
こんにちは。
パーソルキャリア株式会社でプロダクトマネージャーをしています押川です。
今回は、新卒2年目の私がこの夏任されたチーム合宿のことを書こうとおもいます。
- チームビルディングの仕方や合宿のコンテンツや企画の進め方がわからない
- 新卒で企画職に入り、自分の役割や貢献できることに悩んでいる
そんなことを感じている人にぜひ読んでもらえたらと思います。
自己紹介
最初に軽く自己紹介させてください。
押川裕姫乃(おしかわゆきの)
- 2024年新卒 新規サービス開発の企画職で入社
- 入社後まもなく「HR forecaster(エイチアールフォーキャスター)」(以下HRF)というtoBのデータで採用支援するサービスのプロダクトマネージャーになる
- この2年間プロダクトマネージャーの基本も学びつつ、新人らしく幅広い業務や小規模タスクの回収にも勤しむ
- ほとんどやったことない仕事なので基本全部「やります!!」の姿勢でボールキャッチ
- 現在はHRFのクローズプロジェクトのプロジェクトマネジャーがメイン業務
総括
- 合宿企画はプロジェクトマネジメントの基礎!
- 新卒がプロジェクトマネジメントを実行する上で最適な要素が詰まっている
少し解説します。
合宿企画はゴール(期日)の決まった独自性があり、定常業務にその成果を引き渡す点でPMBOK*1の「プロジェクト」の定義に該当します。
一方で、他の一般的な業務よりもよりコミュニケーションやレクの要素が多い点、開発のスキルや経験が不要でもできる点から、若手でも挑戦しやすいプロジェクトでもあります。
また、新卒だろうと中途だろうと、新参者は既存メンバーとコミュニケーションを活発に取り早く組織に馴染むことが求められます。
そうした経験を必然的にできる合宿企画は、まさに若手に最適だろうと言うわけです。
合宿の概要
HRFとは、HRFチームとは
前述の通り、HRFは採用に関するデータ(転職希望者数や競合求人数など)を公開することで、求人が市場にマッチしているか判断できる完全無料のツールです。この記事が公開される頃には社外にオープンになっていますが、2026年3月でクローズすることが決定しています...。
2021年のリリースから約4年となるHRFチームですが、2022年から毎年合宿を行っています。
過去の合宿記事はこちら
合宿で【チーム・組織をよりよくするため】を本気で考えたら部署間を超えたメンバーの相互理解ができた
3期連続当選の合宿実行委員長のおかげで、普段フルリモで働くメンバーが合宿でチーム力強化できました|HR forecaster(エイチアール フォーキャスター)|採用担当者支援サービス
合宿の目的
合宿の目的はチームビルディングとメンバーの士気向上です。我々は普段ほぼリモートで働いています。拠点は一応大手町ですが大阪や九州に住むメンバーもいます。また育児中のメンバーも多く、ワークライフバランスを重視した方が多い印象です。
集まるのは半期の締め会やKickOff、忘年会など限られた場しかない為、こうして合宿を企画してオフラインで集まることは重要なイベントだと捉えています。
概要
時期:9月上旬
昨年も9月実施、FY2025上期予算に盛り込んでいたのと、上期振り返り(9月が上期末)&下期に向けてのタイミングということでこの時期になっています。
木金の1泊2日で行いました。
場所:「リソルの森」(千葉県)
こちらも昨年同様です。昨年利用してみて良かったので、リピートしました!
参加者:約20名
昨年も同じくらいでした。HRFチームは兼務も含めると30〜40人いるので、半分強の参加になります。
合宿準備
9月の合宿のために、6月くらいから検討していたと思います。
やったことを順番に記載します。
- 場所検討:候補地のピックアップ
- 人数集計:日付別の参加可否
- 候補地にアポイント:実施できる日と見積もりを確認
- 参加人数と候補地の実施可能日より場所と日程確定
- 具体スケジュールや備品の準備
1-4をかなり具体的に書いてしましたが、意外とここが難しいです。
調整を取るのが事業部長や候補地の担当者など多く、考慮事項が多いためです。
4までを2−3週間で終わらせるイメージで、5以降は周囲を巻き込んで準備や合意をするので、その後2-3ヶ月かけてゆっくり進めます。
今回の場合、昨年と同じ場所になったので迷うところは少なく、施設担当者の方も慣れていたため通常よりスムーズに進みました。
昨年のスケジュールを参考にしつつ、反省点をアップデートした今年のスケジュールはこのようになりました!
- 一日目
- 東京駅集合
- 東京→誉田
- 誉田→リソルシャトルバス
- お昼休憩(お弁当)
- 合宿コンテンツ
- 宴会BBQ
- コテージで休憩、温泉
- 二次会(自由参加)
- 二日目
- 朝食@各コテージ
- 荷造りチェックアウト
- 合宿コンテンツ
- 昼食休憩(ビュッフェバイキング)
- 合宿コンテンツ
- 帰宅
実際の様子
ここからは当日の様子をご紹介します!
一日目
当日は東京駅に集合して電車で施設に向かいました!
12時前に到着し、まずはランチタイム

