
こんにちは。
アドベントカレンダー初日担当の日高です。
パーソルキャリア株式会社のAIプロダクトソリューション部に所属していて、普段はリードデータアナリストとしてLLMプロダクトの研究開発などに携わってます。
パーソルキャリアに入社して半年が経ちました。
転職のきっかけは家庭の事情でしたが、今では「この環境に出会えてよかった」と心から思っています。
転職のきっかけは家庭の事情でしたが、今では「この環境に出会えてよかった」と心から思っています。
20代の頃、私は漠然と「自分の意思で仕事をつくれるような環境で働きたい」と考えていました。
技術に熱狂する仲間がいて、心理的安全性があり、働き方の自由度が高く、そして“主体性”が言葉ではなく仕組みとして機能している組織。
そんな理想が、気づけば今の職場にありました。
この記事では、私がこの半年で感じたパーソルキャリアの“リアルな空気”を等身大でお伝えします。
- 1. キャリアを“自分で描く”
- 2. 主体性が“実際の仕事の仕組み”として機能している
- 3. 優しさ × 強さ。矛盾するようで、両立している組織
- 4. 働き方の自由度が高く、あらゆるライフスタイルに寄り添ってくれる
- 5. 実務で“価値を生む”データサイエンスの本質を学んだ
- 6. 課題はある。でも“前に進もう”という空気がある
- 7. 半年働いて思う。“ここに来て本当によかった”
1. キャリアを“自分で描く”
入社してまず驚いたのは、「キャリアに対する対話の量」です。「どんなデータサイエンティストになりたいのか」、「長期的にどんなスキルを身に付けたいのか」、「短期ではどんな経験を積みたいのか」、「今の自分の興味はどこにあるのか」、「組織は何を期待しているのか」
こうした問いを、上司やメンターと何度も言語化していきます。
正直、ここまでキャリアについて話す会社は初めてでした。
正直、ここまでキャリアについて話す会社は初めてでした。
私は “意図や背景が見えない”仕事が苦手 です。
そのため、やる理由・期待されている価値が明確な環境は本当に働きやすいと感じています。
そのため、やる理由・期待されている価値が明確な環境は本当に働きやすいと感じています。
また、キャリアパスがひとつに限定されないのも特徴です。
- 技術を深め続ける エキスパート路線
- 企画や推進で価値を生む マネジメント路線
- プロダクトや事業側へキャリアチェンジ
- データサイエンスの枠に囚われないキャリア
キャリアに「こうあるべき」がないからこそ、自分がどう生きたいか を中心に置いてキャリア設計ができます。
2. 主体性が“実際の仕事の仕組み”として機能している
企業の文化紹介で「主体性を大事にしています」という言葉はよく見かけます。
ただ、その文化が実際に機能しているかどうかは、別の話です。
パーソルキャリアは、本当に“活きて”いました。
入社後すぐのメンター面談で「この領域に挑戦したいです」と伝えたところ、
翌週には関連する企画にアサイン してもらいました。
このスピード感に驚くと同時に、“言えば動く”という文化が本物だと実感しました。
さらに驚いたのは、若手の活躍の早さです。
新卒2年目で複数のプロダクトを統括しリーダーとして活躍するメンバーも珍しくありません。
やりたいと手を挙げれば、年齢に関係なくチャンスが届く。
もちろん、自分の意思をただ伝えるだけではなく、
- なぜやるのか
- どんな価値があるのか
- 誰を巻き込むべきか
- どう形にするか
を自分の頭で考え続け、言語化し続ける必要はあります。
でも、私にとってはそのプロセスすらワクワクして楽しいと感じています。
次の章で詳しくお話ししますが、人がやさしく助け合い文化が醸造されているおかげで、手を挙げれば必ず誰かが応援してくれるという安心があり、積極的な挑戦が歓迎される文化があります。
3. 優しさ × 強さ。矛盾するようで、両立している組織
半年働いて感じる最も大きな特徴は、
「優しいのに強い組織」だということです。
まず、人が本当に優しい。
本記事は多少私の主観も混じってますが、ここだけは皆が口を揃えて言う部分です。
- アイデアを頭ごなしに否定しない
- 初歩的な質問にも丁寧に向き合ってくれる
- 誤りを指摘するときも言葉を選んでくれる
- 困っていると自然に助けてくれる
心理的安全性が圧倒的に高い。
しかしその一方で、専門性は驚くほど高い。
