
はじめまして。
新卒デザイナーとしてLP制作を初めて担当してから1ヶ月で感じたリアルな学びをまとめました。
これからデザインの世界に踏み出そうとしている学生や若手デザイナーの方の参考になれば嬉しいです。*1
案件開始から納品までの全体像
入社して最初の大きな挑戦。どこに未熟さがあり、なぜそう感じたか” を整理していくことで、自分の課題を体系的に理解できるようになりました。

初めてのLP制作で見えた「課題」
ロジック不足
当初は、用意されたワイヤーフレームをもとに形にすることに集中していましたが、実際には「なぜこのデザインなのか」という根拠が抜け落ちていました。
工数管理の難しさ
他の業務と並行しながら進める中で、工数管理の難しさも痛感。自分では時間をかけたと思っても、それは「考え抜く時間」ではなく「迷っている時間」だったことに気づきました。
先輩からのアドバイスを通じて、表面的な装飾ではなく、デザイナーとしての基礎力がいかに不足しているかを思い知る経験となりました。

今見返すと改善の余地が多く、当時の自分の課題がよく分かります。
プロの現場で学んだこと
エンジニアさんへの配慮
また、デザインを形にした後の「受け渡し(ハンドオフ)」の重要性も学びました。
単にデータを渡すのではなく、実装時の懸念点を先回りして払拭することや、アノテーションやコメントを丁寧に残すこと。「そこまで責任を持つのがプロの動きだよ」という先輩デザイナーからの助言は、私にとって大きな発見でした。デザインは「作って終わり」ではなく、チームで形にするものだという視点を得ることができました。
多様な視点を取り入れる価値
今回の制作で最も大きな財産となったのは、周囲からのフィードバック(FB)です。
実は学生時代、私の周りにはデザイナーを目指す友人が少なく、大学も美術系ではありませんでした。独学で進める中で「自分一人の視点」に限界を感じていた私は、学外のポートフォリオフィードバック会に積極的に参加したり、キャリアアドバイザーの方に頻繁に作品を見ていただいたりすることを繰り返してきました。
そこで学んだのは、「自分以外の視点を入れるたびに、作品が磨かれていく」という確信に近い気づきです。
その経験があったからこそ、今回の案件でも「自分一人で抱え込むのが一番のリスクだ」と考え、先輩デザイナーだけでなく、マーケティング担当の方など、異なる立場の方々から積極的にフィードバックをいただくよう意識しました。
先輩方は、単に「正解」を提示するだけでなく、なぜそうすべきかという根拠を丁寧に示してくれました。職種によって異なる視点の意見をいただくことは、多角的にユーザーのことを考えるきっかけになり、私の視野を大きく広げてくれました。

でもまだ寂しい印象ですし、ファーストビューやCTAの部分を工夫できますよね。

ファーストビューとCTAの部分が目立っていてとてもいい。

これからユーザーの反応を見ながら修正を重ねていきます!
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この経験から得た習慣と変化
この経験を糧に、今年はデザイナーとしての基礎力を底上げするため、以下の3つのサイクルを習慣化しています。
インプット習慣
デザイン書籍やトレンドの分析に加え、朝活として優れたサイトの1px単位のトレースを継続しています。「なぜこの余白なのか」を考え、AIなども活用しながら疑問を一つずつ解消する時間です。
アウトプットの工夫
学んだ知識を実務や個人制作で実際に使ってみること。手を動かすことでしか得られない感覚を大切にしています。
記録の習慣
デザイナーの本質的な業務に集中するため、日報作成には音声入力やAIを導入して効率化しています。浮いた時間で、ほぼ日手帳にその日の気づきや感情をアナログで記録し、自分の内面的な成長も大切にしています。
一年前の、不安だった私へ
この記事を書きながら、一年前の自分を思い出しています。 独学でデザインを学び、未経験でプロの世界に飛び込むことに、言葉では言い表せないほどの不安を感じていました。
今の私から当時の自分へ、そして入社を検討している学生の皆さんへ伝えたいのは、「心配しないで、一歩踏み出してみて」ということです。
「安心していいよ」と簡単には言えませんが、パーソルキャリアには、失敗を恐れず自分らしく挑戦し、それを支えてくれる環境があります。一年前、あんなに不安だった私は今、生き生きとデザイナーとしてはたらけています。
失敗しても大丈夫。私みたいになんとかやっていけます。 少しでも、一年前の私と同じような不安を抱えている方に、この記事が届きますように。

小川真帆 Ogawa Maho
テクノロジー統括部 クライアントプロダクトデザイン部 デザイン第1グループ UI/UXデザイナー
大学に通いながらデザインを独学で学び、2025年4月にパーソルキャリアへUI/UXデザイナーとして新卒入社。
*1:本記事で紹介しているラフ案・ワイヤーフレームは、自社サービス(doda等)の施策として制作したものであり、社内の公開承認を得て掲載しています。
