こんにちは! techtekt編集部です!
パーソルキャリアの社員が読んでいる本を紹介する「パーソルキャリアの本棚」。2023年1月に入社された佐藤さんが読んでいるのは「測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?」――ぜひご覧ください。
―今、どんな本を読んでいますか?
『測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』(みすず書房)です。
―紹介文
人は測定する対象を選択すること、対象を測定すること、そして、結果を評価することが苦手である。苦手であるにも関わらず、測定と改善を求められる背景について記述されています。また、手段である測定がいつの間にか目的となってしまう場合や、利得のために測定の意図や目的が捻じ曲げられる可能性などが説明されています。
―なぜこの本を読んでいるのか教えて下さい
測定された結果の評価や結論に、これまで疑問を感じることが多々ありました。例えば、インターネットで提供されるサービスを利用するユーザの行動履歴を分析する場合に、直感的に評価と利用実態に乖離があると感じても、その違和感をうまく言語化できませんでした。言語化する一助になればと思い、本書を手に取りました。
―この本から得たことを、今後どのように活かそうと思いますか?
測定前の対象や指標の選定、測定結果の評価は、目的や意図に沿っているかどうか検証が必要だと感じました。また、後続の業務のデータ分析にも影響が及ぶことを考えると、測定は想定以上に難しい作業ということが分かりました。
―おすすめ度を教えて下さい!
4点 ★★★★
興味があれば、評価する側とされる側ともに一読してみるのをお勧めします。200ページもないので、一日で読み終えることができると思います。
ありがとうございました!
佐藤 尚孝さんのプロフィール
doda_X事業開発本部 プロダクト統括部 プロダクト開発部 doda_X・doda_Maps開発グループ シニアコンサルタント
※2023年2月現在の情報です。