採用には「動画」が効く！その魅力と制作の裏側を紹介

こんにちは！デザイン推進統括部ブランドデザイングループです。

わたしたちは、dodaをご利用いただいている法人企業の採用ブランディングに関わるさまざまなクリエイティブを制作しています。

その中でも、最近ニーズが増えているのが「動画」です。

あるアンケートでは、採用動画の視聴によって6割以上の就職活動経験者の志望度が上昇したというデータも。

今回は、そんな採用領域の動画を作っている私たちの業務と、採用動画について詳しく紹介します！

目的によってさまざま！「採用動画」のジャンル
動画制作デザイナーに話を聞いてみた
- 動画づくりの面白さって？
- HR業界で動画に関わる魅力は？

目的によってさまざま！「採用動画」のジャンル

私たちの業務の説明の前に、まずは採用動画についてお伝えします。採用にまつわる動画といっても、目的や用途によって、いくつかジャンルがあります。

インフォグラフィックス動画

いま注目されている動画コンテンツのひとつです。

数値やデータなどの複雑な情報を図表やイラストを使って伝えるので、

視聴者の印象にも残りやすい点が特徴です。

■目的■

・企業のデータや事業内容、特徴をわかりやすく伝える

・会社に興味を持ってもらう「きっかけ」となる

■メリット■

・複雑な情報をわかりやすく伝えられる

・情報提供の品質が属人化せず、一定に保てる

■デメリット■

・簡潔に伝えられるが、長尺には不向き

・伝える情報が多すぎると、かえって伝わりにくくなる

■制作上のこだわりポイント■

とにかくユーザーを最後まで飽きさせないことが大事！

テンポはもちろん細かな動きのディティールまでこだわっています。

インフォグラフィックス動画の制作画面。Adobe After Effectsを使用しています。

インタビュー動画

その企業で働いている社員のリアルな言葉を通じて、

“体温”を届けられるのがインタビュー動画のメリットです。

■目的■

・企業や働く人の雰囲気を伝える

・その企業で働くイメージを持ってもらう、入社後のミスマッチを防ぐ

■メリット■

・テキストではわかりにくい現場感や熱量を伝えられる

■デメリット■

・出演者が不慣れだと、堅くなってしまったり、不自然になってしまうことも

・現場の空気づくりやディレクション力が問われる

■制作上のこだわりポイント■

料理と同じで、撮影した素材も、“生”のままでは提供できません。

構成のテンポの良さ、声の聞き取りやすさ、テロップの読みやすさ、

カラー調整、BGMの選定など、細かなところに気を配り、

素材の魅力をさらに引き出します。

▼「まいにちdoda TV」のインタビューコンテンツもデザイナーチームで内製しています

mainichi.doda.jp

プロモーションムービー

その企業が大事にしている価値観や想い、メッセージを、

映像表現に落とし込み印象的に伝えます。

企業のブランディングにおける“顔”のような役割を担う、重要なコンテンツです。

■目的■

・企業ブランディング、認知度を高める

・企業理念や世界観、ブランドメッセージを印象的に伝える

■メリット■

・インパクトある映像表現やストーリーを通じて、興味を喚起することができる

・抽象的なメッセージや内容を伝えやすい

■デメリット■

・抽象度が高い場合、メッセージがよくわからない雰囲気だけの映像になってしまうことも
・企画やコンセプトを練るため、費用や時間がかかってしまう

■制作上のこだわりポイント■

企業の理念や事業の意義を理解したうえで、どんな映像であればその意図が視聴者に伝わるのか。

メッセージが受け手に深く刻み込まれるように、ストーリーや映像全体の雰囲気に気を配ります。

プロモーションムービーの絵コンテ。企業の想いが伝わるよう、ディレクターとともにストーリーや絵を練っていきます。

動画制作デザイナーに話を聞いてみた

グラフィックデザイナーから動画制作にチャレンジしたメンバーに、話を聞いてみました。

動画づくりの面白さって？

・静止しているデザインやグラフィックにモーションをつけることで命を吹き込めるところに面白さを感じています！（漫画がアニメになったときの感動に似ている気がします）。

・静止画では表現できない時間の経過（動き）を表現できるので、どのようなアニメーションを付けるか、どのような間をとるかなど、静止画に比べ表現できる幅が格段に広がりました。