チームでプロダクトの成長を目指せることに携わる醍醐味がある――PdMがiXを選ぶワケ

“キャリアを戦略的に築くこと” を目指す方々のパートナーとして、さまざまな情報と選択肢を提供することを目指す、ハイクラス層向け転職支援プラットフォーム、「iX(アイエックス)」。そのプロダクト企画を担う組織に、昨年2名のディレクターがジョインしました。

2人がパーソルキャリア、そして「iX」を選んだわけとは。そしてグロースフェーズのサービスにおいてPdMに求められる役割と、その仕事の醍醐味とは――iXプロダクト企画グループの飛岡、村岡と、上長であるiXプロダクト企画部 ゼネラルマネジャーの中西に話をききました。

※撮影時のみマスクを外しています。

 

サービスのグロースフェーズにおける重要な課題は、“顧客体験の変革”

 

――初めに「iX」のサービス概要と企画・開発体制からご説明いただけますか。

 

中西:「iX」は2年半前に立ち上げられた、ハイクラス層向けの転職支援プラットフォームです。 希少性の高いハイクラス求人をご紹介する「ハイクラス転職サービス ”iX 転職”」 や、キャリアを考えるための情報と場をご提供する「メディア&コミュニティ “iX キャリアコンパス”」 など、“キャリアを戦略的に築くこと” を目指す方々のパートナーとして、さまざまな情報と選択肢をご提供することを目指しています。 

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iX事業開発本部 プロダクト統括部 エグゼクティブマネジャー 中西 貴之

中でも多くの顧客にご利用いただいている「iX転職」を中心に話します。iX転職サービスの体制としては、PdMとWebディレクター、Webデザイナーからなる「プロダクト企画部」と、ITコンサルタントとエンジニアからなる「プロダクト開発部」という、大きく2つの組織で企画開発を行っています。現在両部署を合わせて30名弱で、採用にも力を入れて取り組んでいます。

 

――事業の現在地を教えてください。

 

中西:現在は、立ち上げたサービスをグロースしていくフェーズにあります。

「ヘッドハンターと話しながら非公開求人を知りたい」「カウンセリングを受けたい」「キャリアを考えるための情報が知りたい」など、「iX」をご利用いただくハイクラス人材のお客様によって、思考やニーズはさまざまです。そういった方一人ひとりが、“自分に合ったサービスを通じて” 自分に合った求人を見つけ、キャリア形成できるように……すでにあるサービスをグロースさせることと、足りない機能やサービスの新規立ち上げに向けた検討を進めています。

 

――機能の拡充、そしてサービスのグロースに向けて、今後どのような点が課題になると捉えていますか?

 

中西:まずはスピード感を高めることです。「iX転職」はハイクラス層向けの転職サービス領域の中では後発にあたるので、先行プレイヤーの強みや課題を理解した上で、最速でそれを超えていかなければいけません。そのスピードを上げるためにも、組織としての実行力を高めていく必要がありますし、採用にも引き続き力を入れて取り組んでいきたいところです。

また、もう少しサービスの質に目を向けると……ハイクラス層向け転職サービスは、10年前にパイオニアとなるサービスが立ち上がり、そのサービスのビジネスモデルに各社が倣う形でここまで拡大してきたと感じています。つまり「10年前からほとんど顧客体験が変わっていない」状態だと捉えており、私たちとしてはそこを変えにいきたいと思っています。

例えば、転職希望者様側の視点で、自分の経歴や強みをもとに “根拠を持って厳選されたスカウト” だけが届く「精度の高さ」や、採用する企業様にとっての、検索にかかる工数が少ない・スカウトから採用までに無駄なステップがない、といった「採用負荷の低さ」。そう言ったプラスアルファの要素をこの2,3年でアップデートして顧客体験の変革を行うことが、このサービスを選んでいただくために欠かせない課題になると思います。

 

“機動力”と“丁寧さ”が両立された開発で「世の中に受け入れられるスピード」を高める

 

――2021年に中途入社されたお2人は、なぜパーソルキャリアを、そして「iX」を次なる活躍の場として選ばれたのですか?

