はじめに
アドベントカレンダー24日目を担当いたします。パーソルキャリアでサービスデザイナーをしております飯澤です。
この記事では、会社のルールが自分のあり方や行動に影響を及ぼしたことについて書いていきます。
転職をして起こった変化
年の瀬も手伝ってか、自然と今年起こった出来事を振り返っています。
今年は転職したことが大きな変化でした。
2月に採用面接を受け4月にパーソルキャリアに入社し、2022年は転職を決意して新たな環境に慣れてスキルを高めるなどと、仕事にまつわるチャレンジを多くした1年でした。
前職でもやりたいことをやらせていただいていましたが、今は毎日「これでもか!」と、仕事だけでなく生活全般で、やりたいことをやっていると感じるようになりました。
これは、会社のルールも影響している気がしています。
「時間の使い方に裁量を持っている」という認識
所属しているUXデザイン部では、コアタイム(10:00-15:00)以外は7:00-21:59の間であれば何時に働いてもよく、働く場所も選べます。(言うまでもありませんが、契約している月の総労働時間を満たすこと、業務に必要な打ち合わせなど参加することは前提です。)
「選べる」は「選択を迫られている」とも言え、日常的に、自分はどうしたいのかを問うことになります。
自分が選んだ「こうしたい」に沿って時間を使い始めたところ、時間の使い方に裁量を持っていると感じるようになりました。それに慣れてきた頃、今までも時間の使い方に裁量を持っていたのに、私自身が裁量を持てていないと思い込んで、やりたいことをやらない選択をしていたと気付きました。本当にやりたいことがあるのだったらコントロールできそうなもの全てをコントロールすればいいですし、コントロールできるかわからないもの、できなさそうなものも、1度試してみる。今の状況では実現不可能なことも、もちろんあると思います。ただ、その証拠をとる前に「不可能」としてしまうのはもったいない。なんとなくやらないこと、実行しないことを選んでいたのも自分でした。
気がついてからは、自分に言い訳ができなくなりました。例えば「時間がないから」〇〇ができないのではなく、「他のことに時間を使っていたので」「それはやらないと決めたので」できないもしくはやっていないことになるからです。やろうと思ったことをやらないのは良くないと思っていたことも、言い訳が発生していた要因の1つかもしれません。次第に、現状を素直に受け取れるようになっていったように思います。計画を立てるためにも現状把握は大事!と思っていたにも関わらず、実際にはできていなかったかもしれません。
素直になって起こったこと
以前より、現状を素直に受け取れるようになったことで、2つのことが起こりました。
1つは、仕事とプライベートの両方で、やりたいことをやっている、やりたいことをやらせてもらっていると感じられ、前を向いて走ることしか考えなくなりました。おかげさまで会社外でもチャレンジをした1年となりました。歯痒いこと、悔しいことも多々あり、手放しで楽しいと言える日々ではなかったですが、自分なりに大事な毎日を送っています。
もう1つは、ずっと見て見ぬふりをしてきた課題と向き合っていることです。今まで指摘されてきたようにも思いますが、課題が変化することなく存在し続けていたのは、自分のこととして受け取れていなかったからだと考えています。今だから思えますが、自分の弱みでもあるその課題は、目の上のたんこぶでありながら諦めてきたことでした。「自分が抱える課題は、向き合わなければずっと自分の壁となって立ちはだかる」とよく言うように、ずっと自分のそばにあったのでしょう。胸に突き刺さるような、でも、なぜか懐かしい。辛さはあるけれど、やっと会えたね。そんな気持ちです。
とは言っても、それ以上に、一緒に働いている人を含めた環境から強く影響を受けている
弊社のルールから影響を強く受けた話をしてきましたが、一緒に働いている人の影響を差し置いては語れません。
良いサービスを作るために切磋琢磨する、学び合い教え合うのが当たり前であること。役職年齢に関わらず、ご一緒している方の素敵なところ、真似したいところに触れる機会が日常にあふれていること。メンバーが能力を発揮することを信じているように感じられること。それぞれが「いいな」と思う生活を送り、仕事に一生懸命取り組んでいること。
メンバーみなさんの人(ご自身と人様)に対する態度が好きです。自分の人生を納得感を持ってデザインされているように感じられて、人としてかっこいい!と思います。
前を向いて素直な自分で仕事がしたくなるのは、ルールだけでなく、すごいな、素敵だなと思うメンバーに囲まれて、自分の価値観に合う環境で過ごせていることに、とても影響を受けているからでもあります。
おわりに
会社の公式から、労働環境について耳障りの良さそうな言葉が並べられると、懐疑的に思う方もいらっしゃるかもしれません。これらはあくまで飯澤の感じたことにしかすぎませんので、その点ご了承ください。
今まで以上に、社内社外ともに、沢山の方にお世話になった年でした。ありがとうございました。
こうして1年の終わりを迎えられたことに感謝しつつ、年を納めます。
引き続き、みなさまにとって良き日々が過ごせますように。
メリークリスマス!そして良いお年をお迎えください!
飯澤さんのプロフィール
エンジニアリング統括部 UXデザイン部 サービスデザイングループ
※2022年12月現在の情報です。