
こんにちは。エンジニアの永吉です。昨日に引き続き、エンジニアがアドベントカレンダーのバトンをつないでいきます🎄
私の今年のハイライトは、なんといっても新卒メンバーの成長をOJTトレーナーとして間近で見守れたことです!
この記事では、私が新卒育成にあたり特に意識した「目標設定」と「アウトプットの機会づくり」について、実際の新卒インタビューも交えてご紹介します。
新卒育成で意識した「2つのこと」
✅ ポイント1:目標の方向性を「毎日」磨く
入社初期は価値観が最も変わりやすいタイミング。そこでまずは日々の目標をとにかく添削し、到達点のすり合わせから始めました。
曖昧な目標/低い目標は学びの量を減らします。最初に「目指す到達点」を高く伝えることで、作業後の状態のズレを作業依頼者(私)と作業者(新卒)の間でなくします。すると、タスクを渡すだけで成長を自走しやすい状態に近づけます。
具体的な仕掛け:
- 日報のフォーマット/提出場所を用意。日々、「明日の目標」を書いてもらう。
- 「明日の目標」に対して、具体性と到達点(達成基準)について丁寧にフィードバック。
- 日報は他の先輩社員も閲覧できる場所に提出し、多角的なアドバイスがしやすい環境を整える。
補足:
目標設定は「自分で考える力」を育てる最大のチャンスです。
最初は「何を目指しているか」が曖昧になりがちですが、毎日添削を繰り返すことで、
- 自分で目標を立てる習慣がつく
- 振り返りがしやすくなる
- 「作業目標」と「状態目標」の違いを理解できる
- 目的意識がはっきりする
など、成長の土台がしっかりと築かれていきます。
実際、目標の添削を続けることで「話の意図を捉えるのが上手」と周囲からも評価される新卒メンバーに成長しました。
✅ ポイント2:アウトプットの機会を「仕組み」で増やす
インプットだけでは定着しません。アウトプットの場を設計することで、言語化力と自分の課題として捉えること(自分ごと化)を促進しました。
具体的な仕掛け:
- 日報:毎日、型に沿って自分の言葉でまとめる習慣化
- 実務プロジェクト:最初のころは、「1週間単位の短い開発サイクル(スプリント)で完結する仕事」を割り当て、1週間ごとに「成果物を出し切る感覚」を掴んでもらう
- 節目の発表:「6月の発表会」や「11月の上期振り返り会」など、まとめて人前で伝える機会を設ける
補足:
アウトプットの機会を増やすことで、「自分の言葉でまとめる力」が育ちます。
また、アウトプットの場を「イベント化」することで、チーム全体に良い熱量が生まれます。
半期の締めやプロジェクトの切れ目にミニLT(ライトニングトーク)を設定し、「自分の言葉で語る」場を作ることで、学びが定着しやすくなります。
新卒インタビュー
A. 目標の立て方や目標を立てる視点に関する気づきがありました。先にどういう状態になりたいかを考えて、その状態になるためにどういう行動をとるか、その行動によってどういう成長をするかという考え方をするようになりました。
Q. 目標設定を続けた効果は?
A. 目的意識を持つようになりました。先を意識して行動できるようになったと思います。
Q. 「自分の言葉でまとめる」のは大変だった?
A. 最初は難しかったです。言語化や情報の取捨選択が得意ではなくて……でも、同じフォーマットで書く回数を重ねるうちに「自分の型」ができて、こなれ感が出てきました。書くこと自体に慣れて、学びのピックアップが上手になった実感があります。
まとめ:目標 × アウトプットが育成の「ツリー」を育てる
🎄 目標は「幹」、アウトプットは「オーナメント」。
毎日少しずつ磨くことで、年末には大きくカラフルなツリーに近づくことが期待できます。
今回の取り組みでは、目的意識の醸成と言語化の定着に手応えを感じました。なお、取り組みの効果は個人差があります。
今年は新卒メンバーに適した取り組みになったと感じています。
年度末まであと少し、伴走し続けようと思います。

永吉 舞香 Maika Nagayoshi
クライアントプロダクト本部 テクノロジー統括部 プロダクト開発2部 法人サービスLLMグループ
新卒で組込み系エンジニアを経験。
2022年にパーソルキャリアへ入社。doda ダイレクトのLLM導入を担当中。
5歳息子のママ。日々ワークライフバランスに取り組んでいます。
※2025年12月現在の情報です。