 

飛岡:もともとUXデザインやUXリサーチを専門としていたこともあり、「顧客体験をよりよくしたい」という思いが強くありました。ただ、前職はベンチャーらしいとも言える新しい技術を活用した開発が中心になってしまい、「誰のために作っているのか」の視点に立ってサービスを創ることが難しかったんです。

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iX事業開発本部 企画統括部 iX企画部 iX戦略企画第2グループ リードディレクター 飛岡 憲

そんな中で、パーソルキャリアの「ユーザー中心のプロダクト開発を担う人を求めている」という趣旨の求人を拝見しました。実際に面談で中西さんとお話をして、まさに自分がやりたかった「顧客体験の進化」がテーマだとわかったことが、ジョインの大きな決め手になりました。

また、dodaという既存の大きなサービスがあるので、そのナレッジを横展開して事業をうまく伸ばしていけるのではという期待もありましたね。

 

――村岡さんはいかがですか。

 

村岡:私は新卒でBtoBのマーケティング支援を手がけるベンチャー企業に入社し、Webディレクターとして、サイト立ち上げからコンテンツ制作、データ分析まで幅広く担当していました。ある程度経験を積めたなという実感を持っていた中、「将来自分でも事業を作れるように、プロダクトを作る経験がしたい」と考えるようになったのが転職のきっかけです。

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iX事業開発本部 プロダクト統括部 プロダクト企画部 iX・doda_Mapsプロダクト企画グループ リードディレクター 村岡 優樹

偶然「iX」を使って転職活動をしており、中西さんとお話しした際に「この方と一緒に仕事がしたい」と純粋に思いましたし、圧倒的な先行サービスをどうやって追い越すかという問いに、面白みを感じました。

また飛岡さんと同じく、顧客体験に重きが置かれているというのは大きかったと思います。ここでなら、本当に使っていて気持ちがいい、人に喜ばれるようなサービスを作れるのではという思いがありました。

 

――実際にジョインして感じたイメージのギャップがあれば、率直にお聞かせください。

 

飛岡:最初はほとんどパーソルキャリアのことを知らず、紹介を受けて検索から始めたような状況で、特にプロダクトについてはイメージが湧いていませんでした。

入ってみていい意味で裏切られたのは、開発プロセスがしっかりしていて、2週間に1度きちんとリリースがなされていることで、機動力の高さを感じます。

ただ、一方で、企業規模や事業の性質上、コンプラアンスについて堅牢に守っているな、という印象です。守るべきことをしっかりチェックをするために、一定時間がかかることもあるので、それらを踏まえて私たちは企画やスケジュールを検討しなければいけないな、と思っています。

 

村岡:私は新卒でベンチャー企業に入ったこともあり、大企業には承認フローが多い・組織体制が複雑・社内政治が必要……とマイナスのイメージを持っていました。その分、中西さんとの対話の中で受けた「大規模な組織なのに、新規事業のような機動力がある」という話自体に、驚きがありました。

実際に入社してみて、その入社前に感じた機動力については大きなギャップもなく、印象通りだったなという感覚ですね。

加えて、「“なんでもまずはやってみる” 精神」でただ早くたくさんの企画を出せばいいというわけではなく、非常に丁寧さが求められるという点が、いい意味でのギャップとしてありました。企画を1つ立てるにしても、綿密に事前リサーチを行い、そのリサーチした内容に対して企画の詳細仕様を詰めていく――そういった丁寧さと、機動力が両立されているのはいいところだなと思っています。

 

中西:「まず試してみた方が早いのでは」と考える方もいますが、その早さとは何なのかを考えたいですよね。企画を出すまでのスピードではなく、世の中に受け入れられるまでのスピードを考えれば、「試行錯誤しつつ5案件やって正解が出た」よりも「最初から定量・定性両面のデータを分析し、一発で正解を出せた」の方が圧倒的に早いですから。

