こんにちは! techtekt編集部です!
パーソルキャリアの社員が読んでいる本を紹介する「パーソルキャリアの本棚」。2023年1月に入社された松原さんが読んでいるのは「モノリスからマイクロサービスへ」。本書内の”とある文章”を心に刻んでいらっしゃるそう――ぜひご覧ください。
―今、どんな本を読んでいますか?
『モノリスからマイクロサービスへ』(オライリー・ジャパン)です。
―紹介文
タイトルの通り、モノリシックなシステムにマイクロサービスを導入する際の移行ガイドです。マイクロサービスの礼賛本ではなく、モノリスのメリット、デメリットを記載して、モノリスが適切になるケースも紹介しています。マイクロサービスや言語の知識がなくても読むことができます。
―なぜこの本を読んでいるのか教えて下さい
前職で古い基幹システム、特にデータベースをどうしていくべきか悩んでいるときに、知見を得るために読みました。
モノリス=悪、サービス指向アーキ=善のような図式に対する疑問もあり、知識を整理する目的もありました。
―この本から得たことを、今後どのように活かそうと思いますか?
直接業務に関連しないかもしれませんが、大きいモノリシックなデータベースはまだ多く存在すると思います。それにどう向き合っていけばよいかの指針になると思っています。また本書内にある「ビッグバンリライトをしても、保証されるのはビッグバンだけ」、「心の弱さが既存システムの変更から目を背けさせる可能性もある。」は心に刻んでおきたいと思います。
―おすすめ度を教えて下さい!
5点 ★★★★★
古い基幹システムと格闘している方、マイクロサービス礼賛にうんざりしている方には特におすすめです。
ありがとうございました!
松原 諭さんのプロフィール
インフラ基盤統括部 システム共通BITA部 IT基盤グループ リードエンジニア
※2023年2月現在の情報です。