パーソルキャリアのエンジニアリング組織 “テクノロジー本部”の2022年を振り返る - 後編 -

パーソルキャリアのエンジニアリング組織 “テクノロジー本部”の2022年を振り返る - 後編 -みなさん、こんにちは。techtekt編集部です。
さて、昨日は振り返り前編ということで、1~6月を振り返ってみました。

後編は7月~12月までを振り返ります。下半期も新しいチャレンジが盛りだくさんです。それではいってみましょう!

※前回に続きますが、取り上げきれないステキな記事がほかにもたくさんあるので、ぜひご覧ください(昨日ぶり2回目)

 

後編スタート!

7月

dodaの新編集長として、弊社執行役員である大浦が再就任をした7月。テクノロジー本部でも新しい取り組みがスタートしました。エンジニア、デザイン、データなどの採用情報ページを内製開発で新たに立ち上げ、これまでよりも仔細に情報の整理をして、求人を掲載しています。嬉しいことに以前よりも多くご応募いただく機会が増え、パーソルキャリアを広く知っていただくきっかけとなりました。

また、そのほかには法人顧客への価値提供をITで支える、ITコンサルタントのインタビューや「若年層の雇用課題」をデータやテクノロジーで解決するデータビジネス、データアナリストのインタビューなどは注目された記事となりました。

そして、なんといっても7月大きな反響を呼んだのは、行動経済学者でもありパーソルキャリアのデータアナリストでもある三浦による「プログラマーのための行動経済学」。プログラマーとしても共感いただいたことはさることながら、ふとした自分の行動について、研究結果をベースに語られており、多くの方にご覧いただきました!

 

8月

さて、8月はなんといっても500投稿記念からスタートした忘れられない月となりました。手探りの中で進めてきた採用/技術広報の役割でしたが、パーソルキャリアのエンジニア、デザインメンバーの多くの協力あって実現できたと思いますので、次の1000投稿に向けて頑張ります💪

また、画像処理技術の活用プロジェクトは、まさにテクノロジードリブンでビジネスとつながった事例として、社内外から多くの反響をいただきました。パーソルキャリアの内製開発エンジニア同士の対談では、基幹系システムエンジニアとdodaサイト開発のエンジニアの交流を通じて、よりプロジェクトが前進していくイメージがわいてきたことを覚えています。

そしてBSI社にご協力をいただき「最適なデータマネジメントを考える」をテーマに特別インタビューを実施しました。注目度の高いデータガバナンス・マネジメント領域ですので、私たちもここでしっかり学びにつなげることができました!

 

9月

年度単位でいうと、上期が終わる9月にはサービス開発部の22新卒だけで新規サービスを企画から開発までやってみたお話を、豪華2本立てて寄稿いただきました🎉学び編と技術編、それぞれにしっかりと軌跡が詰め込まれているステキな記事です。

またdodaのエージェントサービス(事業)に資するIT部門、プロセス&システムデザイン部が共通ポリシーを制定した記事も公開しました。このカルチャーを言語化するにあたって、暗黙知的になっていた文化やメンバーそれぞれが言葉にすることで理解を深めるために、組織づくりの上でとても大切なことだということを学びました!

そして最後は、バイタルデータプロジェクト。ウェアラブル端末を使って取得した脈拍や睡眠、移動距離などの「バイタルデータ」からストレスを計測することにチャレンジし、多くの気づきを得られたといいます。取材中、その専門知識の豊富さに終始感嘆の声があがっていました(笑)。

 

10月

期の変わり目である10月は、パーソルキャリア初の海外開発拠点「PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAM」が設立された記念として記事を公開しました🎉続編も12月に出していますが、すでに現地メンバーも一員として主体的に携わっており、さらにパワーアップされることが期待されます。

また、22新卒データサイエンティストである安藤が、推薦システムに関する国際学会をオンライン視聴し、その参加レポートも話題となりました。ただ参加するのではなく、その後学習を通して、より一段学びを深める姿勢には私を含めて多くのメンバーが刺激になったのではないでしょうか。

doda転職フェアオンラインの取材では、職種間を超えた巧みな連携についてとても勉強になりました。

7月にローンチされたパーソルキャリアの新しい副業・フリーランス人材のマッチングプラットフォーム「Hipro Direct」の開発秘話も記事にしました。法整備なども含めてまだ未成熟な市場だからこそ、先を見据えた開発を誰もが主体的に取り組む――プロジェクトオールでの強さを見せていただいた気がしています。

