パーソルキャリアのリモートワーク #techtekt Advent Calendar 2021

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こんにちは。サービス開発部(以下、サビ開)の相川です。

アドベントカレンダー4日目です。これまでみなさん内容の濃い記事を書かれていて、自分のペラッペラの記事が公開されるのが怖いです、相川です。

私は2021年の4月に新卒でパーソルキャリアにWebエンジニアとして入社し、約8ヶ月をリモートワークで過ごしてきました。
今やWithコロナの時代。リモートワークを行う企業は珍しくありませんが、その中でも月に一度も出社せず、かつ新卒入社時からリモートワークし続けているリモートワークネイティブである方は全体の割合で言うと少ないのではないでしょうか。
本記事では、サビ開で行われているリモートワークならではの取り組みを紹介したり、リモートワークネイティブとして感じていることを書いていきます。

サビ開におけるリモートワーク

サビ開では、新型コロナウィルスの流行以前からリモートワーク制度を導入していました。コロナになってからと比べると、利用される率は低かったようですが、リモートワーク制度がコロナ以前から導入されていたおかげか、コロナウィルスが国内でも危険視されはじめてから現在のような体制に移行するまでがスムーズだったと聞いています。私が2020年の2月に就職活動でサビ開の方と面接をした際にはすでにほとんどの方がオフィスに出社されていない状況だったようです。
感染が一旦落ち着いている現在(2021年12月初旬)においても、リモートワーク体制は継続しており、ほとんどの方がご自宅で勤務されています。
また、今後コロナ感染が収束した後も、リモートワークの推進は継続されると聞いています。

サビ開におけるコミュニケーション

リモートワーク下で課題なのが社員同士のコミュニケーションです。
オフィスへ出社した場合と比較すると、コミュニケーションの質や量がどうしても下がってしまいがちです。
そこで、様々な企業でさまざまなコミュニケーションツールや施作が行われているかと思います。
このセクションでは、サビ開で導入されているコミュニケーションツールや施作についてご紹介します。

Slack

主にテキストベースのコミュニケーションや、部署全体へのアナウンスに利用されます。Slackについてはおそらく他の多くの会社と同じような使われ方をしていると思いますが、サビ開では少し特徴的な方針を設けています。
それは、なるべくDM(ダイレクトメッセージ)を使わないようにしましょう、という方針です。このような方針の背景には、情報がオープンで誰でもアクセスできる場所にあることによって、心理的安全性を高めことができるという狙いがあります。こうした背景から、Slackに関わらず、情報をなるべくオープンにしておくことをあるべき姿としています。しかし、サビ開で使っているSlackサーバー上では、DM率がまだまだ高いという現状があります。

DMの使用率を下げるため、定期的にDM率を計測してメンバーに公開する取り組みを行なっていたりします。

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メンバーに公開されているDM率

音声によるコミュニケーション

サビ開では、音声によるコミュニケーションを大事にしています。さまざまなアプリ/ツールを利用して、音声によるコミュニケーションを頻繁に取るようにしています。
勤務を開始すると、メンバーがプロジェクトごとに作られたボイスチャンネルに入り、それぞれ開発を行なっています。場合によってはデイリースクラムや、ちょっとしたミーティングも音声チャットで行っているプロジェクトもあります。
さまざまなアプリやツールを活用する利点として、誰がどのチャンネルにいるのかわかりやすく、チャンネル間の移動が行いやすいという点があると思います。
「ちょっと〇〇さんに話したいことがあるな」というときに〇〇さんがいるチャンネルに行って話しかけることができると言う点で、一般的なミーティングツールでは実現しにくい気軽さがあります。
サビ開では、各プロジェクトのチャンネルの他に「自販機」、「雑談部屋」といったボイスチャンネルも用意されており、ちょっとした息抜きに人が集まれるようになっています。

