IT未経験の文系が新卒で事業会社のエンジニアになってみた話 #PERSOL CAREER Advent Calendar2025

紅葉が綺麗な季節になってきました。Advent Calendar企画 4日目の担当の白石と申します。

私は、大学院で「カルチュラル・スタディーズ」なる社会学や哲学・思想を研究していた超がつく文系です。 PC に触れば数多の原因不明のエラーを起こしてきたような人間が、新卒で事業会社のエンジニアになってみて感じたことを独断と偏見で書きます。同じような状況にある方の何かの参考になれば幸いです !

 

なぜエンジニアになったの?

「やりたいこと」を実現する手段を持っている人になりたいと思ったからです。学部時代には日本で働く外国の方向けに口コミサイトを作っていたのですが、アイデアや要件を定義するだけで、実装はエンジニアの方にお願いしていました。その際、実現したいことがあってもプロダクトへの解像度が低いとやはり限界があると実感し、まずはプロダクト側の理解を深めたいと思いました。前述の経緯から人材業界にはずっと興味があったので、理念や社風への共感度が高いパーソルキャリアに入社しました。

 

驚いたこと

経験者が多い

昨今よく「文系 SE」なるワードを聞くため、まあ未経験者は自分だけではないだろうと正直高をくくっていました。ITコンサルタント職の新卒には IT 未経験者*1も多くいましたが、エンジニア職の同期は私以外経験者でした...。ほかの事業会社での事例が気になるところです。

 

数学の知識は意外と重要

やはりプログラミングに数学的思考が求められる場面があるのは事実だと思います。昨今ではアルゴリズムなどの高度な知識も「基本情報技術者試験*2」の大きな部分を占めるようにもなってきました。私は数学があまり得意ではないので毎日脳みそを限界まで使って考えているような感覚があります。

 

学び続けることも仕事

エンジニアという職能の特性としてインプットの量と質がアウトプットの量と質に直結する、というのを感じています。そのため、長期的な視点をもって自分のスキルアップ・勉強に励むことが大切になってきます。勉強することが好きな人にはぴったりですが、あまり座学に興味がない、という人には少し辛いかもしれません。

 

よかったこと

面倒見のいい人が多い

会社のいいところを聞けば「人」と返ってくることが圧倒的に多い弊社ですが、本当に皆さんサポーティブな方が多いです。部署によって異なるとは思いますが、 1on1 という一対一のカジュアルな MTG が、私の場合は育成担当者とは毎日、マネジャーとは週1、ジェネラルマネジャーとは月1で行われます。 また、隣チームや別部署の社員の方へのランダムな 1on1 依頼も断られることはなく、快く承諾していただけます。大学/大学院にいたときは自分で問題を解決しなければいけなかったので、会社に入った後のほうが周囲がサポートしてくれることに驚きました。 これは未経験で入る上での心理的安全性として大変ありがたいです。

 

思ったより英語が必要

エンジニアが使うツールでは英語の知識が役立つ場面が多いです。今は翻訳ツールも発達していますが、やはりエラーなどは英語で出ることが多く、英語が理解できれば、原因などをスムーズに理解できることが多いです。また、プログラミングの際、自分で作った一連の処理(「クラス」や「変数」など)に名前をつける必要がありますが、英語で記述することが一般的には推奨されています。命名自体はツールも存在するためそこまで苦労しないかもしれませんが、ソースコードを読むときに英語がわかると処理の内容が、変数名やクラス名から素早く推測できるので便利です。

 

プロダクトを多角的に見られる

事業会社でのキャリアを選ぶことの利点として、自社プロダクトについて IT のみを担うのではなく、他の側面についても情報が入ってくるということがあると思います。実際に私も入社後にはキャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザー向けの研修に参加したり、別職能の同期たちの話を聞くことも多くあります。また「キャリチャレ*3」や「ジョブトライアル*4」で別職能に挑戦することも可能で、「自社プロダクトを良くする」という目的のもとではできることが多くあり、自由度が高いと思います。

 

まとめ

テック系の記事の中で非テック系の方に向けて書かせていただきました。同じように文系や未経験からのキャリアに悩む方の何かしらの参考になれば幸いです !  

*

白石 江里香 Shiraishi Erika

プロダクト開発統括部 doda グロース開発部 doda リビルド推進グループ

大学/大学院では文系の学問をいろいろ勉強していたが、2025 年にパーソルキャリアにエンジニアとして新卒入社。サイト開発のバックエンドを修行中。

※2025年12月現在の情報です。

*1:情報系の学問的バックグラウンドやインターンでの開発経験などを持たない、という意味でこの記事では使用しています。

*2:独立行政法人 情報処理推進機構 ( IPA ) によって実施される IT の基本知識を問う試験。「 IT 人材の登竜門」とも呼ばれる。

*3:社内キャリアチャレンジ制度。自らの意思で応募して、面接、社内異動をする。

*4:一定期間、労働時間の一部を使って別部署の仕事に挑戦することができる制度。