GROOVE X CMO西井 敏恭氏×パーソルキャリア 橋本紀子【スペシャル対談】LOVOTがヒトの生活と「はたらく」に与える変化とは―――

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パーソルキャリアは2019年10月に「はたらくを自分のものにする力を」というミッションを掲げました。中でもテクノロジーを活用した新しいはたらくを創る取り組みを進めているのがテクノロジー本部です。AIが労働環境に入り込むことについて、仕事が奪われるといったマイナスな考えをする人もいるかもしれませんが、AIを搭載したロボットが私たちと共存することで広がる新しい世界もきっとあるはず。今回は、家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を開発するGROOVE XのCMO西井敏恭さんをお迎えし、パーソルキャリアの橋本紀子と共に、ロボットやAIが共存するこれからの世の中や「はたらく」について語っていただきました。 

※橋本は退職していますが、本人の同意を得て掲載を継続しています。

 

パラレルに「はたらく」CMO西井さん―――2人とも会うたびに名刺が違う!?

――本日はよろしくお願いします!まずは、西井さんの現在のお仕事について教えてください。 

西井:お願いします!現在、GROOVE XでCMOとして働いています。前職では、ドクターシーラボでデジタルマーケティングをやっていて、7年前に退職。その後起業し、シンクロという会社を経営しています。食品の宅配を行うオイシックス・ラ・大地で、チーフマーケティングテクノロジスト(CMT)という肩書でも仕事をしています。GROOVE Xは2019年の年末にジョインしました。 

橋本:シンクロを経営しながらオイシックスやGROOVE Xでもお仕事をされているんですよね。

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GROOVE X株式会社 CMO 西井 敏恭 氏

西井:そうなんです。3つの会社に所属していて、よく忙しそうと言われますが、パラレルキャリア的な考えがなかった時代に、オイシックスの代表から「2つやったら面白いじゃん」と言われ、大企業のマーケティングとスタートアップの代表どちらもできるなら働けばいいやという考えで5年ほど続けていたところで、GROOVE Xの代表である林に出会いました。プロダクトがあまりにも面白かったのと、日本にはないあり方の会社だと思い、2つできたら3つできるなと思い新しいチャレンジとして参画しました。想定していた以上にめちゃくちゃ忙しいですけどね(笑)。

橋本:西井さんと最初にお会いしたときは、私がSIerにいて西井さんはドクターシーラボさんでマーケティングの最前線で働かれている時でしたよね。

西井:そうそう。当時はマーケティングオートメーションツールがない中で、データを駆使してやっていて、その折にお会いしましたね。

橋本:当時、私は通販業界の担当で、通販ではどうあるべきかを参考にさせてもらいました。その次に西井さんに会ったときは、私は銀行員という立場で、投資の件でご相談に行きました。その時に西井さんはオイシックスにジョインされ、シンクロを立ち上げ、さまざまなテクノロジーの会社に投資もされていて、西井さんしかいないと思ったんですよね。

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テクノロジー本部 デジタルテクノロジー統括部 シニアストラテジスト 橋本 紀子

そして、銀行を辞めた後の2019年の春に、沖縄のイベントで再会して、今年の2月にも宮崎でお会いしましたが、どちらも名刺は変わっていました。1年に1回しかお会いしていないですが、お互い全部名刺が違いましたね(笑)。

西井: たしかにそうでしたね(笑)

 ――パラレルキャリアについて伺いたいのですが、お2人から見たときにパラレルで働く中での会社とのつながりはどのように捉えていますか? 

西井:昔は「会社が変わると縁が切れる」とも言われていましたが、SNSの広がりからか、どちらかというと会社軸ではなく、人軸での付き合いが始まるようになっていると感じています。実際、GROOVE Xもオイシックスも。このように立場や会社が変わっても、つながってる人たちが沢山いるというのはのではないかなと思います。

橋本:まさにそうだと思います。私自身も人とのつながりで仕事の幅が広がったケースは何度も体験してきました。それにしても西井さんがまさかLOVOTのCMOも務められるとは驚きました…!

