こんにちは。
パーソルキャリア株式会社のサービス開発部で、エンジニアリング組織のゼネラルマネジャーをしている鹿野です。サービス開発部は主に0-1・1-10フェーズの開発を担っており、ビジネス・デザインと連携してプロジェクトを推進しています。
この記事は techtekt アドベントカレンダー2022 の 2日目の記事です。
今回の執筆は1日目に記事を書いたマネジャーの佐藤から指名されたのですが、どんな記事を書こうかなと・・・私自身は転職を4度しており、汎用機からWindowsアプリケーション、Webアプリケーション、アプリと開発を経験していることもあり技術記事か・・・それとも0-1、1-10フェーズ開発を担う組織のマネジャー視点の話。はたまた先日ベトナムに拠点を設立した PERSOL CAREER TECH STUDIO VIETNAM の話、、、と色々考えていたのですが。
ワンちゃんの話となりました。
はじめに
忘れもしない夏季休暇最終日の8/22、ゴールデンレトリバーのパピーをお迎えしました。実はこれまで室内犬を飼った経験がなく(子供の頃に柴犬を外飼いした経験のみ)、さまざまな方にワンちゃんについて相談をしていたのですが、いつからか `そろそろ決まりました?` とメッセージが届くように。
いやいや、でもこればかりは新しい家族を迎え入れるわけだし、安易には決められない(キリッ!)と思っていました。が、実際には犬を飼うことでのメリデメ、飼う上での面倒やしつけの役割、何度も家族会議したのですが決めきれなかったんですよね、、、(身近に室内犬を飼っている家庭がおらず、知識はWebのみ)。結論、僕を含めた家族の「やっぱり飼いたい」という強い想いで迎えることを決断しました。
(この議論が長引いたこともあり、夏季休暇最終日でのお迎えとなってしまいました)
迎え入れた週は夜も寂しがるかと思い、ケージの隣で寝てました。ただ予想よりもしっかり夜は寝るし、お仕事で構えないタイミングでも大人しくしてくれる良い子でした。
このペースだと永遠に書き続けてしまいますね。それでは初めて室内犬(大型)を飼ってみて気づいた点を紹介していきます。
- お迎え
お迎えにあたっては首輪、リード、ケージ、フードボウル、トイレ&トイレーシーツ、おもちゃ、フードを用意しました。が、そもそも迎え入れる部屋であるリビングの改修が必要でした。リビングからキッチンへ入らないようペットゲートの設置、フローリングで滑らないようクッションフロア(ペット用)の敷設、コンセント・コード類に触らないようカバー設置、etc…
他にもいろいろと準備はしたのですが、一番は余計なものを置かないことでしょうか。下手にカバーをしても、イタズラで噛んで壊されますので。幸い?自宅では用意したおもちゃが次々と壊されて行くので、週に1度はホームセンターでおもちゃを物色してます。子供達のおもちゃよりも頻繁に購入してますね。
- トイレトレーニング
僕自身そうなのですが、室内犬を飼うことへの不安が大きかったのはトイレ問題でした。いろいろと情報を調べては見たのですが、方法論としてよくあるトイレシートを一面に敷くパターンだと、何度やってもシートを破る破る。破るのは良いのですが、誤飲に繋がる可能性を考慮するとなかなか続けられず。そのためトイレタイミングを見計らってスペースへ誘導、成功体験を重ねて褒める流れにしています。現時点でも体調や状況によって完璧ではないのですが、予想していたよりも失敗はしなくなっています。
理想的にはリビングだけでなく、家の中を自由に動き回れるようにしてあげたいので、ここは根気強くしつけて行こうと思っています。イタズラが落ち着くまでの1〜2年は難しいとは思いますが。
- すぐ食べちゃう問題
大型犬パピーは1週間に1kg増えると言いますが、本当にその通りでした。その成長速度が関係しているのか、食事が早い早い。適切な給餌量を通常のフードボウルで食べさせると、30秒で食べ終わってしまいます。
