techtekt テクニカルライティング Award 2022 表彰式を開催しました!

techtekt テクニカルライティング Award 2022 表彰式を開催しました!

こんにちは。techtekt編集部です。

パーソルキャリアのエンジニアリング業務を積極的に発信し、リアルに、わかりやすくユーザーの皆様へお届けしたエンジニアやデータサイエンティストなどを称える、“techtekt テクニカルライティングアワード”。2020年からスタートし、データサイエンティストや新規サービス開発のエンジニアが歴代受賞してきました。

さて、2022年度は前年度に比べてエンジニア寄稿記事のPV数が約3倍に増加し、エンジニアによるエンジニアのための技術記事が多く読まれた1年でもありました。年々本アワードの選定の難易度が高まる中、栄えある2022年度のtechtekt テクニカルライティング Award 2022の受賞者は……

 

techtekt テクニカルライティング Award2022の受賞者はこの方!

デジタルテクノロジー統括部 シニアエンジニア、@kazasikiさんです🎉🎉🎉

おめでとうございます!!

techtekt テクニカルライティング Award 2022 表彰式を開催しました!

累計600本以上あるtechtektの記事ですが、@kazasikiさんが書いた「pandasのappendが1.4でDeprecatedされた件」、「2022年最新版 Python + mecab の周辺事情」の2記事は、昨年度最も多く閲覧された記事で、社内外から反響を呼びました。そこで今回は、@kazasikiさんに、寄稿のポイントについて話を聞きました。

※@kazasikiさんには、恒例のtechtektパーカーが授与されます…!

 

ライティングのマイルールやこだわったポイントとは――

 

――本日はよろしくお願いします。改めて今回はアワードの受賞おめでとうございます。そもそも執筆しようと思った背景を教えてください。

 

去年の受賞者の方も同じようなこと言っていましたが、techtektは技術的な内容をメインに扱った記事が少なく、そこに課題感がありました。

私は個人ブログでもちょくちょく技術系やそうでもない記事を書いているのですが、日頃思いつくネタの中で特にtechtektの読者や弊社の社員に響きそうな記事はtechtektで書いた方が良いかなと思って、こちらにも寄稿するようにしました。

 

――もともと記事を書く習慣を持っていて、そこにうまくtechtektを使っていただいたのですね。@kazasikiさんは定期的に寄稿を行っていますが、どのような工夫をされたのでしょうか?時間的にも、ライティング技術的にも工夫されたことあれば、教えてください。

 

正直なところ、言うほどコンスタントに寄稿してない気がしますね(笑)

時間については、ネタが新鮮なうちにちょっとした空き時間でさっと書くほうが上手くいく印象があります。逆にネタを取っておいて後から時間を作って書くのはあんまり上手く行かないですね。これは私にそういう傾向があるというだけで、他の人の参考になるかはわかりません。

技術と言えるかはわからないですが、自分の中でハードルが上げないのが重要だと思います。些細なことであっても、自分が困ったことは他の誰かも同じように困っているだろうし、自分の役に立ったことは他の誰かの役に立つだろうと無根拠に信じる気持ちが肝要です。

 

――構成図や参考情報も交えながら社外の開発者でもわかるようなドキュメント構成を意識されているように感じましたが、執筆にあたって、こだわっている点などあれば、教えてください。

 

参考情報については記事をわかりやすくするというよりは、読者が記事の根拠を追跡できるようにするためのものだと思っています。技術記事の場合、読者は投稿者の感想や考えを読みに来ているわけではないので、書くことにはきちんと根拠が必要です。大抵の場合、それは公式ドキュメント、オープンデータ、もしくは自分で書いた検証用のコードになります。

また、通常の技術記事だと読者が解決したい問題を仮定してその解決策を書くだけとなってしまうことが多いと思うのですが、私は課題や解決策の背景をしっかり書くことにしています。その方が長い目で見て読者の役に立つとか尤もらしい理由をつけることもできますが、個人的にはそこが最も面白い部分だと思っているからです。

 

――寄稿を重ねる中で変化したこと、学びにつながったことなどはありましたか?

 

個人ブログまで含めれば記事の執筆は最早ライフワークですし特に変化はないですね。職能がデータエンジニアからデータアナリストに変わってきたので、その影響で執筆する記事の内容に変化があったとは思います。

学びとは少し違いますが、新しく中途で入られた方や若手の方がなにか困っていた時に自分が書いた記事のURLを渡すことがあります。そういう意味では役に立っています。

 

――最後に、今後techtektをどのように活用したいのか、どんな記事を出していきたいのか、などあれば教えてください

 

今後も思いついたネタがtechtekt向きだなと思ったら寄稿していこうと思います。Twitterの別垢くらいの気持ちです。面白くて役に立つ記事が書ければと思います。今後ともよろしくお願いします。

 

――改めておめでとうございます!

 

ありがとうございます! 🏆

 

techtekt テクニカルライティング Award 2022 表彰式を開催しました!

@kazasikiさんのプロフィール

デジタルテクノロジー統括部 デジタルソリューション部 フロントアプリエンジニアグループ シニアエンジニア

バックエンドエンジニア。VRゲームとダンスミュージックが好き。都内のクラブによく行く。

※2023年7月現在の情報です。