だからこそ、レビューも “思考すること” と “試すこと” を両立させた上で施策を早く出す、という観点で行っています。そういった思いや姿勢が、最近入社してくださったお2人にも伝わっているのかなと、嬉しく思いますね。

 

補い合い、学び合えるチームで「iX転職」を後発ながらNo.1のサービスにする 

 

――企業やサービスによってPdMが担う役割はさまざまだと思いますが、この「iX転職」では、どのような役割やスキルが期待されているのでしょうか。

 

中西:「iX転職」を、後発ながらNo.1のサービスに導くために、

  • マーケットリサーチから提供価値とやるべきことを見定め、戦略を立てること
  • 戦略を企画に落とし込み、品質を担保して世の中に価値を届けること

これらの過程をリードすることが、PdMに求められると考えています。一般に、企画・UXデザイナー・ディレクターと3職種にわかれる役割を、すべて1職種で担うイメージです。

そのためにも、向上心を持って自分を変革できる「グロースマインド」や、入社後さまざまな知識をキャッチアップしていける力、論理的なつながりを捉えながら物事を理解して仮説立てができる「ロジカルシンキング」などの力を持っていると、大きな強みになります。

また、メンバーが納得して全力投球できるように、戦略を明確に掲げてメンバーをアサインしていくことが重要になるのではないでしょうか。

 

飛岡:中西さんが挙げられたような役割やスキルは、重要ではありながら、やはりなかなか1人では持ち得ないものですよね。ですが現在のプロダクト企画グループは、それぞれのチームメンバーで足りない部分を補完し合い、学び合えている組織だと私は認識しています。

ロジカルシンキングに強い方もいれば、デザインや情報設計が上手い方もいて、A/Bテストの知見を豊富に持つ方もいる。その辺りのバランスが良く、チームとしてうまく機能できている印象です。

 

中西:その点は、採用でも意識しています。飛岡さんには、組織に足りない「リサーチの経験を持ち、定性面に強い」という点を組織に還元していただきたいなと。そして飛岡さんに足りないところがあれば、他のメンバーが補っていけばよいなと、そんな思いで迎えさせていただいています。

 

――飛岡さんと村岡さんは、この「iX転職」においてPdMを担うことの醍醐味はどのようなところにあると感じますか?

 

飛岡:まずはやはり、チームで一人ひとりの足りない部分をうまく補完し合って、プロダクトのグロースを目指せること。本当に学ぶ機会も多いですし、成長できているなと日々ワクワクしながら仕事をしています。

また、さまざまな業務にチャレンジできることも醍醐味の一つです。ユーザー調査から仕様要件を決めるという得意領域はもちろん、数値から施策を考えたりA/Bテストをしたりといった定量面まで、本当に幅広く経験を積むことができます。

もちろん、全く違う業界から来て “未知へのチャレンジ” になる中、幅広い領域に対して責任を持って臨むという意味ではプレッシャーもありますが……自分が得意とする領域での成功体験を積み重ねることで、前向きに挑戦できているのかなと思いますね。

 

――村岡さんはいかがですか。

 

村岡:「プロダクトの成長のために何をすべきか」と問いを立てるところから、その問いに対してすべきことを考えて実際に実現するまで、一連のプロセスについて責任を持って考えられることが醍醐味だと思っています。

また、一人ひとりが責任を持ちつつも横の連携が活発で属人化している訳ではないというのもいいところですね。プロダクト企画内ではもちろんのこと、開発の方からも意見をもらいながら取り組むことができます。コミュニケーションがしっかりと取れているので、このチームでやることの意義が大きいなと感じます。

