まずはじめに
はじめまして。人事本部 エンプロイーリレーションズグループの土手です。
タイトルに記載の通り、Google AppSheetを活用したノーコード開発にチャレンジしました。アプリ開発の経験やIT知識が乏しかった私がアプリを開発する過程とその中で気付いたことや学んだことお伝えします。
アプリ開発の経緯
私が所属するエンプロイーリレーションズグループを簡単に紹介します。
我々の組織は、『経営理念の浸透・共感を生み出す』、『自律的に行動・成長する文化づくり』、『社員のつながりづくり』を軸に、社内のイベント、サイト構築、記事制作・広報を行っております。今回は、”社員のつながりづくり”を軸として、全社横断的にコミュニケーションが活性化するようなプラットフォームをアプリでつくれないかと考えを巡らせました。
そこで、コミュニケーション活性化の手段として、日常的に社員が行う”1on1”を通じて事業部を超えて社員同士がつながる仕組みをつくろうと考え、全社横断的に1on1を依頼・設定できるアプリの開発に取り組みました。
アプリについて
アプリの概要
目的:『事業部を超えたコミュニケーションを活性化させ、新たなイノベーションを生み出す』
だれに:事業部を超えて1on1を実施したいと考える社員
なにを:他事業部の社員と気軽につながることができるアプリ
どのように:気軽に1on1の依頼ができるようにする
アプリに必要な機能
アプリを開発の前に、事業部を超えた1on1が促進されるために必要な機能は何かを考えました。
①メンターを選ぶことができる
(+メンターの1on1に対する思いが知れる)
背景として、これまで事業部を超えた1on1の取り組みが実施されてはいるが、メンティ側がメンターを選べないケースがほとんどであったため、メンターを選べる機能を追加しようと考えました。また、メンターのプロフィールに1on1に対する意気込みを記載し、メンティ側の依頼時の心理的ハードル、たとえば、「この人に1on1を依頼してもいいのかな?」というような雑念を排除したいと考えました。
②メンターに気軽に依頼ができる
背景として、メンターと接点もない上に依頼メールを考えるのも工数がかかり、結局依頼をあと回しにして依頼をしないケースが多いと想定しました。そのため、依頼時は定型メールが自動で立ち上がる機能が必要と考えました。
また、仕組みの話ではありますが、本人に1on1を依頼するのではなく、送信先を第三者の事務局に設定し、第三者が日時設定をすることで依頼ハードルを下げるといったことも考えました。
抵抗感ありつつもアドバイスで難なく作業がすすんだ
ちなみに、メールを自動で立ち上げる機能を設定する画面が以下です。
アプリ開発初心者の私にとってこの画面を見ただけでかなりの抵抗感があったのですが、アプリ相談会といった相談の時間を設けていただき、専門家からアドバイスをもらうことでサクッと解決していきました。一人で考えることも大切ですが、誰かからフィードバックをもらうこともすごく大切だと実感しました。