techtekt アドベントカレンダー2021 7日目です🎄✨
こんにちは。
エンジニアリング統括部 UXデザインチームのUXデザイナー松屋です。
今回は、私が現在取り組んでいる「Google UXデザイン検定(Google UX Design Certificate)」について、その内容をご紹介したいと思います。
※本記事は、会社の活動とは別に、業務時間外で研鑽の一環として個人で取り組んだものです。
Google UXデザイン検定とは
Google UXデザイン検定は、Courseraが提供しているオンライン講座です。
Googleのエキスパートたちが教鞭をとり、初心者がエントリーレベルまで到達できるようカリキュラムが構成されています。
全7コースで構成されており、1コースごとに修了証がもらえます。
ひとつのコースは3〜4つの小単元(WEEK)で構成されており、大体1ヶ月で完了するボリュームになっています。(私はコース4まで6ヶ月かかりました…)
企画作成、リサーチの実施、デザイン作成などの課題提出があるため、それなりの時間を要します。
Google UXデザイン検定(Google UX Design Certificate)
- ユーザーエクスペリエンス(UX)デザインの基礎
Foundations of User Experience (UX) Design- UXデザインプロセスの開始。共感する、定義する、アイデアを出す
Start the UX Design Process: Empathize, Define, and Ideate- ワイヤーフレームとローフィデリティ・プロトタイプの作成
Build Wireframes and Low-Fidelity Prototypes- UXリサーチの実施と初期コンセプトのテスト
Conduct UX Research and Test Early Concepts- Figmaでハイフィデリティ・デザインとプロトタイプを作成する
Create High-Fidelity Designs and Prototypes in Figma- Adobe XDでレスポンシブWebデザイン
Responsive Web Design in Adobe XD- 社会貢献のためのユーザー・エクスペリエンス・デザインと就職準備
Design a User Experience for Social Good & Prepare for Jobs
全7コースは一貫したテーマ(ポートフォリオに載せられるUXデザイン作成)を持っており、修了することで成果物が手元に残るようになっています。
途中のコースだけ受けることも可能ですが、それ以前のコースで身につけた知識と作成した成果物がないと修了することは難しいです。(テストで事前チェックされます)
受講した理由
パーソルキャリアに入社後、サービスデザイン領域やリサーチ施策に関わる機会が増え、UXデザインと隣接領域との関係性についてもう少し知っておきたいという思いが強くなりました。
「Google UXデザイン検定」はUXデザイン基礎を包括的に学べるので、自分のスキルのおさらいになったり、それぞれのUX分野の立ち位置や関連性もわかりやすいです。
学習の進め方
では、私の学習の進め方をご紹介します。
Courseraの画面は、左にカリキュラムリスト、右にその内容が表示されます。
解説動画と解説テキストのセットが基本形式です。他にテキストのみの教材や、Google社員のインタビューなどもあります。(当然ながら、全編英語です)
STEP 1 DeepL翻訳で解説テキストを翻訳
解説テキストをコピペして翻訳します。綺麗な英語なので大体意味の通る日本語になります。
STEP 2 Notionにまとめる
日本語訳をNotionにコピペします。
この作業を繰り返してNotion上に日本語訳の教科書を作っています。検索できるのが地味に助かる。
Notionで画像も配布資料も一括管理してます。
テストがある
オンライン講座のため、生徒の理解を確認するためのテストが頻繁に入ります。
解説動画内の小テスト、ある程度進んだところでの練習問題、コースまたはウィークの終わりにある章末テスト…特に章末テストは80点以上を取らないと不合格、再チャレンジまで8時間のインターバルが発生します。地味にタイムロスなので、きちんと勉強して挑みましょう。
おすすめTips
Notionの活用
Notionはファイルの階層化も簡単で、オンラインでの板書に向いています。画像もデータファイルも無制限で貼れるから超便利!
Google UXデザイン検定を機にEvernoteから引っ越しました。
用語は「日本語(英語)」でメモする
DeepL翻訳は非常に優秀ですが、UX関連の専門用語がきれいに翻訳されなかったり、ニュアンスが掴みづらいときがあります。
日本語訳だけ記録すると見返したとき意味が取れなくなる場合があるので、用語は"調査の計画(Plan the study)"といったように「日本語(英語)」で残すのがおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
提出物はちょっと大変だけど、とても面白い講座です。
Google UXデザイン検定に興味がある方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
次回のアドベントカレンダーは西澤さんの “エンジニアに筋トレが及ぼす作用” です。
明日もお楽しみに!
松屋 有紀さんのプロフィール
エンジニアリング統括部 UXデザイン部 デザイン第1グループ リードデザイナー
※2021年12月現在の情報です。