自己紹介
こんにちは。アドベントカレンダー 1日目の記事を担当する岡本と申します。
カスタマープロダクト本部 プロダクト開発統括部 dodaグロース開発部に所属し、開発マネジャーとして dodaサイト領域を担当しています。
職務経歴としては、印刷会社で基幹システムや業務システムの開発業務を経て、ネット印刷専門通販サイトの立ち上げからシステム開発および事業全般に携わりました。現在はパーソルキャリアにて dodaサイトの開発に従事し、プロダクトがチームとともに成長していくことに、喜びや楽しみを感じています。
チームでのプロダクト開発っていいよね
タイトルにも記載した「チームでのプロダクト開発っていいよね」ですが、わたしの過去の体験や、いま現在も感じているものです。
事業の戦略、それぞれの能力、考えや思惑、いろいろなものが交錯し重なりあって1つのプロダクトができていく様って素敵だと思いませんか?
さまざまなバックボーンや個性、特徴を持つ人達が関わっていきながら成長や進化し続けるプロダクト、その組織づくりに携われことがとても充実しています。 先日、dodaの開発チームが賞に選出される出来事がありました。チームの活躍は無邪気に喜んでしまいますよね。
![FindyTeam+Award2024 受賞スピーチの様子](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/naohiro_okamoto/20241125/20241125085615.png)
初日の記事では、組織を支えるうえで大切にしていることをお話しします。
また、今後登場していく魅力的なキャラクターにご期待いただきたいので、きっとこんな記事が書かれるんだろうな、ということを少しだけ触れていきます。
後続で記載される方へのプレッシャーとなりませんように。
対話と心理的安全性
私が所属するグロース開発部では、dodaにおけるサイト内の機能役割に応じてディレクター・エンジニアで混成された開発チームを組成しています。チーム内では新機能や機能改善に関する議論を顔を突き合わせて会話する機会もあれば、和気あいあいと雑談も交えながら会話するなどそれぞれが密に連携しながら推進しています。 ロジカルな根拠となる数字を交えて、対話の機会を重要視しながら、プロダクト開発を進めています。
開発チームの多くは、スクラム型の開発フレームワークを利用しながらインセプションデッキを作成しチームとしての目線合わせをしています。デイリースクラムや週次のスクラムイベントを通じて対話をおこないながら、開発の優先順位をチーム内で意思を持って決めています。
チームビルディングの具体的な手法は割愛しますが、チームメンバーが変わるタイミングでチームビルディングをおこないます。定期的にインセプションデッキで立ち位置を確認しながら意見を言いやすい関係性を構築していきます。
心理的安全性が保たれることで、それぞれの意思を表示しやすい環境づくりを目指しています。
チャレンジを称賛する風土
組織としては、チャレンジを応援し称賛する風土があります。 プロジェクトはときに失敗することがあります。どんな結果でも、しっかりと振り返りを行い次のトライにつなげてもらいます。成功も失敗も次の糧にできるので、また次のチャレンジできる文化があるのは、チャレンジする側にとってはメリットになっています。やりたい、チャレンジしたい、という人に対してチャレンジを後押ししてくれるのは強みと言えるでしょう。
例えば、所属組織メンバーが先日登壇した資料の中でも語られています。
【登壇資料公開】JJUG CCC 2024 Fall「大規模サイトのリビルド現場から:成功と失敗のリアルな教訓」
リスクを減らして確実に一歩一歩前進していった話であったり、リビルド後にモダンになってこれだけ良いことがあった(登壇資料より引用)
心理的負担の大きなプロジェクトも組織やチームで心理的安全性が担保されていれば、チャレンジしやすい環境が整います。そのためにも、誰もが安心して発言や行動できる職場環境づくりを推進しています。
このあとのアドベントカレンダー記事の中でも登場する予定ですが、技術やプロセスにおいて多くのチャレンジを続けています。私はエンジニアリング組織のマネジャーということもあり、組織における持続的な開発を支える技術的なチャレンジのものをいくつかご紹介します。
ここではキーフレーズを中心に紹介していきますので、内容についてはこのあと登場する魅力的なキャラクターの記事にて詳細をぜひご確認ください。
■ 日々の効率化やサイクル改善
- GitHubActions利用した各種自動化
- ナレッジマネジメントによる探す手間・ムダの削減
■ 開発チーム、品質、生産性
- スクラム開発やVSM、FourKeysによるパフォーマンス改善
- システム構造の変革推進やApache Kafkaの利用・運用
- QA体制
列記できるものだけ記述しましたが(これ以外にも技術や日常などさまざまな記事が登場すると聞いています)、機能開発と並走しながら上記のようなこともチャレンジとして推進しています。この記事ではキーフレーズのみ紹介しました。
施策を進める魅力的な仲間とともに険しい山や谷を超えてチャレンジできる文化やプロダクト開発できる姿を想像すると、タイトルのような「チームでのプロダクト開発っていいよね!」と感じる瞬間が訪れます。
結局わたしが愉(たの)しんでいるのかもしれない
パーソルキャリアの価値観として、「“はたらく課題”と“ビジネス”をつなげてとらえ、自分ゴトとしてその解決プロセスを楽しむ」を持っています。そのなかで大切にする3つの価値観があります。
- 外向き:目の前にいるお客さま、世の中が直面する課題や変化にいつも目を向ける。
- 自分ゴト化:自らの意志を持ち、自分ならどうしたいか常に自問自答する。
- 成長マインド:前向きにフィードバックを取り入れ、学び続けることで今の自分を広げていく。
ここまで紹介してきたようなチームでのプロダクト開発やチャレンジも、パーソルキャリアという企業の掲げる価値観に近いような気がします。まだまだ道半ばではありますが、無意識的にハマっているようです。 わたし自身が今も、これからも愉しめているのだとあらためて認識しました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
明日からのアドベントカレンダー記事もぜひご期待ください!
岡本 直大 Naohiro Okamoto
プロダクト開発統括部 グロース開発部 dodaサイト開発グループ マネジャー
新卒で印刷会社に入社。基幹システム開発やコンサルタントを経て、ネット印刷サービスのプロダクト開発、マネジメント、マーケティング、バックオフィス業務に従事。2021年にパーソルキャリアに中途入社。dodaサイト開発チームのスクラムマスターとして参画。現在は、dodaサイトのグロース開発を担当。
※2024年12月現在の情報です。