パーソルキャリアの本棚/『他者と働く――「わかりあえなさ」から始める組織論』

こんにちは! techtekt編集部です!

パーソルキャリアのエンジニアが読んでいる本を紹介する、「パーソルキャリアの本棚」。naomineさんが読んでいる『他者と働く――「わかりあえなさ」から始める組織論』について語ってくれました!

※naomineは退職していますが、本人の同意を得て掲載を継続しています。

naomine

naomineさんのプロフィール

2019年12月入社。入社後は単発の技術支援や会社の課題把握などをしながら、社内の企画モノや産学連携のプロジェクトを今後始める予定。妻と娘の3人家族。副業で、福祉事業者向けの業務支援ソフトウェアをSaaS形式で販売している。

―今、どんな本を読んでいますか?

『他者と働く――「わかりあえなさ」から始める組織論』(NewsPicksパブリッシング)です。

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―紹介文

組織で起こる問題は、技術に起因する「技術的問題」と人間に起因する「適応課題」に分けられます。前者は比較的簡単に解決可能ですが、後者は放置される傾向にあるといいます。その「適応課題」を解決するためには、「対話」が必要になる――といった内容です。

―なぜこの本を読んでいるのか教えて下さい

私は学生時代からプログラミングをしていて、純粋にその仕事が好きだったために、ビジネス担当やカスタマーと直接関わる機会は多くはありませんでした。ただ、前職でサポートの現場を経験した際に、他者との関わりに興味を持つようになりました。そんな時に、八重洲ブックセンターの平積みにこの本があり、購入したという次第です。

―この本から得たことを、今後どのように活かそうと思いますか?

この本に出会ってから、組織で起きている様々な課題のほとんどは、根本に「適応課題」が存在していることに気づきました。また、自分を含めて多くの人は、無意識に適応課題を回避するほうへ思考を誘導していることにも気づきました。適応課題を事前に発見できれば、問題の本質に取り組むことができるようになるのかもしれないと思いました。

―おすすめ度を教えて下さい!

おすすめ度は★★★★★です。
会社やコミュニティで他者と働く可能性がある人には有用かと思います。

ありがとうございました!

naomine

naomineさんのプロフィール

テクノロジー本部 デジタルテクノロジー統括部 データ&テクノロジーソリューション部 エンジニアリンググループ リードエンジニア

現在は退職。

※2020年2月現在の情報です。