その後は真面目な上期振り返り&ワークショップ
こちらはサービスデザイナーの方が設計してくださいました!
その後はレク・チームビルディングとしてHRF-CUPというレクをやりました!
ペーパータワーやピッタリゲーム*2などをやりました。そして今回は参加者全員に豪華な景品も用意しました!


この日はこれで終わりで、夕食はBBQへ!
お肉も海鮮もかなり豪華で、お酒も飲みながら普段業務中は話さないようなプライベートな話まで話し、メンバーのことをより理解できた時間でした☺︎
温泉はこんな感じできれいな施設でのんびりできました。

宿泊場所のログコテージは2人部屋×4つついた大きなコテージ。お酒やスナックも用意しておいたので各部屋で二次会が盛り上がったようです☺︎

ニ日目
各コテージで朝ごはん☀️
コーヒー付きのメンバーが自前の道具を持ち込んでコーヒーを淹れる、なんて優雅な朝を過ごしたみたいです。

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この日はワーク時間が午前&午後で5時間ほどありましたが、1日で1つの長めチームワークを設計していました。我々は中途採用入社のメンバーが多く、採用領域のプレイヤー(キャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザー)の経験がないメンバーがほとんどです。採用に関わる問題を解決するのにそれではなかなか難しいだろうということで、採用の一場面をロールプレイングできるようなワークを設計しました。

最後にメンバー全員でパシャリ!

当日は特に大きな問題もなく、スムーズに進行できて合宿委員長としてはホッとしました...。
(2日間気を張りっぱなしだったため、帰宅してどっと疲れが押し寄せました笑)
私の取り組み
ここからは、今回の合宿の具体的な業務内容をお伝えします。
上の「合宿準備」でいう5の部分を具体的に説明します。
合宿のしおり
事前準備も含めて、スケジュールや資料、持ち物などを1つのドキュメントにまとめたものを準備して参加者に共有しました。

