多くの学びがここに!データセンター見学会 参加レポート

多くの学びがここに!データセンター見学会 参加レポート

こんにちは!techtekt編集部 もりたです。

パーソルキャリアのエンジニアリング組織では、多くの勉強会・研修などが行われ日々技術検証や学びを深めることを大切にしています。

今回はその研修の一環として、パーソルグループで使っているデータセンターの見学会を実施しました。その模様をお届けします。

 

きっかけはメンバーからの何気ない一言――

クラウド移行が進んでいるけど、そもそもオンプレミスの環境をよく知らないし、実際に見たこともない。そういう機会があったらいいな。

そもそも今回なぜデータセンター見学会を実施しようと思ったのか。それは弊社エンジニアメンバーと雑談をしていた時に、メンバーからふと出た一言がきっかけでした。

多くの学びがここに!データセンター見学会 参加レポート

パーソルキャリアのエンジニアリング組織には毎年数名の新卒が入社し、ビジネスから技術までさまざまな研修を通じて成長をしています。また弊社には自発的なキャリア形成を支援する「キャリアチャレンジ制度」という異動希望申請制度があり、非IT部門からテクノロジー部門に異動した方など多く在籍します。

エンジニアでもなかなかデータセンターに行く機会が少ないですが、ITコンサルタント、エンジニアがオンプレミスの環境を理解しておくことで、今後の業務に活かせることが多いはず。

ということで、今回の見学会は新卒、また他部門からの異動者を中心に集め、見学会を実施しました。

 

多くの学びがここに!見学内容のご紹介(一部)

社内向け見学会のため、ここで詳細はお伝え出来ませんが、災害対策のための設備、セキュリティ対策、マシンルームでの構造理解、など普段私たちが開発、ITプロジェクトを進めていく中で、見えていなかったウラガワについて、深く理解する時間となりました。

多くの学びがここに!データセンター見学会 参加レポート

見学会をリードしてくださったパートナー企業様やホールディングス担当者への質問も多数上がり、メンバーそれぞれが理解を深めている様子がひしひしと伝わってきました。

 

メンバーからの学びレポートを紹介!

今回参加したメンバーは、ITコンサルタント、エンジニア、企画職などさまざまな職種が参加しました。彼らの学びを共有します。

 

中野 涼祐

初めてデータセンターを見学しましたが、想像するようなデータ機器がたくさんあるお部屋だけでなく監視や発電設備などを通してどのようにユーザーの利便性や可用性が守られているかを実感することが出来ました。普段の業務でデータベースを扱う際に意識せず利用することはできるのは、こういった設備や保守を行ってくれている方々のおかげであると再認識しました。

T.O

データセンター内の見学は初めてでした。建物の外観からは想像もつかないほどの広大な空間に圧倒されました。また、実際に内部を見る事で、運用における厳格な管理と安全対策の重要性について感じることができました。

久米田 悠衣

各種ITプロジェクトにてデータセンターの話が登場していたこともあり、実際現物を拝見でき、「これがあれか・・・」という発見がありました。
IT領域の経験が浅いため、今回をきっかけに理解を深めたいと思います。

非エンジニアおじさん

自分自身が非エンジニアで過去を訪問させていただく経験などが無かったもので、今回参加させていただきました。そこから以下の学びを得ました。

  • 情報取り扱いの重要性
    堅牢な物理セキュリティ(免震構造/電源冗長化など)にしっかりと守られている。改めて情報の重要さを感じました。
  • 裏側で働く方々
    日常当たり前のように利用させていただいているサービスにも、裏側でそれを支えてくださっている人がいて成り立ってるものだと改めて感じました。
  • 電力の重要性
    ウクライナ情勢などの影響で電力価格の上昇は感じていますが、大量の電力を消費するデータセンターを目の当たりにし、何気なく利用している電力の重要性を感じました。それと共に再生エネルギー化なども重要な課題なのだと感じました。

安藤 有瑠聡

マシンルームを見た時は、普段使っているシステムやそのデータがこの中に入っているのか......と思うと感慨深いものがありました。
データセンター自体の耐災害能力や耐障害能力についても興味深かったのですが、自社におけるオンプレミス環境とその経緯を知ることでクラウド戦略(なぜクラウド化するのか、どの部分はオンプレミスでやるべきなのか等)についても理解が深まったように思います。