- 博士号を持ちながら実務で成果を出す人
- 大学院に通いながら研究と仕事を両立する人
- コンペや学会に参加する人
- 最新論文を読み込み、毎週のように紹介してくれる人
- LLMを自作し検証を高速化する仕組みまで整える人
- アイデアを伝えると翌日にはプロトタイプを作ってくる人
“技術が大好きな人”が本当に多いです。
ただし、ここがこの組織のすごいところで、技術が大好きである必要はありません。
- 家庭を大切にしたい人
- プライベートの趣味を優先したい人
- 技術よりもビジネスに関心がある人
こういう価値観も自然に受け入れられています。
「こうあるべき」が存在せず、価値観の多様性が本当に自然に成立しているように思います。
4. 働き方の自由度が高く、あらゆるライフスタイルに寄り添ってくれる
働き方についても、とても柔軟です。
- フルフレックス × フルリモートOK
- 子供の送り迎えや通院で途中で離席したりランチに合わせて出社する人も
- 定時は10時-19時ですが、8時-17時という人も
- 地元に住んだままフルリモートで働く人も複数
- 残業が本当に少ない(月10時間以下)
- 業務時間内に“学ぶ時間”が確保されている
- それなのに休みの日に趣味でさらに勉強するメンバーもチラホラ…
また、男性で育休を取得しているマネジメント層が複数いるのにも驚きました。
「働き方に正解はない」と組織が本気で言っていることが伝わってきます。
実は私自身も、今後育休を3ヶ月ほど取得する予定です。
それらが自然に受け入れてもらえ、当たり前になっている環境に、とても安心とありがたさを感じています。
評価制度も明瞭で、特に目標設定に時間をかけるので、「なぜこの評価か」が明確で納得感があります。
5. 実務で“価値を生む”データサイエンスの本質を学んだ
入社して半年で、データサイエンスに対する視点は大きく変わりました。
実務は、分析やモデルを作るだけでは完結しません。
必要なのは、
- 経営方針や事業背景の理解
- 企画職の意図を解像度高く理解する力
- 要求を仕様に翻訳するコミュニケーション力
- データから課題を再定義し、逆に提案する力
- 実装・運用まで見据える視点
- リスク・コンプライアンスへの理解
実際、企画側の意図を聞いているうちに「こういう形にした方が価値に近づくのでは?」と逆提案することも度々あります。
データを扱う仕事というより、“価値を一緒につくる”仕事 に近いと感じました。
もちろん泥臭い部分も多いですが、事業会社だからこそ実践的なデータサイエンスが鍛えられて面白いです。
6. 課題はある。でも“前に進もう”という空気がある
もちろん、課題がないわけではありません。
- データの扱いに慎重さが求められる
- 歴史あるシステムの多層構造
- 変化が速い領域ならではの役割調整
- 部署ごとのプロセスの違い
ただ、これらを不満を言ったり批判したりするのではなく建設的に「どう良くしていくか」を議論する空気があります。
これはパーソルキャリアが大事にしているバリューの1つにもある"自分ゴト化"が良い方向に活きているからだと思っています。
そこがこの組織の大きな強さだと感じています。
7. 半年働いて思う。“ここに来て本当によかった”
最後に、半年間働いて心から思うことです。
パーソルキャリアは、いろんなタイプの人が“自分らしく”働ける職場 です。
- 主体性を発揮したい人
- 技術を深めたい人
- 家庭やプライベートを大切にしたい人
- キャリアを自分で描きたい人
- 事業に向き合いたい人
どんな価値観の人にも居場所があります。
そして、働く仲間も本当にあたたかい。
技術に熱狂する人もいれば、家庭を大切にする人もいる。
どちらも尊重され、どちらも“正しい”。
そんな自由で寛容な組織に出会えたことに感謝しています。
この記事が、転職やキャリアの岐路に立っている誰かの背中を、ほんの少しでも優しく押せたら嬉しいです。
そしていつか、一緒に働けたらもっと嬉しいです。
カジュアル面談いつでもどうぞ!

日高 真人 Hidaka Masato
データ・AIソリューション本部 AIプロダクト統括部 AIプロダクトソリューション部
前職は日系メーカーでプロジェクトマネジメントのDX化を担当。2025年3月にパーソルキャリアに入社。現在はLLMプロダクトの研究開発を担当。趣味はボードゲーム。
※2025年12月現在の情報です。