ワークの準備
レク
こうしたレクは初開催だったので、意外と悩みました。
同期や新卒の後輩にも手伝ってもらい、ゲームの内容と景品を準備しました。
二日目ワーク(ロープレ型採用課題実感ワーク)
私もキャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザーの経験がないため、経験のあるメンバーにワーク設計やワーク内のなりきりロールを手伝ってもらいました。
採用業務の経験がない方でもいきなり採用業務の体験ができるように、ベースを整えるのが難しかったです。ヒントを与えすぎても意味がなくなってしまうし、白紙から採用業務をやれと言っても崩壊してしまうためです。
施設担当者とのやりとり
事務的な作業ですが、メールのラリーはかなりしました。
レクやワークの検討中、体育館や備品を借りることも案に浮かび、そうした場合金額はいくらで、予算に収まるのか、上長の承認をもらえるかなど...
何度も見積もりをし直してもらい、施設担当者の方にもお手数おかけした部分だと思っています...。
工夫
1. 昨年の反省を活かす
昨年の合宿の事後アンケートでこんな意見をメンバーからいただいてました。
- みんな静か。
- キックオフの時に誰も手をあげない、質問が出ないのが気になった。
- オンラインでもできることかなと思った。
- 職能混ぜたメンバーでディスカッションやワークしても良かった。
- 昼明けで眠そうな人がいたので、短く休憩入れるとか対話形式とか工夫が必要そう。
要は、もっと活発に交流した合宿「ならでは」感が欲しかった!と捉えました。
そこで今年の合宿で工夫した点がこちら
- キックオフはワークショップ形式にして聞くだけでなく対話で議論できる形に
- 遊びを作って職能ごちゃ混ぜチームで楽しめる時間を設けた
- オフラインならではのロープレ型のワークを企画した
この工夫を受けて今年の感想はどうだったのか...!?
は、「メンバーの感想・満足度」のセクションをご確認ください。
2. 参加方法の工夫
正直にいうと、個々人のいろいろな都合でこうしたオフラインの集まりにほぼ参加しないメンバーもいます。強制参加をさせることはできませんが、、やっぱりもどかしいし同じチームのメンバーとして参加して欲しい気持ちはあります。主催者として、そういう方々が合宿の様子を見て「合宿参加すれば良かった...!」と後悔してしまうような魅力的な内容にすることが、私の裏目標でした。
したがって、どんな事情があれ少しでも参加してもらえるように工夫はしました。
- 一部でもいいからオンライン参加
- 途中参加途中退出OK(オン・オフ問わず)
- 日帰り参加もOK
- 1日現地、1日オンラインのハイブリッドもOK
結果的に、泊まり込みでフルで参加していただいたのが18人、いずれかの形で少しでも参加していただいた人を含めると、計30人が参加してくださいました。
メンバーの感想・満足度
今年の事後アンケートの結果になります。
回答者87%が、HRF-CUPを「かなり有効だと感じた」または「有効だと感じた」と評価してくださいました。
また、二日目のワークは満足度99%と高く、企画者としてかなり嬉しかったです。
一日目感想
- 普段の業務では話さないことを共有でき、仲が深まった
- 普段関わらない方ともお話できた
- 短期の目標に目がいっていたが、長期的な視点における直近の目標として認識できた
- クローズの定義の理解状況、皆同じモヤモヤを抱えていることを知れた
- GM陣と対話して理解や悩みの共有ができたこと(がよかった)*3
二日目感想
- RA*4さんの業務フローはわかったつもりになりつつ、解像度の浅さを痛感できました。
- 求人要件のヒアリングや擦り合わせの重要性、求人票作成の難しさ・煩雑さを痛感した。
- 顧客(採用担当者/人事)の大変さがわかり、特に複数の条件を組み合わせた提案を行うことの難しさを体感した。
- JD*5だけでは読み取れない情報が多いのでヒアリングが重要ということ。
- 話には聞いていた「使いにくい点」や「細かい使い勝手の引っ掛かり」を実際に体感し、UXのもどかしさに気づいた。
- UIを触るだけでは気づけない、業務プロセス全体の中で使う上での課題点を発見した。
- 「知っている」のと「やってみる」では大きく違った!
- ユーザー体験大事。定期的に全員やった方が良い。
- パッケージ化して、定期的に行いたい。
学びと反省
個人的には、企画職としてこの規模のイベントを丸々企画した経験ができてよかったと思っています。宿泊となると途端に考慮すべき事項が多くなりタスク管理・進捗管理が大変でしたが、やり切ることができてよかったです。
一方で、以下のような意見もアンケートでいただきました。
- ピッタリゲームの禁止事項は追加した方がよかったかも..!
- (二日目ワークについて)「ボリュームが多く消化不良」「難易度が高かった」「チームプレーを発揮できなかった」
- 合宿前にチームで課題について話す時間を設定すべきだった
ゲーム形式のレクもロープレワークも初めて企画したので、この辺はまだまだ改善の余地があると痛感しました。たかがゲームなのに企画するとなると意外と奥深いなという発見もできました...!
まとめ
長々とここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
合宿の企画や内容が少しでも参考になれば嬉しいです。
現在は、この経験を活かしさらに大規模なプロジェクトのマネジメントを行っています。難しいことばかりですが、これからもいろんな業務を経験していこうと思います!

押川裕姫乃 Yukino Oshikawa
クライアントプロダクト本部プロダクトマネジメント統括部PdM2部
2024年新規サービス開発職として新卒入社。以降HR forecasterのディレクター業務を行う。
※2025年12月現在の情報です。