* 参考:給餌量計算について
1日当たりのペットフード給与量(g)=DER(kcal)÷ME(kcal/100g)×100
DER=「RER(安静時エネルギー要求量)」(kcal)×係数
RER=体重(kg)×30+70
ただ早食い自体は犬にとって良くなく、胃捻転や胃拡張といったトラブルに繋がる恐れがあるため、しっかりと水でふやかしてかさ増ししつつ、早食い防止のボウルに切り替えを行いました。
また、食べてはダメなものもすぐに口に入れてしまいます。ヒヤッとしたのは散歩中に落ちていたタバコの吸い殻を口に入れたこと。他にも誤飲に繋がるものはたくさんあるため、余計なものを近くに置かないことは、本当に大切と感じています。
- ヘチマ事件
犬用おもちゃに「ヘチマ(糸瓜)」があります。ヘチマの穴にロープを通した、なんてことはないおもちゃです。ヘチマ自体は食べても大丈夫ということで、デンタルケア目的でも導入をしました。うちの子も気に入って良かった良かった。とは問屋が卸さず。
翌日からお腹がゆるい状態に、、、当初は原因に気付かず対処が遅れ、数日はトイレがかなり失敗する状態になってしまいました。このことからワンちゃんが食べても大丈夫というのは安易に信用せず、犬によってもかなり個体差があること、はじめて何かを与える際には、その後の体調をよく確認しないとダメと学びました。
- お散歩について
朝昼夕の3回、30分を目安に散歩をしています。メリットはワンちゃんというより、僕自身でしょうか。コロナ禍によるテレワークが続くことで、自宅の椅子に座る時間も大分長くなっています。それが年齢を重ねることに健康診断の数値、とりわけ尿酸値に影響が出ていまして、かと言って運動の継続もなかなかできずという状況でした。それが今では散歩を急かされることで、半ば強制的に継続した運動ができています。というかここ最近は暇があれば散歩する癖が付いています。お迎え前は散歩の回数も、本当にやり切れるか不安視していたのですが、これは良い誤算でした。
現在お迎えして3ヶ月がすぎ、ただの散歩だけでは物足りない様子でして、ロングリードを使って走り回りつつのボール遊びがお気に入りみたいです。
さいごに
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。読み返すと、ただのペット自慢になってますね。
今回は初めての室内犬ということで右往左往したのですが、かなりの情報がWebには出ていること。メリデメを考慮しても「飼いたい」という気持ちが強ければなんとかなると感じました。特に大事なのは事前に情報をチェックしつつも、個体差があることを考慮し、しっかりワンちゃん自身を見てあげることでしょうか。
コロナ禍でテレワークが進む中、今後ますます「人」だけでなく「働き方」も多様化していきます。ペットとの生活もその1つ、新たな「はたらく」の形なのではと実感しています。
大分長くなってしまいましたが、アドベントカレンダー2022 もまだ2日。クリスマスまでさまざまな記事を予定していますので、お楽しみに!
鹿野 徹也 Tetsuya Shikano
エンジニアリング統括部 サービス開発部 ゼネラルマネジャー
SIerにて金融系プロジェクトの要件定義〜開発〜マネジメントを経験。その後、地元へUターンし、ソフトウェアハウスにてIBM、FUJITSU、NEC等のリホスト業務(ランタイム作成、言語変換)に従事。地方と東京の「はたらく」違い・差を実感し、より自分らしく「はたらく」ためWebアプリケーションエンジニアへ転身。アプリ連携、サーバレス開発、AGILE(SCRUM)開発リードと各種Webサービス開発で経験を重ね、2018年にパーソルキャリアへ入社。昨今はGV提唱のDesignSprintを利用したサービス企画に加え、マネジャーとしてエンジニアの「はたらく」をサポート、より良いチーム開発の実現に向けて挑戦中。
※2022年12月現在の情報です。