オンラインミーティングツール

本格的な会議にはミーティングツールを使っています。代表的なものにZoomがありますが、サビ開ではブラウザ上で動作するミーティングツールを使っています。Zoomの場合、メンバーに共有されたリンクをクリックしても、そこからクライアントアプリケーションを起動して入室する形になるため、個人的にはブラウザ上で動作してくれるものの方が楽だなと感じています。
ボイスチャットアプリと違い、会議中にコメントも入力できるため、人数が多めの会議では、発言者以外の方が積極的にコメント欄を盛り上げています。

雑談タイム

サビ開では、部署内でのコミュニケーションの活性化、相互理解のために任意参加の雑談イベントがほぼ毎日行われています。話題は限定されておらず、プライベートなことから業務に関わることまで、3〜6名程度のグループで1日あたり約30分程度、ざっくばらんにお話しされています。参加するかどうかはその日の気分で決めることができ、毎日違ったグループで雑談を行っています。
時間を決めて雑談をするということには、賛否両論あるかと思いますが、新卒社員であるである私にとっては非常に価値のあるものだと感じています。私は入社して8ヶ月経ちますが、部署内のほとんどの方とリアルにお会いしたことがありません。そういった中で雑談を通して他の社員の方とお話ししたり、他の社員の方同士の関係性などを知ることで、自分が所属している部署やチームが、自分の中でよりリアリティを持って感じられるようになっています。

リモートワークネイティブから見るリモートワークのあれこれ

ここからは、この8ヶ月間を振り返ってみての個人的な感想を書いていきます。
投稿内容は私個人の意見であり、所属企業・部門見解を代表するものではありません。

オフィスで働きたいと言う気持ちはほとんどない

パーソルキャリアのオフィスは綺麗ですが、通勤したいなと言う気持ちは正直あまりありません。おそらく多くのサビ開エンジニアの方は同じだと思いますが、自宅の仕事部屋を快適にしたおかげで、オフィスの方がむしろ効率が下がってしまうと感じます。ただし、オフィス以上に自分に合った環境を作るためには当然それなりに金銭的なコストがかかります。リモートワークを推進する上で、企業側はこういった部分についてもサポートできると良いのかなと思います。
好きな環境を整備できると言うメリットに加えて、リモートワークは通勤時間が不要になるという大きなアドバンテージがあるため、個人的にはもう通勤必須の会社では働けないなと思っています。現在サビ開の多くの方は、3ヶ月に1度事務手続きのために出社されていますが、そのくらいがちょうどいい感じです。

新卒リモートワーカーに求められるもの

リモートワークには多くのメリットはありますが、社員同士のコミュニケーションと言う点で対面以上に工夫が必要であると言うことは言うまでもありません。そういった中で、 新卒リモートワーカーは何を気をつけないといけないのか。これもわたしの感想ですが、意思表示や所謂ホウレンソウが新卒リモートワーカーにもっとも重要なことなのかなと思います。
新卒というのは何もかもがわからないことだらけですが、先輩から見てもどこがわかっていないのかはわからないものです。それが画面越しになってしまえば、より一層先輩が私たち新卒社員の状況を理解することは難しくなります。わからないことがあればキチンと意思表示をしなければ、誰も気づけないのです。意思表示やホウレンソウは、社会人にとっては当たり前ですが、リモートワークをする上で、特にわからないことだらけの新卒の方はより一層徹底して行った方が良さそうです。

おわりに

本日はパーソルキャリアのリモートワークについてお話ししました。これからも、先の読めない情勢が続いていきますが、あたらしい「はたらく」形を目指していきたいと思います。

さて、明日の記事は、kyomiyaさんによるゲームから学んだ「継続する」ためのコツだそうです。楽しみですね!

それでは、良いクリスマスを!!

 

エンジニアリング統括部 サービス開発部 エンジニア 相川 大吾の写真

 

相川 大吾 Daigo Aikawa

エンジニアリング統括部 サービス開発部 第1グループ

2021年4月に新卒でパーソルキャリアへ入社。フロントエンドエンジニアとしてtoB、社内向けサービスの開発に従事。

※2021年12月現在の情報です。