techtekt テクニカルライティング アワード 2020 表彰式を開催しました!

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2019年10月からスタートしたtechtektも1年半を迎え、これまでの記事総数は270本(※2021年4月末現在)になりました。エンジニアリング組織の「リアル」を伝える一つとして、技術カテゴリは62本、その中でも2020年最も多く寄稿されたのは、20新卒、デジタルテクノロジー統括部の長谷川 智彦さん。研修や複数の案件を抱えながら、月2本の寄稿を欠かさず取り組んできた長谷川さん。気負うことなく周りを積極的に巻き込む姿は、組織、テクノロジー本部に大きな影響を与えてくれました。

またY・Nさんの記事は「データサイエンティスト 会社」のキーワードをしっかりとらえていただき、流入に大きく貢献されました。

その功績を称え、techtekt テクニカルライティング Award 2020の表彰、techtektパーカーの授与式を開催しました!

※コロナ感染拡大を防ぐため、本記事も2人から寄稿形式で作成し、撮影時のみマスクを外しています。

 

――本日はよろしくお願いします。改めて今回はアワードの受賞おめでとうございます。そもそもお2人が、執筆しようと思った背景を教えてください。

Y・N:ありがとうございます。執筆した背景として、まずtechtekt編集部の方からの依頼があったことがきっかけとなりました。ちょうどその頃プロジェクトの合間の時期で時間に余裕がある状況だったので依頼を受け、自己顕示欲次いで功名心を動機づけとして執筆いたしました。ただしこれらは全て現在からの推測です。本当のところは覚えていませんし分かりません。今の私が上記の状況があれば多分執筆するので当時の私も部分的に多分そうだったと思います。

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デジタルテクノロジー統括部 Y・Nさんの記事はこちら

長谷川:表彰いただきありがとうございます。執筆の背景でいうと、初めは『新卒で学んだことを振り返るためにtechtektでたまに記事を発信してみてね。』といったことをトレーナーとなってくれたメンバーから伝えられたことがきっかけですね。特に頻度や内容の制限はほぼなく、好きにしていいよといった感じでゆるく始まりました。

ただ、個人的にはセルフブランディングのために活用しようと思っていたのと、かつ、これから入ってくる未来の後輩たちの不安を少しでも軽くしたいといった思いがあり定期的に執筆を続けていました。

僕が学生だった頃、未経験からデータサイエンティストになる不安や、入社してから本当に自分のやってみたいことができるのだろうか、どんなことをするのだろうかといった不安がありました。

正直、ここに関しては実際に仕事をしてみないとわからないですし、自分の気の持ちようだと言ってしまえばそれまでなのです。ただ、だからと言って何もしなければ結局そのままで、ずっとこれからこのデジタルテクノロジー統括部に入ってくる学生は同じ不安を抱いくのだろうなと思います。それなら、学生の時の自分が知りたかったことを記事にして発信し、学生たちの不安を少しでも軽くできたらなといった気持ちで継続して執筆していました(あと、1年間新卒が仕事内容を記事にしてオウンドメディアで発信している事例は他社ではほぼないので“新しいことかましてやれ!”といった気持ちもありました)。

 

――それぞれに思いをもって執筆しようと考えていたんですね。とはいえ、Y・Nさんも長谷川さんもモデル構築や分析、解析業務など、さまざまな案件を抱えていたと思います。普段はどのくらいの案件を抱えて仕事しているんですか?

Y・N:案件の数は10個程度あります(多いと認識しています)。ただし、デジタルテクノロジー統括部のプロジェクトは0からなにかする、というものが多いので、まだ正式なプロジェクトになりきれていない様な企画から、すでに運用されている様なものまで、各々のフェイズも多岐に渡ります。フェイズによって週一回の30分の会議に出席(≠参加)するだけのものもあれば、労働時間中殆ど全てそれに掛かりっきりのようなものがあり、案件の数の多寡が忙しさに与える影響は少ないです。

執筆の仕事については、ドキュメント作りのような、現状私の他のプロジェクトではあまり要請されていない穴の部分なので、仕事とは別の何かの枠組みで捉えていました。

 

長谷川:普段でいうと関わるPJTが2-3つで、そこでデータ分析を中心に作業をしていたのと、やりたいことを企画していいよということを伝えられていたので、新サービスの企画をしていました。時間の余裕で行くと1日8時間計画して動いて、たまに1-2時間プラスで作業する日があるといった感じです。techtektの記事は寄稿する時期を決めていたので、その時期(1週間くらい)は始業時間を1時間早めて記事を書くようにしていました。

 

――多くの仕事を抱えている中で、techtektの寄稿をコンスタントに行っていくために、どのような工夫をされたのでしょうか?時間的にも、ライティング技術的にも工夫されたことあれば、教えてください。

Y・N:ライティング技術的なことは、先程申したようによく覚えていませんし、リアルタイムで書いていたとしてもリアルタイムで変わっていきすぐ前のことを覚えていないと思います。基本方針的なものは、もし今書くとしても従うだろうし、恐らく過去においても従っていたであろうものはあります。

優先度1:他の道に進んでいた自分の下位互換にならないものを書く

優先度2:他の道に進んでいる他人の下位互換にならないものを書く

です。

 