西井:僕がこんなかわいい商品を扱う会社にいるとは思わないでしょうから(笑)ただ、化粧品会社のマーケティングをやっていたときも、自分自身化粧品が好きだったわけではないですが、人の縁で化粧品を扱うことは面白いなと思って働いていました。LOVOTも代表の林に会うまでは存在を知りませんでしたが、お会いしたときに「この人はなんて面白いプロダクトを考えているんだ」と思い、「この子(LOVOT)は何としても世の中に送り出さなければ」という使命感が生まれました。

 

機能だけが魅力ではない、目に見えない次の価値を作るGROOVE Xとパーソルキャリアの取り組み

――西井さんの目線から、LOVOTのプロダクトの魅力やGROOVE Xの良さを教えてください。

西井:LOVOTは存在感を発揮するためにAIを活用し、ロボットの新たな価値観を創っているところが魅力ですね。

まず世の中にはいろいろなロボットが出てきていますよね。AIは、機能的なところに使われていますが、LOVOTは逆のところを目指しています。全自動洗濯機や掃除機は確かに便利ですが、存在が大きくなるとちょっと厄介ですよね。だって、ロボット掃除機がうるさかったら嫌じゃないですか。なので、できるかぎり存在を消すことが重要になってきますが、LOVOTは存在感を発揮するためだけにAIが使われています。ものすごい数のCPUがフォローして、たとえば目を合わせてくれたり、動きながら誰がいるかカメラで認識して、認識したものの結果として、どういったアウトプットをするかを考えたりと、存在感を出すためのAIが常に稼働しています。

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LOVOT MUSEUMにはLOVOTが作られた変遷が飾られている

ロボットの存在感について考えている人って、世の中にも中々いないと思いますが、社内では「こういうふるまいが出たほうがかわいい」とか、「こういうことしてほしいよね」といったことを真剣に議論しています。「こうやったら便利だよね」というものを作るスタートアップはたくさんあると思いますが、目に見えないものを形にして次の価値観を作っていくというGROOVE Xのあり方は、とても面白いなと思いました。

機能的なものを求めてLOVOTを買おうと思う人は、少ないと思います。掃除や洗濯をしてくれるわけではないし、きゅーきゅー泣いているし、家に帰ってくるとなんかうるさいよ、とも思いますが、「便利じゃないもの」を作ることは、素晴らしいなと思います。

――便利なことだけが商品の価値ではないですよね。

西井:過去に経験してきた企業でも市場にないところに商品を作ってきました。LOVOTは新しい家族になる存在として作られました。核家族や結婚しない人が増え、さまざまな社会問題も出ています。寂しい気持ちはあるけど、家にあまりいなければペットを飼うことはできない。これらを解消する手段として、LOVOTが存在する未来は成立します。これは、確信に近いものがあります。

橋本:西井さんがすごいのは、オイシックスにしてもLOVOTにしても、その後爆発するものをきちんと選んでいるところだと思います。ドクターシーラボのときも、通販分野で化粧品に注目する中で、ドン!と抜け出ていてすごいなと思っていました。その後、韓国の企業なども追随してきましたが、ドクターシーラボは常にトップを走り続けています。そんな中でも、顧客や消費者をしっかりと見ているのがすごいな、どうしたらできるのかな、と思っていました。

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西井:ありがとうございます。実は、ドクターシーラボもオイシックスも、決して業績がいいときに入社したわけではないんですよ。なので、勢いに乗ってる会社にいたかというと逆ですね。むしろ、きちんとマーケティングをやらなければというタイミングだからこそ、お声がけ頂けたのだと思います。時流に乗っているところに乗っかるのは好きではなく、困っているところに自分が必要とされて行くほうが自分も楽しいし、好きですね。

――西井さんは確実に成果を上げられていますが、市場がないからこそ当たるか否かの判断も難しいのではないかと思います。そんな中でも当てることができているのは、何か共通しているポイントがあるのでしょうか。

