【番外編】転部してみてどうですか?UXリサーチャー 小林さん

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こんにちは! techtekt編集部です!

以前、グロースチームに入社した小林さんが、マーケター職からUXリサーチグループへ転部し、UXリサーチャーとして活動されています。今回はこの異動のきっかけと、お仕事の違いについて聞いてみました。キャリアパスを考えるきっかけとなったのは、当時所属していたチームの上司との会話だったようで――

※小林、および、写真掲載されている社員は退職していますが、本人の同意を得て掲載を継続しています。

小林さんのプロフィール

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前職ではBtoBのマーケティング支援をメイン業務とし、MAツールの運用構築、改善などデジタルマーケティングの領域に携わる。その他インサイドセールスのオペレーション、進捗管理なども担当。

2020年4月にパーソルキャリアに入社、サービス開発統括部 グロース部 マーケティンググループ(現:サービス企画統括部 サービス企画部 マーケティンググループ)にて従事、同年11月にUXデザイン部 UXリサーチグループへ転部。

―UXリサーチグループに異動した時期ときっかけは?

写真左:小林 写真右:当時のグロース部マネジャー荒川

写真左:小林 写真右:当時のグロース部マネジャー荒川

2020年4月に入社し、マーケティングやカスタマーサポート領域でサービスを横断で関わり成長させるグロース部へ配属、前職に引き続きマーケティングに携わる業務を行っていました。
その当時に担当していたプロジェクト内で、UXリサーチャーの皆さんのユーザーインタビューに同席させていただく機会がありました。
そこでインタビューでユーザーの声に直接耳を傾け、サイトを使っているときの様子を観察することで、データだけではわからなかった、ユーザーが何を考えてサイトを利用しているか、データに紐づく要因が理解でき「これは凄い!!」と素直に感じUXリサーチという分野に興味を持ちました。

そんな中、組織体制変更などのタイミングでマネジャー陣と自身のキャリアについて話す機会がありました。

お話の中で「マーケターもリサーチのスキルを習得すると強みとして市場価値が上がる」などのアドバイスからUXリサーチグループへの異動を提案いただき、今後不可欠な能力であるリサーチ能力を身につけたいと決意し、2020年11月より転部しました。
また、以前から定期的な雑談などで交流があるUXリサーチャーの皆さんとも相談し、歓迎いただいていたのも決め手のひとつです。 

―パーソルキャリアでマーケティングとUXリサーチ、両方経験してみた感想は?

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マーケティング、UXリサーチともに「ユーザーを理解する」という共通点はあると考えています。前職でのインサイドセールスの経験からも直接ユーザーの声を聞く事の大切さを感じていました。

また、「ユーザーを理解する」という共通点はある一方で、主に定性的な情報を扱うUXリサーチャー、定量的な情報を扱うマーケターと分かれますが、どちらも相互関係にあり、必要不可欠なものと考えています。
かつ、パーソルキャリアのUXリサーチグループは、プロジェクトの課題に応じて定性調査だけでなく、定量調査も行っているということを聞き、まさに今までやってきた定量情報の分析で新規サービスに貢献する事に加え、定性的なスキルも身につけられる環境だと感じました。

―異動後、イメージの変化はありましたか?

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リサーチグループのメンバーの皆さんの雰囲気については、異動前からもともとチーム内の雑談に参加させていただいていたり、業務でのコミュニケーションもあったのでそこまで大きなギャップはない印象です。

<良いギャップ>

  • 予想以上に自主性に任せてもらえる
  • 各メンバーのこれまでの経験も多様な背景から、様々な視点を持っている

<驚いたギャップ>

  • 雑談を中心としたコミュニケーションが多いチームですが、そのなかでも私以外のメンバーの皆さんがスイーツや甘いものの話題が多く洗脳されています(笑) 

―異動してからUXリサーチの業務を学ぶために行ったことを教えてください!

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完全にゼロからスタートなので現在も日々勉強中ですが、まずはリサーチチームメンバーから前もって教えていただいた参考記事や書籍、また自身でも「UXリサーチ」の名前がついた動画やウェビナーからインプットを行いました。
また、異動後には、UXリサーチグループ主催で行っているWebサービスやアプリの課題を調べるためのリサーチ手法の一つ、「ユーザビリティテスト」の勉強会に参加者側として入らせていただきOJTの形でインタビューの基礎を勉強しました。

【セルフユーザビリティテストについて】
当時、定量データを主に扱うデータサイエンティスト職の方が定性情報の理解を深めてスキルアップを図るため参加されたレポートもご紹介します。
自身と同じように、データを見るだけではわからない、ユーザーの行動や理由などを知りたい、と考えて参加していただいたとのことです。

自身で手を動かしてアウトプットしないと身にならない場合も多い為、メンバーと一緒に働きながら「技を盗む」ことも日々心掛けています。

―今後、パーソルキャリアでやりたいことを教えてください。

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まずはUXリサーチャーとしてのスキルを身につけ独力で業務を行えるようになること。
さらに、SQLを使った分析など定量情報のスキルも身に付け底上げを行い、定性情報と定量情報を掛け合わせながらリサーチの業務を行っていければと思います。

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小林 広祐 Kosuke Kobayashi

エンジニアリング統括部 UXデザイン部 UXリサーチグループ ディレクター

現在は退職。

 

※2021年6月現在の情報です。