これは殊に記事に限りませんが、優先度1が守られないと、自分は他の道に進んでいた方が良かった、と現在の私を正当化出来ないことになります。優先度2が守られないと、自分は他の誰かの劣化であるが、その他の誰かが回ってこないので妥協で仕方なく私が居ることを許されている、ということになります。優先度2に関してはすごい人にはそもそも勝てないし自分でどうにかすることも出来ないので妥協することもありますが、優先度1に関しては自分がどうにかすることが出来たはずの自分の選択の正当化に関わるので妥協できません。

寄稿を続ける工夫や時間的な工夫に関しては、記事の納期をtechtekt編集部の方からきっちり決められている体にして記事を書く強制力を強めたり、執筆は気分転換になるので普段なら動画を見たりネットサーフィンしている時間を充てるようにしていました。

 

長谷川:工夫したことでいうと、時間面では先ほどもあげましたが、執筆する時期を決めておくことと、その時期だけ1時間分記事を書く時間を固定していたことがありますね。あと、分析業務をしていると計算結果が返ってくるまでに少し時間がかかったりすることがあるのですが、その際はちょこっと記事の続きを書いて、計算が終われば分析に戻るみたいなことをしていました。

書く上で工夫したことは専門的な知識がない方でも伝わるように内容をかみ砕くようにしています。僕の記事の伝えたい相手はデータサイエンスに詳しくない学生です。その学生たちに専門的な内容を書いても正直心に刺さるとは思えなかったので、それよりは専門性をさげてでも、誰もが読めて、かつ、どんなことをしているかが伝わること。これをかなり意識しました。

あと、読みやすさにおいてはnoteというサービスで人気なブロガーの記事を参考にしています。文章はできるだけ短くする。読んでほしいところは太文字にする。文章と文章の合間は広くとるといった少しの工夫をどんどん取り入れるようにしています。

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デジタルテクノロジー統括部 長谷川さんの記事はこちら

――さまざまな工夫の中で、techtektの寄稿やヒット記事が生み出されていたんですね。寄稿したことによる効果などはありましたでしょうか?他部署、社員とのつながり、学びの整理になったことなどあれば、教えてください。

長谷川:そうですね、記事にしたことで他部署の方とお会いした時に「記事呼んでますよ」と言っていただけて、関係が築きやすくなったことがあります。また、新卒採用やユーザーインタビューの記事がそうなのですが、記事を書くことが起点となって継続したつながりが作れたことは、まだそういったつながりをあまり持ってない新卒の僕にとっては貴重な価値になっています。

また、記事にすることで自分が何者であるかのアピールに繋がるかなと思ってます。正直、データ分析や企画は業務的な貢献として表れにくかったり、時間がかかったりするのですが、記事にすることで相手にこういったことができますといったアピールの手段にできます。相手が、自分が何をできるかを知ってくれていれば面白い仕事がふいに舞い込んでくるのではないかという仮説を持っているので、今後も記事発信を続けていってそれが正しいのかを試してみます。

 

Y・N:私は他部署や社員とのつながりは特にありません。ですが、一個人としてのメリットはあります。

執筆する度に、執筆前の段階で持っている自分は最早あらゆることを唯一の体系で体系化することに成功しているという誇大妄想が誤りであることに気づき、妄想と出来上がったもののあまりの差が自惚れを正してくれると同時に、何らかのものを執筆している他の方々は執筆された物の遥か上の見識を持っているであろうことへの尊敬が生まれます。

一方、たった1ヶ月前に自分が書いたものでも1ヶ月後に見ると誰か別人が書いたものであるかのような錯覚があり、最早作者と特に関係が無い普通の記事なので、他の普通の記事と同様に有用なこともそうでないことも書かれてあると見られるようになりました。

 

――最後に、今後お2人がtechtektをどのように活用したいのか、どんな記事を出していきたいのか、などあれば教えてください。

Y・N:先程申したように、過去に書いた記事を後に見返すと本当に別人が書いたように思われます。その時々で、現在の私から見れば他人も同然である過去の私が何を考えていたのかを辿り、自分の足跡を線として残す日記帳のように活用をしていきたいと思っています。どんな記事を出したくなるかは分かりません。

 

長谷川:今後もセルフブランディングのためと、学生に情報を届けるために活用をしていきたいと考えています。Webを軽く調べましたがオウンドメディアで新卒から継続して2年目のデータサイエンス業務を書いている記事はなさそうなので今年も続ければ僕が日本初かもしれません(笑)

ただ、前回の記事 でも書きましたが、実は所属グループが変わって同じ部署のアナリティクスグループからビジネスグループに移ったので、正式にはデータサイエンティストではなくなり企画とデータ分析を軸とした職種になります(データストラテジストになるんですかね?)。業務の量も少し増えるのでペースは2か月に1回くらいになりますが、その分少し専門性を高めて発信しようと思います。

上半期で今のところ予定しているのは企画とデータ分析のキャリアについてやデータを使った顧客起点の施策等に関して書こうと思いますので、楽しみにしていただけたら幸いです。

――改めておめでとうございます!

Y・N

Y・N

テクノロジー本部 デジタルテクノロジー統括部 データ&テクノロジーソリューション部 アナリティクスグループ アナリスト

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長谷川 智彦 Tomohiko Hasegawa

デジタルテクノロジー統括部 デジタルビジネス部 ビジネスグループ

大学時代の専攻は植物学・分子生物学。最近趣味でデザインをかじり出した社会人2年目。植物の実験データを正しく解釈するために統計を勉強し始め、データ分析に興味をもつ。データサイエンスはただいま必死に勉強中。

※2021年6月現在の情報です。

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