コロナ禍における学生支援の無償プログラミング講座、開発プロダクト発表会「CODEGYM Academy DEMO DAY」に弊社ゼネラルマネジャーの鹿野が登壇しました

CODEGYM Academy DEMODAY

みなさん、こんにちは。techtekt編集部です。

パーソルグループは、将来エンジニアとして活躍したい学生に、プログラミング学習を無償で提供する「CODEGYM Academy」に協賛し、コロナ禍で学習・就活に影響を受けた学生を支援しています。昨年は第一期生が卒業制作を発表する「DEMO DAY」に、パーソルキャリアのdoda開発を担う東辻が審査員として登壇しました。

※外部サイトに遷移します。

第2期の今年は、10/1(土)にオンライン上で開催。CS50を終了した2022年受講生のうち、選抜された12チーム47名が18週間の学びの集大成として企画/設計/開発を行ったオリジナルアプリケーションについて発表されました。

複数のスポンサー企業(GMOインターネット株式会社、株式会社電通、株式会社PFU、株式会社パソナ、ヤフー株式会社、株式会社ジーニー、株式会社ゆめみ、スマートスケープ株式会社、パーソルホールディングス株式会社)は、審査員として参加。パーソルグループからは、パーソルキャリアより新規サービスの開発を担う「エンジニアリング統括部 サービス開発部」のゼネラルマネジャー 鹿野が登壇しました。今回は本イベントレポートをお届けします。

 

「CODEGYM Academy」とは?

“ISA(Income Share Agreement※)型”プログラミングスクール「CODEGYM」を運営するLABOT(ラボット)が、コロナ禍で学習・就活に影響を受けた学生向けに、40社以上の企業協賛を募り、無償で提供しているプログラミングスクールです。教材は米ハーバード大学の「CS50」をメインに採用。基礎的知識からPython/Flaskを使用したWebアプリケーションの開発、データベース設計、オブジェクト指向プログラミング、セキュリティ、品質管理・ソフトウェアテストなど、実践的なWeb開発スキルを身につけることができるプログラムとなっています。

2022年6月の第3期では、297名の学生が受講。難易度の高いカリキュラムを約半年間にわたり共に学び、完走率43.4%と約半分の受講生が卒業。その集大成として選抜12チームに分かれてアプリケーションを開発してきました。
※所得分配契約。学生期間中は受講料等の支払いが発生しない代わりに、卒業後にあらかじめ定めた割合で支払う、教育機関と学生の新しい契約モデル。

 

審査員からのコメント&発表がスタート!

10時からオンラインにて発表会がスタートし、各社を代表する審査員の方より自己紹介や審査基準についてコメントがありました。弊社サービス開発部 ゼネラルマネジャーの鹿野からは、以下のようなコメントがありました。

エンジニアリング統括部 サービス開発部 ゼネラルマネジャー 鹿野 徹也

エンジニアリング統括部 サービス開発部 ゼネラルマネジャー 鹿野 徹也

パーソルキャリアでは、「doda」を中心とした転職サービスを提供していますが、私たちのグループは転職に限らず、「はたらく」にフォーカスを当てた新規サービスや事業を開発を行っています。
具体的には、学校を卒業した後の5~10年後のキャリアをどのように歩んでいくか、自分にあったキャリアを選択したい方に向けたサービスなどを提供しています。

またスキルアップするためにどんな道筋を歩めばいいのか、ラーニングコンテンツなども検討しており、BtoCだけでなく、BtoB向けのサービスも作っています。

審査基準としては、コンセプトやアイディア、プロダクト内容、技術面でユーザーの課題とまたサービスを使った未来をどのように考えているかを見ていきたいと思います。
サービスの新規性、競合と比較した際の自分たちの強みなどの視点でも話を聞いていきたいと思います。あとはUI・UX観点でのデザイン性、なぜその技術を開発者として採用したのか、なども合わせて審査していこうと思います。

本日の発表を楽しみにしています。よろしくお願いします!

 

12チームが思い思いのアプリケーションを発表、そしてパーソル賞は…

「食」「旅」「健康」「マンガ・エンタメ」「学び」などさまざまなジャンルのアプリケーションが登場。編集部の私も(もっと〇〇だったらいいのにな…)と歯がゆい思いを解消するようなアプリケーションが多数発表されました。

さまざまなアプリケーションが開発されていました!

栄養バランスや自分自身の好みが反映された冷凍食品に関する網羅的なシステムを備えたサービス、複数あるマンガ配信サービスから無料コンテンツを横断的に検索しマイリストが作れるサービス、IELTSコンピューターベースの試験対策アプリケーションなど、バラエティあふれるサービスが発表され、聞いていてどれも使ってみたい!とワクワクしました。

仕様技術は、JavaScript、Python、HTML/CSSが中心でした。チームによっては、Node.js、Electron、Selenium、Websocketなど、それぞれ学習しながらの開発になったようで、チーム一体となって、サービス開発に取り組んだ様子がヒシヒシと伝わってきました。

 

そして・・・パーソル賞は・・・

コロナ禍における学生支援の無償プログラミング講座、開発プロダクト発表会「CODEGYM Academy DEMO DAY」に弊社ゼネラルマネジャーの鹿野が登壇しました