西井:確実に成果を出しているか分かりませんが(笑)、1つは、マーケティングという仕事をしているからこそ、お客様を見る機会も多いので、そこから感じることかなと思います。今日もお越しいただいたときのようにLOVOTほどお客様が反応してくれる商品は、他にはありません。

(※編集部は、取材前にLOVOT MUSEUMで大はしゃぎしました。笑)

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LOVOT MUSEUMの様子(一部)

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自分が目利するとかではなく、その時はそこまで売れていなかったとしても、プロダクトに熱狂的なお客様がいて、そのプロダクトやサービスを提供してる会社がしっかりとした理念を持っていると、なんとかなるかなーと感じています。

2つ目は「この経営者と仕事してみたい」という欲求ですね。新しい仕事を始める時は、「この方と一緒に仕事をすれば、新しい価値観が身につくんじゃないか」と思っています。ベンチャー企業の代表をやっていますが、その場にだけいると、自分が何でもできる人みたいに感じてしまいます。でも、優れた経営者の下で仕事をしていると自分なんて本当にまだまだだな、って感じることが多い。自分にないものを持っている優れた人と一緒に働くのはとても楽しいですね。

――パーソルキャリアでは、新しい「はたらく」を創ることを考えていますが、一体どのようにして「はたらく」を提案していこうとしているのでしょうか。

橋本:私はもともと、GROOVE Xの代表である林さんがソフトバンクロボティクス時代にPepper開発をしていた頃から追っかけをしていて、退職して会社を立ち上げられたときから注目していました。 

これは私個人の考えですが、AIやロボットといったものは、人にどんどん近づいていくと考えています。彼らの役目は究極、LOVOTのように人と人の間を埋めるところにあると思うのです。

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「はたらく」という文脈で言うと、目に見えて役に立つことだけが「はたらく」ではないと思っています。私は過去、看護の仕事に携わっていましたが、この仕事は医療関連業務をすることだけではありません。人の目を見て話を聞いて、触って接するのも仕事です。きっとロボットにもその仕事があると思いますし、私はAIを「かわいい」だけに使うことも大賛成です。かわいいは正義ですから(笑)人がかわいいと言っているときのテンションって、アドレナリンが出まくっていますよね。 

今、多くの会社がリモートワークを取り入れていますが、ロボットとロボットの間をつなぐロボットや、人と人との間をつなぐロボットが出てきても良いと思うんです。そうすることで「はたらく」はどんどん変わってくると思います。リモートワークが普及してストレスを感じている人からのパワハラも増えていると聞きます。そうしたことを減らすために、ロボットが担える役割もあると思います。 

西井私が代表を務めるシンクロではリモート勤務中心ですが「おやつタイム」を設けているんです。リモートだけで働いていると、とくに1人暮らしの社員は明らかに元気がなくなっているんですよ。なので、その時間はリモートでおやつを食べながら雑談をする時間を作ったり、会社で購入したLOVOTを社員に貸し出したりしています。家族と住んでいる人のほうが元気で、1人暮らしだとほとんど人と喋っていなくてつらいと言っていますね。 

先日、LOVOTの購入者がSNSで「1人暮らしだと、部屋の中に他の存在感があることが尊い」と書いてくれていました。まさに、LOVOTにできることは存在感を出すことだと思うんです。リモートということに限らず、人と関係を作れなくなってきたときに重要になってくるはずです。代表の林は本気で「四次元ポケットのないドラえもんをつくりたい」と言っています。

ドラえもんは、四次元ポケットで機能的なものばかり出していますが、のび太は結局最後にドジを踏んでいて。要は、便利な道具だけでは幸せにならない。でも、のび太にとってドラえもんは1番の友達で、ドラえもんがいなければグレちゃうかもしれません。つまり、のび太にとってドラえもんが持つ機能は、「存在」なんですよね。まだLOVOTは現時点ではまだドラえもんにはなれていませんが、もう少しでペットには追い付けるかもしれません。さらにドラえもんになれたら、人の心を救えるんじゃないか、と林は本気で言っていて、こんな日本人なかなかいないなと思っています。