また、「実施したアクションが、どのような成果を生んだか」をはっきりさせるための取り組みがなされていることも大きいですね。例えば、企画を立てるにあたっては周りの方から徹底して「この企画が実現したときに、ちゃんと効果検証ができるか」を問われるんです。

フィードバックを受けて自分の甘さを実感する場面もありますが、効果検証できるような設計でリリースをすることで、自分のアウトプットした成果が目に見える形で返ってくる、という点も醍醐味ややりがいを感じることにつながっているのかなと思います。

 

――ありがとうございます。それでは最後に、皆さんが今後チャレンジしたいことをお聞かせください。

 

村岡:チャレンジしたいのは、やはりお客様に選ばれるサービスを提供し続け、この市場でNO.1のサービスを目指すこと です。私が転職活動で「iX」を使っていたのは、いくつものサービスがある中でも使い勝手がいいと思っていたからです。自分自身が好きだなと思えたこのプロダクトを磨き上げて、さらに好まれるサービスに成長させていきたいですね。

そのためにも、問いを立てる、問いに対して効果的な施策を考える、施策を詳細に落とし込む、といった各過程において自分のスキルを高めていくこと、そして主体的にチームづくりにも関わってチームプレーでプロダクトをつくり上げることに、取り組んでいけたらと思います。

 

飛岡:現在、ヘッドハンターさんによるスカウトの効率や精度を高めるための、機械学習を使ったレコメンドロジックを考えています。今後はこのような「最新のテクノロジーを活用し、かつハイクラス人材の方に響く」ものづくりに力を入れていきたいです。顧客体験をより良くしながら、転職希望者様と企業様の双方に価値を提供していきたいと思っています。

 

中西:数多くのサービスがある中で、ユーザーの方々が「iXってすごくいいサービスで」とご友人に勧めてくださるほどの、圧倒的な顧客体験の進化を今後数年で実現していきたいと思っています。そのためには、テクノロジーを活用した省力化や提供価値の変化が大切になってくると思うので、これからジョインしてくださる方々も含めてチームで挑戦していければと思います。

――本日はありがとうございました!

 

(取材=伊藤秋廣(エーアイプロダクション)/文=永田遥奈/撮影=古宮こうき)

 

中西 貴之 Takayuki Nakanishi

iX事業開発本部 プロダクト統括部 エグゼクティブマネジャー

新卒で大手総合電機メーカーに就職し、システムエンジニアとして経験を積む。その後大手事業会社に転職し、開発ディレクター、さらに新規事業のプロダクトオーナーを担当。2020年にパーソルキャリアに中途入社し、iX事業開発本部に配属。プロダクト開発部にて、iXやdoda Recruitersといったプラットフォームのプロダクト企画を行っている。

飛岡 憲 Ken Tobioka

iX事業開発本部 企画統括部 iX企画部 iX戦略企画第2グループ リードディレクター

ビジネススクール卒業後、デザインコンサルティング会社にて、自動車、家電、製薬等、様々な業界におけるUXデザイン、リサーチ業務に従事。その後、教育系ITベンチャーにおいて、授業支援Webアプリケーションのプロダクトマネージャー兼UXデザイン、リサーチ業務に従事し、定性調査をベースにプロダクトの新機能開発、機能改善を行う。より良い体験を顧客に提供したいという想いから、2021年10月にリードディレクターとしてパーソルキャリアにジョイン。

村岡 優樹 Yuki Muraoka

iX事業開発本部 プロダクト統括部 プロダクト企画部 iX・doda_Mapsプロダクト企画グループ リードディレクター

大学卒業後、BtoBのマーケティング支援をおこなうベンチャー企業に入社。法人向けマーケティングサイトの立ち上げや運営をおこなうディレクターをおこないながら、記事・資料などのコンテンツ制作、アクセス解析、WEB改善、MA運用などの幅広い支援をおこなう。その後、iX転職を利用して2021年12月にリードディレクターとしてパーソルキャリアにジョイン。

 

※2022年5月現在の情報です。

 

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