君はその前髪を掴むのか!? #techtekt Advent Calendar 2022

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アドベントカレンダー11日目🎄を担当いたします、パーソルキャリアでUXリサーチャーをしています早野です。

ちょっと不思議なタイトルから始まりましたが、今回の記事は知人と会話している時に知ったあることから、自分のこれまでを振り返り「確かにな」と思った経験から書いています。

これを読まれた方のこれからのキャリア、もっと大きく言えば人生のヒントになることがあれば幸いです。

「運」は勝手に転がり込んでくるものなのか？

「自分は運が良かっただけだよ」

こんなセリフ、きっと人生で1度くらいは言ったことがあるのではないかと思います。

この「運」ですが、何もせず毎日ゴロゴロと寝て過ごしていても掴めるものでしょうか。
日が昇ったら目を覚まし、身支度をし、じっと日が落ちるまで縁側に座っている人が、突然宝くじで億万長者になることはあるのでしょうか？

「否！！！！」です。

当然のことながら、宝くじを買っていない（手に入れていない）人は、宝くじによって億万長者になるという可能性を持っていないのです。

つまり、何が言いたいかというと。

「運が良かった」と思える結果を手に入れたのは、その運を手に入れるための行動をしたからということです。

言い換えると、「運を掴み取る」ための行動をしないと、運を手に入れることはできないのです。

「運も実力のうち」とはよく言ったものだなと。掴み取るための行動をする必要があることを暗に言っているわけですからね。

チャンスの神様には前髪しかない！？？

先ほどから「掴み取る」を連呼している私ですが、みなさまギリシャ神話にいます「チャンスの神様」の存在はご存知でしょうか。

（アドベントのタイミングにギリシャ神話の神様の話を出してくることをどうぞお許しください🙏）

画像はwikimediaよりお借りしております。

こちらチャンスの神様と言われるカイロスの画像なのですが、よくみていただくとお分かりになりますように前髪しかありません。（サイドから襟足にかけてめっちゃモジャモジャしてるじゃんって声が聞こえるような聞こえないような…）

そのため、カイロスが後ろを向いてしまうと髪を掴むことはできません。
勘の良い方はもう何が言いたいかお分かりかと思いますが…

自分の前にチャンス（カイロス）が来た時に掴まないとチャンスは掴めないのです。

今、あなたの前にカイロスの前髪…来ていませんか？？？

とりあえず掴んじゃおう！

新しいことや知らないことに挑戦したいとうっすら思っている時、常識やしがらみや思い込みがそれを阻むことがあると思います。

「はたらく」に関しても、転職や異動、フリーへの転向などを考えた時、その一歩を踏み出すのはいろいろなものを乗り越えていかないといけず、めちゃくちゃ勇気と覚悟が必要だったりもします。

私自身も、悩みながらさまざま職を転々としてきました。
世間一般の「転職の常識」では、転職なんてほぼ不可能でもう「詰んでる」と言われてもおかしくないようなものです。

ですが、パーソルキャリアに転職し、はたらく中でUXリサーチャーという仕事を知り、キャリアチャレンジ制度を利用し晴れてUXリサーチャーとしてのキャリアを歩み始めることができています。
そのことを「運が良かっただけだよ。」と知人に言った時に、「違うよ。それは行動に起こしたからだよ。」と言われ、この前髪ストーリーを話してくれたのです。

「こんな経歴じゃ」「経験なんてないし」「歳も歳だしな」「常識的に考えて無理じゃ」「失敗とかしたくないし」そういう雑音が自分の内外から聞こえてくるものですが、今はなんと言っても多様性の時代。
色んな生き方を尊重しようという時代になっているので、人生の多くを費やす「はたらく」にぜひ「多様性」を取り入れて、自分の中の常識を打ち壊していってほしいと思います。

つまり、何が言いたいかと言いますと「カイロスの前髪きてるっぽい！って思ったら掴んでみよう！」ということです。

一歩踏み出すと、必要なこと、困りごと、悩みごとなどが見えてきます。
だから、それらに対して対応をしていくことができますし、必要な助けを得ることもできます。

仮に、望んでいたような形の結果がその時には得られなかったとしても、「掴んだ」という事実からもう新しい道は開かれているものなんです…