こんにちは。techtekt編集部です。
パーソルキャリアのエンジニアリング業務を積極的に発信し、リアルに、わかりやすくユーザーの皆様へお届けしたエンジニアやデータサイエンティストなどを称える、“techtekt テクニカルライティングアワード”。2020年からスタートし、前回はデータサイエンティストの2名が受賞されました🎉
2021年度の寄稿記事は前年度に比べ126%増で、多くのエンジニアが技術発信に対して前向きに取り組んだ1年でした。今回はそんな熾烈な争い(?)を勝ち抜いて、栄えある2021年度のtechtekt テクニカルライティング Award 2021の受賞者とそのコメントをお届けします。
techtekt テクニカルライティング Award2021の受賞者はこの方!
エンジニアリング統括部 サービス開発部のエンジニア、@_k725さんです!!
おめでとうございます🎉🎉🎉
@_k725さんは、「業務する環境をセキュアにした話」シリーズにて、所属部署における業務の環境をリアルに伝え、またクイズコンテンツの #techtekt Q ではTypescriptクイズを作成し、多くのユーザーさんの反響を得る記事を寄稿されました。@_k725さんには、恒例のtechtektパーカーを贈呈いたします🎁
@_k725さんにライティングのポイントについて話を聞きました。
ライティングのマイルールやこだわったポイントとは――
――本日はよろしくお願いします。改めて今回はアワードの受賞おめでとうございます。そもそも執筆しようと思った背景を教えてください。
よろしくおねがいします @_k725 です👋。そして受賞ありがとうございます。
色々と執筆させて頂いてますが、初めのキッカケとしてはtechtektには様々な記事がある中で、技術に全振りした記事が少ないと思い記事を持ち込ませて頂きました。
また、このブログの偉い方が「積極的に発信して欲しい!」「生の声を届けたい!」という気持ちがあるということを知り、筆をとりました。
――ブログの偉い方(笑)。@_k725さんは定期的に寄稿を行っていますが、どのような工夫をされたのでしょうか?時間的にも、ライティング技術的にも工夫されたことあれば、教えてください。
記事を書くには元となるネタが無いと書けないので、やはり普段の業務の中で色々とチャレンジをしてその中で得られた知見を元に書くということが多いです。
執筆する時間は夕方から夜にかけてババっと書いてしまうことが多いですね。日中だと色々なところから声をかけられたりして気になってしまうので…。 ただ幸いフレックスタイム制なのでそこの時間の調整は出来ています。
ライティング技術…はあまり自信がないですね。
ただ、例えば若干無理のある略語はあまり書かないようにしています。
略した文章の例ですが 「PJTの進捗状況についてMGRがMTGしていた」とかですね。
これは「プロジェクトの進捗状況についてマネジャーがミーティングしていた」ですが、あまり略す必要性のない単語の使用であったり、全角半角の乱れなどは気を遣って書いています。
マイルールですが、以下のようにしています。
- 記号, 英数字, スペースは半角
- 文章の中の感嘆符, 疑問符は全角
- サーバ, サーバー などの長音記号の有無の統一
- 一般的ではない略語を控える
techtektでは “マネジャー” で統一されてるかとは思いますが、 “マネージャー” であったり “マネージャ” などもカタカナ語としてはあるので難しいですね。
ちなみにこの記事では “パーカー” や “ユーザー” など長音記号がついていますね。
――長音記号などは社内ルールもあるので、techtektではそれらをミックスしながら使っていますね。
@_k725さんの記事には、構成図や参考情報も交えながら社外の開発者でもわかるようなドキュメント構成を意識されているように感じましたが、執筆にあたって、こだわっている点などあれば、教えてください。
ありがとうございます。公式のドキュメントなど、極力出来るところはリンクを張りつつ、オープンに出来るところはキチンとやるというのを気をつけています。
また、スクリーンショットなどについてもただモザイクをかけるだけではなく、開発ツールで当たり障りのないダミーの文字列に書き換えつつ実際の画面と同等の表示になるようにしていたりします。
モザイクにする場合もありますが…。
――寄稿を重ねる中で変化したこと、学びにつながったことなどはありましたか?
色々と執筆し、寄稿を重ねていく中で学んだ点としては、パーソルキャリアの “事情” というのを考える事が多くなりました。
現在ではイマイチと感じるが、当時は目の前のビジネスの壁を乗り越える為にどんな課題があったのか などですね。ただ、やはり現時点でイマイチならばそこは妥協せずエンジニアとしてどうにかしていこうと思います。
また、他の部署の方だったり、同僚からリアクションをもらったりした際に良かったと感じます。そして何より自らが行った事例について、ちゃんと社外の方に伝えられるというのが嬉しい点です。
――最後に、今後techtektをどのように活用したいのか、どんな記事を出していきたいのか、などあれば教えてください
引き続き、記事を寄稿していきたいと考えています。
刻一刻と状況は変化していくので、その中での課題や解決に至ったプロセスなどを公開できればと思います。
――改めておめでとうございます!
ありがとうございます! 🏆
@_k725さんのプロフィール
エンジニアリング統括部 サービス開発部 第3グループ エンジニア
お寿司が好きです🍣
※2022年5月現在の情報です。