おおわだ

データセンターは寒いというイメージがありましたが、意外とTシャツ一枚でも快適な温度で驚きました。また、サーバーを安定的に稼働させるための、細かい部分まで配慮された工夫がたくさんあり感動しました。

長谷川智彦

  • データセンターに行く機会はめったにないのでシンプルに楽しかったです。
  • セキュリティやリスク管理、レイテンシー等がデータセンターとして求められる要素である中、立地や体制、設備(予備電源、監視体制、空調設備、耐震設備等)などあらゆるところで実現されていて興味深かったです!

都筑 律玖

地震や水害などへの耐災害性、電力を切らさないための対策、厳重なセキュリティなどを直接見ることができ、データセンターを提供してくださっている会社の努力や工夫を体感して感動しました。

Belltree

まず、データセンターと言えば少し無機質な建物をイメージしていましたが、実際に伺ってみてその印象が異なることに驚きました。
東日本大震災時も問題なく稼働していた耐震・免震構造、電力供給が途絶えた場合に発動する発電装置は月1回点検に加えて、年1回実際に発電装置から電力供給できるかシミュレーションしているという点も信頼性の高い設備だと感じました。

また、医療系や金融系のシステムについては1秒を争うため、RASISの観点から都市部にデータセンターを置くケースが増えているという点は新たな発見になりました。加えて、通常は入ることができないサーバールーム内のセキュリティ・空調設備・消火設備(特殊な消火器)を見学することができ、貴重な経験となりました。

吉田 綾花

データセンターがどういった体制で稼働を担保しているのかを具体的に見れたのがとてもためになりました。参加してよかったです。

三品 秀祐

自然災害、停電の影響を低減するため、免震構造、自家発電設備等が充実しており、安定してサーバを運用できる体制になっていることを知りました。知識としてはオンプレ、クラウドの仕組みを持っていたものの、見学を通して各々の違いを実感を伴って理解することが出来たので、参加出来て良かったです。

但野 菜々美

営業現場からテクノロジー部門に異動してきたばかりで、「サーバーとは」「データセンターとは何が行われているのか」は勉強中でしたが、実際に見学に伺い実物を見ることで、非常に理解が深まりました。また、見学前は想定していなかったセキュリティ面や災害対策へのリスク管理・設計が想像を遥かに超える精度で行われており、驚きとともにデータセンターの重要性を認識することができました。

柳澤 寛光

全く退屈せず、想像以上に学びになった。質疑応答も活発で、異様なほど堅牢なデータセンターの仕組みを見学し非常に興味深かった。パーソルで利用しているラックと実際に稼働している機器を見たことで実感が生まれたが、意外なことに免震構造についても盛り上がった。

ナガイ

実際に動いているサーバーを見ることが出来て、よりインフラに関する知識を深めることができました。データセンターがあんなに強固な施設とは思いませんでした!

Y.Kawamura

  • 免震装置や非常用設備などを実際に見ることができ貴重な体験でした。
  • 契約タンクローリーからの燃料補給や計画停電対策など、有事の際のデータセンターの稼働に必要な様々な取り組みについて学ぶことができました。
  • パーソルキャリアの業務が成り立つためには、データセンターでの数多くの配慮や努力が必要であることを実感しました。

Y.M

普段見られない施設を見学することができとても学びになりました。
データセンターがいかに対災害性(地震、津波)を重視して運用しているのか、
厳重なセキュリティ下にあるのかをご教授いただいて、一社員としてとても安心することができました。

さて、いかがでしたでしょうか。

今回、私も参加させていただきましたが、普段見えない私たちの環境を支えるデータセンターを知れたことで、これまで以上にその堅牢なセキュリティと安心・安全な環境に守られているんだと感じました。

これらの学びを活かして、より良いサービス提供につなげていきたいですね。

 

今回の見学会にあたり、ご協力いただいたパートナー企業様、そしてパーソルホールディングスの皆さまに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

それでは次回のtechtektもお楽しみに👋

 

※2023年5月時点の情報です。