新卒エンジニアがオススメするガジェット5選 #techtekt Advent Calendar 2023

techtekt アドベントカレンダー2023 7日目の記事です。

テクノロジー本部 エンジニアリング統括部 サービス開発部でエンジニアをしている星野です。

今回は新卒エンジニアとして約8カ月働いて、実際に自分が使ってみてよかったガジェットを紹介させて頂きます。

 

なぜデスク環境にこだわる必要があるのか?

正直な話、PCがあれば仕事をすることは可能です。しかし1日中高いパフォーマンスを維持し続けることは、適切な作業環境がなければ困難です。特にエンジニアリングの仕事は集中力と精度が求められるため、快適な作業環境が業務の効率や品質に直結します。

また毎日使うものであれば自分のお気に入りの物を使用した方が、日々作業するモチベーションにもつながります。好みの道具は単なる道具以上の価値を持ち、仕事への気持ちを前向きにしてくれます。

一見、高品質な道具への投資は費用がかかるように思えますが、これら道具によって業務の効率化に貢献することを考えれば、十分にペイできます。

これらの観点から、今回は自分が使っているオススメのガジェット5つを紹介します。

 

ウルトラワイドモニター

まず効率的な作業環境を作る際、特に重要な要素がモニターです。その中でも自分がオススメするのはウルトラワイドモニターです。ウルトラワイドモニターというのは名前の通り通常のモニターよりも横幅が長いモニターです。

ウルトラワイドモニターには多くのメリットがありますが、自分はその中でも重視するのが以下の2点です。

  1. 1つのモニターで複数画面を快適に見ることができる点
    ウルトラワイドモニターを使えば、1つの画面で複数のウィンドウを快適に表示できます。これは、VSCodeやFigma,Chromeなどのアプリケーションを同時に使用する際に特に便利です。
  2. Excelやスプレッドシートで横長のデータを扱う時に楽に作業ができる点
    Excelやスプレッドシートなど横に長いデータを扱う際、ウルトラワイドモニターはとても役に立ちます。通常の27インチモニターでも作業は可能ですが、ウルトラワイドモニターではより広い表示領域が得られるため、より快適に作業できます。

また、横幅がほしい場合はモニターを2つ並べることでも横幅を広くできますが、これにはデメリットもあります。モニターを2つ並べるとモニター同士に隙間が空いてしまい、1番見やすい真ん中の作業環境を失ってしまいます。ウルトラワイドモニターであればモニター1枚で広い表示領域を確保し、中央部分でも快適に作業できます。

自分が使用しているモニターはこちらです。

 

キーボード

世の中にはいろいろなキーボードがありますが、自分のお気に入りはHappy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 通称HHKBです。

このキーボードは定価3万円超えで決して安いとは言えませんが、エンジニアの間では非常に人気が高いです。

HHKBの特徴はWindow/macどちらのOSでも使用可能、かつ「静電容量無接点方式」という耐久性が高く長期間使用できる方式を採用している点です。

また、コンパクトでカスタマイズ性に富んでおり、長時間のタイピングでも疲れにくい設計になっています。コンパクトサイズであるため、ホームポジションを崩さずにタイピングでき、長時間使用しても手の負担を最小限に抑えられます。

ただし、キーボード自体に厚みがあるため、何もない状態で使用すると手首を上げる必要があり疲れてきます。

そのため、HHKBを新たに導入する際は、手首の下にパームレストを使用することをオススメします。

これにより、さらに快適なタイピング環境を実現できます。

 

トラックボールマウス

MacBookを使用している場合はトラックパッドが優秀なため、マウスを利用してない人もいるかと思います。

そんな人にオススメしたいのがトラックボールマウスです。

トラックボールマウスには親指や中指で操作してカーソルを動かすタイプのマウスがあります。トラックパッドとは異なり、トラックボールマウスは手を置いたままま指で動かすため手首や肩への負担を減らすことができます。自分も以前はトラックパッドをメインで使っていた時は、手首の疲れや肩こりに悩まされていました。

しかしトラックボールマウスに変えてからは、これらの問題を解消することができました。

最初はボールを使ってカーソルを動かすことに慣れるのが難しいと感じるかもしれませんが、ほとんどの人は1週間程度で慣れることができます。そのため、長時間の作業する人にはトラックボールマウスの使用をオススメします。

 

webカメラ

webカメラは新型コロナウイルス以前のオフィスワークにおいて重要視されてきませんでした。しかし新型コロナウイルスにより、オンライン会議やリモートワークが一般的になり、webカメラが重要な役割を果たすようになりました。

なぜならオンラインのコミュニケーションでは、カメラを通しての視覚的な印象が非常に重要だからです。カメラの品質が低いと、顔色が悪く見えたり、表情が暗く映ったりすることがあります。これは相手に誤った印象を与え、結果的にコミュニケーションの質を下げてしまいます。

このような状況を避けるために、適切な品質のwebカメラを使用することが大切です。自分はAnker PowerConf C300をオススメします。このwebカメラの良い点は次の3つです。

  • web会議にちょうどよいフルHD対応

もっと価格が高い商品だと2K,4Kの高画質のwebカメラもありますが、Zoomやmeetの上限画質がフルHDのため丁度良い画質です。

  • 柔軟な画角設定

専用デスクトップアプリを使用して、画角を78°から115°まで自由に設定可能です。

  • 幅広い互換性

USB-AとUSB Type-Cの両方で使えます。

これらの機能により、さまざまな場所や用途に合わせてカメラの設定を変更できます。したがって自分で細かいカメラのアングルや調整などをしたい方には特にオススメです。

 

マイク

マイクもwebカメラ同様に新型コロナウイルス前まで重要視されてきませんでした。最初はwebカメラが注目を集めましたが、マイクの重要性は徐々に認識されるようになりました。

自分はwebカメラと同じくらいマイクの品質は重要だと考えています。なぜならマイクの品質が低いとweb会議において自分の声が相手にうまく届かず、会議がスムーズに進まなくなるからです。多くの人が「もう一度言ってもらえますか?」と言うシーンを経験したことがあると思います。これは言う側にとっても言われる側も良い気持ちにはなりません。

マイクの選択においては、「コンデンサーマイク」と「ダイナミックマイク」の2種類が一般的です。コンデンサーマイクは音質に優れていますが、周りの環境音やキーボードのタイピング音なども拾いやすいです。対照的にダイナミックマイクは周囲の雑音を拾いにくいため、リモートワークに適しています。ですが、通常はXLR接続というマイクの他にアンプという機器が必要になります。

自分は予算の関係でアンプまで揃えることができなかったのでUSB接続ができるShure MV7というマイクを使っています。このマイクであればUSB接続で使用できる上に、専用デスクトップアプリ「ShurePlus MOTIV」というアプリがあります。このアプリでは入力音の調整や簡単なイコライザーをかけることができるためリモートワークにおけるマイクとしてオススメです。

 

おわりに

今回は自分が使っている、長時間働いても快適で効率的に取り組むことを可能にするガジェットを紹介しました。一度に全てを揃えるのは難しいので、ぜひ気になったものから揃えてみてください。

自分自身も高いパフォーマンスを発揮するために、より良い作業環境を追求していきたいと思います。

星野 裕太 Yuta Hoshino

エンジニアリング統括部 MIRAIZ開発部 MIRAIZ開発グループ所属

2023年4月に新卒でパーソルキャリアへ入社。現在はPERSOL MIRAIZの開発に従事。

※2023年12月現在の情報です。