入社後の研修ってどんなもの?新卒未経験エンジニアが配属から業務に慣れるまで

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こんにちは! techtekt編集部 新卒採用担当です。

リモート勤務の環境が続く中、特に多くの学生さんから、入社後の研修や1日のスケジュールについて、質問をいただく機会が多くあります。そこで今回は、パーソルキャリアに新卒入社後、キャリアチャレンジ制度を利用し、2020年4月にプロダクト開発統括部のエンジニアリンググループへ異動した土田さんにインタビュー。新しい部署でのフォローやバックアップを受けながら、どのように業務に慣れていったのかを訊いてみました。
※撮影時のみマスクを外しています。

※土田は退職していますが、本人の同意を得て、掲載を継続しています。

土田さんプロフィール

大学院時代は主に医薬品やワクチンを研究。「人」に関するデータに興味を持ったことから、”はたらく”ヒトのデータを集めるパーソルキャリアへ、2018年に新卒入社。キャリアアドバイザーとして転職希望者の支援を2年間行う。その後、キャリアチャレンジ制度を利用して、2020年4月よりプロダクト開発統括部 エンジニアリング部 エンジニアリンググループに異動。エンジニアとして「doda Recruiters」の仕様調整、設計、コーディング、テストなどを担当。現在は退職。

技術を追求する仕事に魅力を感じてキャリア転向――

 ――現在の業務内容について教えてください。

土田:「doda Recruiters」というダイレクトリクルーティングサービスで、調査・設計・コーディング・テストを担当しています。「doda Recruiters」の開発は20名弱で行っており、私の所属するスクラムでは5人のエンジニアが開発に取り組んでいます。

 

 ――今回、なぜ異動希望を出されたのですか?

土田:もともと「人のデータ」に関心を持っていました。初期配属では、中部エリアでのキャリアアドバイザーとして自動車や半導体業界の技術者を支援することが多かったのですが、次第に「技術を追求する仕事」に魅力を感じるようになりました。また、自社サービスの開発に愛着を持ってコミットできることと、ある程度、柔軟に上流から下流までの経験も積める環境が整っていることも理想的だと思い、異動希望を出しました。

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――配属される前と後で、仕事に対するイメージのギャップはありましたか?

土田:良い意味で、取り組める仕事の幅が広く、多くの選択肢が用意されていたことです。配属後、上司から「プロジェクトマネジメントを行う役割と、エンジニアとしてコーディングなどの実装を行う役割と、どちらが良いですか?」という質問を受けました。ちょうど経営方針として内製化を推し進め、エンジニアを増やしていくタイミングだったこともありますが、開発に関してはまったくの未経験だった私は、てっきり上流工程を任されるものと思っていたので、いろいろな選択肢があることに、良い意味で驚きました。

技術研修で学んだこと

――技術研修はどのような内容でしたか?

土田:新しい部署に配属されたタイミングが、ちょうど最初の緊急事態宣言が発令される1週間前だったので、すべての研修はリモート環境下で行われました。当初は不安もありましたが、SlackやMicrosoft Teamsなどのコミュニケーションツールを使って、分からないことはいつでも質問できる環境だったおかげで、コミュニケーションで苦労したことは特にありませんでした。

配属されて1カ月程度は、CodeCamp(コードキャンプ)などの外部のプログラミング講座を受講し、JavaやHTMLといったプログラミング言語を基礎から学びました。その後、上司の指導の下で約半年ほど、社内向けの業務システムの改善に取り組みました。例えば、データベース検索ツールの表示を見やすくしたり、タスク管理ツールをサーバー移行して外部からアクセスできるようにしたりする、といった改善です。サービス周辺を改善しながら、システムの構造や仕組みを理解し、実際に手を動かして学びました。研修期間中は、上司と一緒に週1回のペースで進捗確認のためのミーティングを行い、納期を意識しながらタスクを進めていきました。

 

――研修中と研修後の、1日の流れを教えてください。

<研修中の1日のスケジュール例>

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<現在の1日のスケジュール例>

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就職活動生へのメッセージ

――就職活動生へのメッセージをお願いします。

土田:「入社後も多くの選択肢から自分のキャリアを選べる環境が整っている企業」を選ぶことを、ぜひオススメしたいです。たとえ現時点では「自分のやりたいこと」が漠然としていても、いつかやりたいことや、興味を引かれるものに出合ったときに積極的に挑戦でき、さらにその気持ちを応援してくれるような企業文化が育っている会社を選ぶことも、就活の軸として持っておくといいのではと思います。

――土田さん、インタビューへのご回答をありがとうございました!

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土田さんのプロフィール

プロダクト開発統括部 エンジニアリング部 エンジニアリンググループ エンジニア

現在は退職。

※2021年1月現在の情報です。