 

11月

FIFAワールドカップカタール大会で、日本代表選手の活躍に歓喜し、涙し、寝不足が続いた方も多かったのではないでしょうか(笑)そんな興奮冷めやらぬ11月は、DI&Eのための行動経済学をテーマにインタビューを実施。アンコンシャス・バイアスについて、もう一段理解を深めるきっかけとなり、またこの記事も多くの反響をいただきました。

また、「みんなで学ぼう Google Cloud ~オンライン体験プログラム~第 2 弾」に参加が決まり、メンバーからたくさんの意気込みをもらいました💪12月のアドベントカレンダー内でも続編として参加レポートを書いてくれたメンバーもおり、しっかりと学びにつながった様子でした。

dodaサイトの開発を担うシニアエンジニアは「KVS with Debezium導入」に挑戦し、うまくいったことも、行かなかったこともそのプロセスを知見の一つとして共有してくれました。

プロセス&システムデザイン部の共通ポリシー第2弾として、オンボーディングに活用した事例を取材しました。そこにはしっかりと今回の共通ポリシーが所属メンバーの判断の拠り所となるような、仕組みが検討されている素晴らしい事例でした。

 

12月

さて、1年の締めくくりは、昨年に引き続き、アドベントカレンダーを実施。今年も個性があふれ出るほどの数多くの記事に、編集部一同、大いに楽しんだ25日間でした。昨年に続き、ヘッダー画像はパーソルキャリア UXデザイナーの松屋が「作っておきました~🎉」とさらっと提供してくださいました(感涙)どの記事も必見です😎

それ以外の記事では、パーソルキャリアで導入された仮想オフィス「oVice」の導入秘話や、キャリア教育の一環として高校生の探究学習を支援するオンライン講義の模様などを記事にしました。

oViceについてはこれからの「はたらく」を模索する取り組みとして、オンライン講義については社会的に意義のある取り組みとして、どちらの記事も社内外に多くの注目をいただきました。

また、PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAMの続編記事では、立ち上げの苦労や実際の現地での採用や組織作りについて深く話を聞きました。そこにはパーソルキャリアの一員としてのびのびとパフォーマンスを発揮してほしいという想いがありました。

パーソルHDとパーソルキャリアのセキュリティ部門による特別座談会として、巧妙化するサイバー攻撃をテーマにパーソルグループ全体での考え方、取り組みを教えていただきました。基本に忠実にセキュリティ対策を行うことはもちろん、この先の事業やサービスの拡張に合わせてセキュリティ課題に取り組んでいきたいという皆さんの決意を感じた取材でした。

最後は、dodaエージェントサービスに資するIT部門、プロセス&システム部のエンジニア出身者に聞く、今の仕事の醍醐味について話を聞きました。顧客に寄り添って本質的な解決や開発後の運用までしっかりと向き合っている様子が伝わってきました。


2022年を終えて

今年も走りぬけた1年間でした。techtektは嬉しいことに年々知っていただく機会が増え、サイト来訪者数も180%超の成長で増えています。これは間違いなく、パーソルキャリアのエンジニア、デザイン、データにまつわるメンバーが技術発信に対して、強固な協力体制を築いてくださったおかげだと思います。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

また今年はtechtektだけではなく、外部のイベントやメディアへの露出も増えました。「キャリアオーナーシップを育む社会の実現」に向けて、テクノロジー本部に限らずパーソルキャリア全体としての考えや取り組みが着々と伝わっていくことを前向きに捉えています。

一方で、過去から引き継いでいる課題、新しく表出した課題・今後を見据えて検討しなければいけないIssue、変わりゆく市場、など私たちを取り巻く環境は、決してイイコトばかりではありません。

それらと一つずつ向き合いながら、私たち自身が楽しんで解決していく――そんなカルチャーがパーソルキャリアにはあると思います。ぜひ一緒に楽しみながら2023年もよい年にしていきましょう。

 

それでは、皆さん、来年のtechtektもお楽しみに~🎉よいお年を~🎉🎉🎉

 

※2022年12月現在の情報です。