パーソルキャリアの本棚/Design Sprintのおすすめ書籍

こんにちは! techtekt編集部です!

書籍購入制度を使ってエンジニアが読んでいる本を紹介する「パーソルキャリアの本棚」。第一回を飾ってくれたのは、デジタルテクノロジー統括部でリードエンジニア兼プロジェクトマネジャーを務めるyuichi.taguchi。今回はDesign Sprintに関する書籍を2冊教えてくれましたよ!

yuichi.taguchiさんのプロフィール

開発案件のプロジェクトマネジャーを担当。所属部署では「はたらく」にまつわる社会課題について解決を図るべく、音声認識や機械学習など先端技術を活かしたプロダクトを開発しており、「全社初」な取り組みが多く不測の事態も起きがち。それらを事前に察知しながら、スコープ・期間・費用を守りつつプロジェクトを進めていく、やりがいをもって担当している。
休日は一眼レフを片手に子供たちと一緒に外出するのが楽しみ。空港が好きでフライトがなくても意外と色々楽しんでいる様子。

―今、どんな本を読んでいますか?

そうですね……仕事柄、プロジェクトマネジメントに関する本が多いです。
最近はスプリントに注目していますので、2冊ご紹介させていただきます。
「SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法」(ダイヤモンド社)
「デザインスプリント――プロダクトを成功に導く短期集中実践ガイド」(オライリー・ジャパン)

―紹介文

Google社で生まれた、「たったの5日間で、目標設定からプロトタイプ開発に加えてユーザテストまで実施してしまう方法」が紹介されています。Design Sprintは、スプリントの発展形という位置づけでしょうか。
プロダクト開発のスピードが劇的に向上することはもちろん、そのコンセプトが万が一上手くいかなかった場合であっても、時間と費用を浪費しないで済むのがいいですね。何といっても5日間ですし。意思決定、業務フロー設計、チーム作り、ファシリテーション、ユーザ調査法など色々詰まっているので、多分読むだけでやってみたくなると思います。

―なぜこの本を読んでいるのか教えて下さい

プロジェクトマネジャーとしての幅を広げるために読んでいます。
開発というとウォーターフォールやアジャイルが有名ですけれども、案件の性質、採用技術、メンバーによって開発手法も使い分けていく必要が今後出てくると想定されるためです。私の所属する部門では開発に使われる技術だけではなく、開発の手法そのものについても研究、実践しよう!という風土がありますので、積極的に新しい手法を取り入れていきたいですね。

―この本から得たことを、今後どのように活かそうと思いますか?

はい、そこが一番大事ですよね。
実際の案件で取り入れることはもちろん、スプリントに限らず開発手法を色々試してデータやノウハウを蓄積すること、自分たちで開発手法を作り上げることにも挑戦していきたいと考えています。「この案件をこの方法で進めたらどうなるんだろう?」と、想像するだけでもワクワクします。

―おすすめ度を教えて下さい!

恐れ入ります、私の評価でよろしければ……

「SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法」(ダイヤモンド社)
★★★★★です。スプリントの思想が詰まった珠玉の1冊なのでは。開発手法でお悩みの方はぜひ!

「デザインスプリント――プロダクトを成功に導く短期集中実践ガイド」(オライリー・ジャパン)
★★★★です。様々なグループによるベストプラクティスは実践する際の参考になると思います。写真でイメージが湧くのもいいですね。

ありがとうございました!

yuichi.taguchiさんのプロフィール

テクノロジー本部 デジタルテクノロジー統括部 データ&テクノロジー ソリューション部 エンジニアリンググループ リードエンジニア

※2020年1月現在の情報です。