ハイブリッドワークの組織を動かすフロントランナーであろう #PERSOL CAREER Advent Calender2025

みなさんどうもこんにちは。

パーソルキャリアでプロダクトマネージャーを務めています、小西と申します。
今はとある大きな顧客体験の企画開発をするチームのプロダクトオーナーの役割を担いつつ、プロダクトマネージャーの職能組織内の切り盛りもやらせてもらっています。
アドベントカレンダーということで、本日は

ハイブリッドワークの組織を動かすフロントランナーであろう

というテーマでお話させてください。

前提

弊社パーソルキャリアはさまざまなライフステージやキャリアステージの方と一緒に働ける環境です。したがって2025年12月現在も

  • オフィス出社がメイン
  • リモート勤務がメイン
  • フルリモート勤務

これら3つのワークスタイルが混在している「ハイブリッドワーク」状態でございます。

はたらく環境|パーソルキャリア キャリア採用サイト

所属部署にもよりますが、私が身を置く組織では9割以上がリモート勤務が中心またはフルリモートです。

※そんな中で私はオフィス出社がメインです。オフィス出社の素晴らしさについて語りたい気持ちはありますが、それは当記事ではなく別の機会にします。

 

過小評価できないテキストコミュニケーション

イメージは簡単だと思いますが、こういった環境だとコミュニケーションの主戦場はチャットツールになります。私も私以外も基本的には物理でお互いを目にすることは基本ありません。ですので

  • 投稿する(返信する行為も含みます)
  • 投稿にリアクションする

大まかに日々の営みの大半はこれら2つの行為で構成されていると言っても過言ではありません。物理で全員が見えるところにいれば、テキスト以外の視覚情報(顔の表情とか)やそこら辺でしゃべっている内容を耳に入れるなどたくさんの情報リソースがありますけどね。

そういったわけで同僚との関わりはほぼテキスト情報に集約されるわけです。それゆえにこのテキスト情報に対する姿勢だったり関わり方は、思っている以上に個々人や組織に対する影響が高いと考えています。例えば、

 

 

これはお腹が空いている状況を私が憂いている投稿です。
この投稿にはスタンプがなくちょっと悲しい気持ちです。それに対して

 

反応があると嬉しいですよね。たくさんあるとリアクションくれた人と会話しているような気分になりませんか?なりますよね?

多種多様なバックグラウンドを持った方々とご一緒するからこそ、私はこういった体験を大事にしたいと思っています。小さな車輪ではありますがこういった動きは組織を前に進める動力の一端を担えると信じています。

そんな動力の先頭に、フロントランナーであることを日々意識している私なんですが、地味に心がけていることが3つあります。

1.誰かの投稿に最初にスタンプ押す

前提となる環境に加えて、こういった思想があるので、私はだいたいSlackなどチャットツールで一番スタンプリアクションをしている(と思います)。入社してからずっと意識していたことで、きっと皆さまの身近にも1人はそういう人がいると思います。私はそういった方を心からリスペクトします。

※もちろんすべてのチャンネル、すべての投稿に対してリアクションはしておりません、自分自身ができる範囲の中でのベストエフォートです

 

空気は伝播するもので、誰かがスタンプを押せばさらに他の人が押しやすくなり、さらに他の人が、、、というループが生まれます。こういった積み重ねが組織のモメンタムだったり大小あれどもカルチャーの創出に繋がると思いまして、こういった環境であればたとえ物理的に顔を合わせなくても【一緒に働いている感触】をしっかり得られるのではないかなと考えております。

2.口数を増やして投稿のハードルを下げる

業務に支障が出ない範囲でチャットの投稿を増やすことは賛成である立場です。投稿のハードルを限りなく下げることでハイブリッドワークの環境でも活発なやり取りが実現できます。特に新規参入者にとってはこの辺の暗黙知や不文律に敏感にならざるを得ません。そういったところに認知負荷をかける必要は全くないので、

あ、この人こんな感じの投稿してるんだ、じゃあ自分も大丈夫だな

と思ってもらえるような土壌をこしらえています。

 

※某チャットの投稿数を社内メンバーごとに時系列でプロットしたグラフ

あいにく私以外の名前もあり個人名同士で比較できないですが青の折れ線が私です。
よく喋っているのが分かりますね。

3.あ、いま別件対応中なんでまた後ほど返信します!

そうは言っても私たちの仕事は1日24時間、四六時中チャットに貼りつくことではありません。往々して何かしらの業務を進行しながらのやり取りが殆どだと思います。ドキュメントのレビュー依頼だったり、メンバーからの相談だったり、すぐに答えたいがそれが出来ない、、、なんてときは

 

すぐに返せる一次返信をする

も大事にしています。

 

 

この例だとざっと要点だけ押さえて、詳細チェックは後でやることを伝えています。

言うまでもないですが、あとで返信、あとで見ます!のあとはちゃんと実行しないといけません。

 

たった3つ、どれもが地味ではあるけれど

とても地味だし一見なんてことないのですが、これらは私が実際に相手からされるととても嬉しい気持ちになります。

  • 嬉しい気持ちは相手からも貰ってるから常にお返ししよう
  • 継続的に実行することでポジティブな気持ちを持ちやすい環境を作ろう

ちょっとした心がけで自分だけでなく組織全体の仕事もスムーズに進むのであればこれほど費用対効果が高いことはありません。
これからも(地味ですが)組織を動かすフロントランナーでいようと思います。

 

最後にこれを読んで共感いただいた方でまだそういった役割が周りにないと感じる方、それはビッグチャンスです。ぜひフロントランナーになってほしいです。どんな投稿をすればいいのか分からないという方はぜひスタンプリアクション王になってください。ワンタップでできちゃいます。そうは言っても一歩踏み出す勇気が出ない、、、という方はぜひ私に相談してください!

 

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小西彰仁 AKIHITO KONISHI

クライアントプロダクト本部
プロダクトマネジメント統括部 PdM3部 第1グループ

2024年にパーソルキャリアにプロダクトマネージャとして中途入社。
入社以来数少ないオフィス出社組としてその地位を確立させている。

※2025年12月現在の情報です。