたことも嬉しかったことの一つです。


比嘉:印象深いエピソードは、「新規サービスの共通ルールブレストMTG」を見学させていただいた時のことです。

新規サービスサイトで想定されるコンテンツに適したFontサイズ・色・Leading・間隔のルール設定をブレストするMTGだったのですが、企画側でルールを作りこめば作りこむほど完璧にはなるものの、細かく設定してしまうと運営側が守らなくなる可能性が高くなる事を考慮したルール設定をしている点が印象深かったです。また、作りこんだルールが守られているかをチェックする手間や手法など、さまざまなジレンマがみえかくれする中で、どのように決めていくのか、が勉強になりました。Color schemeがまだ確立されていない中でのルール設定というデザイン工程とプロセスが見れた点も良かったです。

 

森田:ジョブトライアルを通じて“ユーザー視点“を学びました。サービスデザインはすべての意思決定において”ユーザー視点“を重視するお仕事です。現在私が携わっているお仕事では、代理店様やその先にいらっしゃる採用企業(法人顧客/クライアント)により良いサービスを提供するのか、を考えています。

そのため、法人目線でしか物事をとらえたことがなかった私にとって“ユーザー視点”という考え方は180度価値観を変えてくれました。また、今までとは全く違う角度から自分の仕事をとらえることで、今までは気づけなかった課題感も感じるようになりました。

 

――受け入れ側の西本さんは今回3名の皆さんに来ていただいて、何か学びにつながったことはありますか?

西本:この記事を作る際にジョブトライアル当事者(ユーザー)として「よかったこと(GAIN)とわるかったこと(PAIN)」を整理するワークをやりました。

代表的なGAINは「(1)キャリアを見つめ直す判断材料になる、(2)心理的安全性の中でノーリスクでチャレンジできる、(3)普段接することが出来ない部署と交流できる」でした。

PAINは「(1)時間・期間制約があり生煮え、(2)プロジェクトメンバーではないのでもう一歩踏み込めないもどかしさ、(3)やってみるまで当たり外れが分からない」などでした。受け入れ側としてジョブトライアル体験者のリアルを学べました。これらを踏まえて、次のジョブトライアルの体験を改善してゆきたいな、と思います。

 

――ジョブトライアルの経験を通じて、皆さんが今後チャレンジしたいことを教えてください。


寺田:継続してサービスデザイングループのみなさんとも関わりながら、現在の業務をサービスデザインの視点からアップデートしていくことにチャレンジしたいです。そして行く行くはサービスデザイナーとして働いてみたいと思いました。

比嘉:見学だけでなく、実際に業務に参加するジョブトライアルにも参加・チャレンジさせていただきたいです。

森田:ジョブトライアルを通じて学んだデザイン思考やサービスデザインについてもっと知識を深めていきたいと感じました。今回の体験では、恥ずかしながら本当に無知の状態で体験に臨んでしまったのですが、体験をしていく中でデザインの考え方や思考法の存在を知り、そしてそれらの面白さや難しさ、奥深さを知りました。サービスデザインの領域は、自分自身の知見や経験が深まれば深まるほど、新しい視点や考えを持てるお仕事だと感じています。今回の体験で学んだことを本業にはもちろんのこと、自分自身のキャリア形成にも役に立ていきたいです!

ジョブトライアル サービスデザイン――ジョブトライアル、おつかれさまでした!!!

※2022年3月現在の情報です。

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