人事がGoogle AppSheetを活用したノーコード開発に挑戦! Advent Calendar 2024 Vol.5 #Appsheetに感じた可能性


データ領域の学びに触れるなんて…パーソルキャリアに入社した時は想像もしてませんでした。

自己紹介                                

人事業務のBPR・BPO業務や発令業務を担当しているかいぞうじです。

人事未経験で2013年に人事アシスタントとして入社し、雇用切替を経て今の業務をさせていただいております。

プライベートでは6歳の息子と3歳の娘の母、小1の壁をすでにひしひしを感じ、保育園卒園が寂しくて仕方ありません。

 

データ研修参加の経緯

データに関する知識なし、プロジェクトマネジメント経験もなし、目の前の業務改善は進められても新しい知識をインプットしなくては組織として目指すBPR・BPOの実現は難しいと感じていました。しかし日々の業務と家事育児に追われ、自己研鑽どころか読書すらままならない状態の私は目標設定の度に「自己研鑽しなくては・・・」と思いつつ行動できずにいました。そんな中、当時の上長に背中を押される形で参加が決まった研修。

 

人事データ活用育成プログラムでの気づき

研修は思ったより幅広く、業務をしながら受講するのは大変な部分もありました。しかし、自分のペースでなくみんなで学ぶ研修だからこそ最後まで心折れずについていけたと感じてます。知識のインプットも多かったのですぐに活用できる!という状態ではないことが残念ですが、「知ってる。聞いたことがある。もしかしたらこんなこともできるかも。」という引き出しが増えたことが今回の大きな収穫だったと思います。

 

AppSheetで開発したアプリについて

研修の中でアプリ開発をした”AppSheet”は正直とっても難しかったです。

触ってみてなんでもできるかも!できるようになりたい!と思いつつ、いざ手を動かそうとすると立ち止まってばかりでした。

マニュアルがなく新しいアプリだからこそできることが無限に拡がる。英語表記だからこそ世界中で活用できる。というのは理解しつつも限られた時間の中で活用まで持っていくことが出来ず、もどかしさを感じました。

時間がネックとなっていたことは明白なのでちょっと時間があるよ!という方には是非触ってみてほしいアプリです。個人的には大学時代に学んで沢山触ってみたかったです。みんなにあーでもないこーでもないと言いながらアプリ開発できたら楽しいと思います。

今回チームで作成した「役割・業務見える化アプリ」は人事組織拡大に伴いお互いの仕事が少し見えづらくなってしまったという組織課題を解決するために作成しました。

これをAppsheetで作成することで各メンバーがリアルタイムで更新でき、それぞれの目標設定や振り返りで活用するだけでなく、人事内のコミュニケーション活性化や業務上のコラボのきっかけになればと期待しました。

場面別活用イメージは下記となります。

 

こだわったポイントとしては手軽に更新できることとアプリを通してメンバー交流が生まれる仕掛けを付けたところです。

手軽に更新いただくために直接入力する項目は極力減らし、選択した項目が次の項目の入力規則の絞りこみのキーとなるように設定しました。今回アプリ作成を自分たちでしてみて世の中にある沢山の入力フォーマットは作成者が使いやすいように考えて設計されていることに改めて気づかされました。日常生活でもサイトがどのような工夫がされているか気になるようになりました。

交流の仕掛けづくりとしては今後業務の目指す方向性やすぐには着手できないけどしたいことを書けるコメント欄を設定し、「いいね!」機能をつけることでお互いの背中を押したりコラボするきっかけをなればと思っております。BPRが進み一人で業務を進むことが増えた今だからこそアプリを通して周りとつながりを持てる機会が増えたらと思います。

 

おわりに

データは分析することで活用するものだとこれまで思っていましたが、データそのものがさまざまな形で蓄積され、共有できるようになれば活用の幅が拡がるという可能性を感じました。

今はまだ自力でAppSheetのアプリを完成させることが出来ないですが、数をこなしデータ活用が進むようなアプリ作成に挑戦できたらと思います。

アドベントカレンダー5日目は以上です。次回は富田さんにバトンタッチします!

引き続きアドベントカレンダーは続きますので是非ご一読ください!

かいぞうじ あやこ Ayako Kaizoji

人事マネジメント統括部 人事サービス推進部 HRオペレーショングループ メンバー

新卒から5年間、金融業界で経験を積んだ後、未経験ながら人事の仕事にチャレンジしました。入社してから10年以上が経ちますが、日々の新しい人、業務、学びに出会い喜びを感じながら働いています。

※2024年3月現在の情報です。