チームRotomsによる、旅行プラン投稿とYoutubeにVlogとして投稿されている動画を融合させたサービス「T-log」です。おめでとうございます🎉

コロナ禍における学生支援の無償プログラミング講座、開発プロダクト発表会「CODEGYM Academy DEMO DAY」に弊社ゼネラルマネジャーの鹿野が登壇しました

本サービスを開発されるにあたって、技術的に以下のようなポイントを工夫したとお話がありました。

オートコンプリート機能やピン刺しによる場所の視覚化など、全体的に動的な処理を意識することで、ユーザー側に不便が生じないよう工夫しました。

また、開発メンバーがお互いにリファクタリングを行うことで、無駄な処理の削減や読み込み時間の短縮を実現しました。さらに、開発前にデータベース設計を綿密に吟味することで、後々起こりうる修正そのものの削減を図りました。

コロナ禍における学生支援の無償プログラミング講座、開発プロダクト発表会「CODEGYM Academy DEMO DAY」に弊社ゼネラルマネジャーの鹿野が登壇しました


パーソル賞では、コンセプト、アイデア、プロダクト内容、技術面などを中心に審査させていただきましたが、講評として鹿野はこのように話します。

みなさん、本日は発表お疲れ様でした。素晴らしい発表ばかりで、かなりクオリティが高かったこともあり迷いましたが、パーソル賞を選ばせていただきました。

冒頭にお話した審査項目をもとに見ていましたが、もともと旅行系ベンチャーで旅についてのサービスを0→1開発していたこともあり、T-logがとても気になってしまいました。一番はプロジェクトの思いで、「誰かのためのサービス」として作りたいという考えがしっかり反映されていて、利用ユーザーがどう考えているか、どのような機能があれば喜んでいただけるか考慮されていた点、とても素晴らしかったです。

また、Vlogを活用することにより、既存サービスよりも更なるユーザー体験を向上させられる可能性を感じました。UX観点でも細かな考慮がなされており、オートコンプリート、コンテンツローディングもスムーズで、デザインもレスポンシブ対応しやすく作られていました。これなら旅行の計画段階でも実際の旅行中でも使いやすく、ユーザーのことを考えられているなと改めて思います。
加えて、今後の展望としてSEOやセキュリティ、Vlog投稿者への巻き込みを想定している点は今後のグロースを見据えている点。さらに発表者の方が伝えられていた、旅行プランの最適化を目標にしている!という部分。ここが今回作られたMVPとして、しっかり表現されてました。その目標に向けてチームでスコープが定めた上で、役割分担含めメンバー間でコミュニケーションが取れいていた点が評価ポイントとしても大きかったです。

今回、初めてチーム開発を行なったということで、サービスをチームで生み出す難しさを経験できたかなと思います。役割が整備されていないと、同じ部分を開発してしまったり、APIで得られるデータ項目が想定外だったり、MVPスコープや技術選定で意見が違ったり――
ただ、それら知ると同時に、一人ではやりきれない成果、チームで作る楽しさを経験できたと思います。僕自身いつも思うのですが、サービスを作るってとても楽しいですよね。これからもぜひ開発を楽しんでいただければと思います。

本日はありがとうございました。

パーソル賞を受賞されたチームの皆さまには、ささやかながら、パーソルグループよりグッズを贈呈させていただければと思います。

 

審査員といっしょに振り返り

12チームそれぞれの発表を聞いている中で、社会課題に目を向けていたり、形態素解析や機械学習など難易度の高いことにチャレンジしていたり、ユーザーの「負」を捉えてしっかりコンセプト設計していたりと、私たちにとっても学びに繋がる時間でした。

それぞれの審査員からも、

  • 「私自身も使いたいと思った!その上で、こんな機能も取り入れてみて欲しい!」
  • 「プログラミングを始めて4ヶ月の方のクオリティとは思えない、裏側のデータ処理までこだわっていてすごい!」
  • 「プレゼン資料にも細かなユーモアやチームらしさが表れていて聞き応えがあった!」
  • 「すでにリリースしてユーザーに使ってもらっているとは。ぜひこのまま事業化して欲しい!」

など、より良くなるためのフィードバックがあり、多角的な視点でサービスづくりの醍醐味を感じました。

卒業生のみなさんが、ここから新しいキャリアに挑戦していかれることを心から応援しています!本当におつかれさまでした。

 

鹿野 徹也 Tetsuya Shikano

エンジニアリング統括部 サービス開発部 ゼネラルマネジャー

SIerにて金融系プロジェクトの要件定義〜開発〜マネジメントを経験。その後、地元へUターンし、ソフトウェアハウスにてIBM、FUJITSU、NEC等のリホスト業務(ランタイム作成、言語変換)に従事。地方と東京の「はたらく」違い・差を実感し、より自分らしく「はたらく」ためWebアプリケーションエンジニアへ転身。アプリ連携、サーバレス開発、AGILE(SCRUM)開発リードと各種Webサービス開発で経験を重ね、2018年にパーソルキャリアへ入社。昨今はGV提唱のDesignSprintを利用したサービス企画に加え、マネジャーとしてエンジニアの「はたらく」をサポート、より良いチーム開発の実現に向けて挑戦中。

※2022年10月現在の情報です。