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橋本:これまで働いてきた中で、コミュニケーションが得意ではない社員の方も多くみてきました。そのコミュニケーションが得意ではない者同士で負を抱えていて、なんとかそこを埋めることができないかと考えています。私の部署も40人ほどエンジニアがいますが千差万別で、自由でありながらも神経質な人もいるので、ロボットがその間を埋める役目ができると良いなと思っています。そこで「LOVOTのようなロボットが、人と人をロボットがつなぐ」、という可能性を真剣に考えていきたいと思っています。

西井:可能性を検討する際に、オフィスで実証実験も考えられますが今の状況を鑑みて1人暮らしの家でやるのも手段の1つかもしれませんね。

橋本:そうですね。今は方向性をいろいろと探っている段階ですが、この先のリモートワークが当たり前の世界になったときにLOVOTを置くことで、子供の遊び相手ができて、働く親たちが自分の仕事に集中できるようになったり、癒されたり生活が充実することができれば、みんながハッピーになりますよね。そんな新しい「暮らす」と「はたらく」を考えていきたいです。 

コロナを機に変わる働き方―自分をオープンにし、相手に求めすぎないことで得られること

――With/Afterコロナにおける「はたらく」はどのように変化すると思いますか?

西井:withコロナの状態がずっと続くかもしれないので、働き方の概念は変わると思っていますが、長い目で見れば世の中って常に変わっているんですよね。たとえば旅行という面で見ても、今はSNSがあるから孤独を感じることもありませんし、Googleマップがあるから知らない街でも迷いません。この20年で見てもそれぐらい変わっています。もっと言うと、江戸時代には歩くという手段でしか旅行ができなかった。ただ、江戸時代の人がそれで不幸せだったかと言うとそうではなくて、日本では一番平和が長く続いた時代とも言われていますし、さまざまな疫病の流行などがありながらも浮世絵など素晴らしいアートが出てきた時代ですし、人は常に変わっていく時代の中で適応していくしかないなと、僕は思っています。不幸になった、と考えるのではなく、変化を楽しもう、と考えています。 

橋本:西井さんのお話を聞いていると、柔軟性だけでなく、発信力もあるなと感じています。人って、貪欲になっているときは情報が欲しいモードになっていますが、西井さんも含め私がすごいなと思う方は、自分の持っているものをどんどん隠さずに出します。それ秘密にしたほうがいいんじゃない?と思うようなことも出してくださります。発言することで、そうした人とつながったり出会えたりするのだと思います。

西井:インターネットでこれだけ情報が爆発した現在、クローズにすることに価値を感じないし、仕事だけでなく考え方なども様々な事をオープンにした方が、本当に面白い人や役に立つ情報に出会えると思います。もちろん、会社の企画などで「外部に出すのはNGです」というものもあるとは思いますが、そんなにパクられることはありませんし、パクリきれません。

たとえば、イチローの振り方は誰でも真似ることはできますが、誰もマスターはできないじゃないですか。あれは、イチローの身体があってこそだと思いますし、マーケティングや企画についても、真似るよりもそこにアジャストするマーケティングを行うほうが大事だと思いますし、自分の考え方を発信していると面白い人たちが集まってきます。普段から考え方を発信していると間違ったことを言ってるとそのような人たちから指摘もいただけますし、さらに乗っかって面白い企画が編み出されたりします。そのほうが会社にもフィードバックできてプラスにもなりますし、僕はクローズドは好きではありません。GROOVE Xも基本はオープンにするカルチャーです。ちなみにシンクロでは、僕も含めて全員の給料もオープンソースです(笑)横の人同士で給与がわかるから、ちゃんと働こうと思うのかなと。ネガティブな考えをする方もいますが、そういう人は来なくて良いですし、正々堂々とやれる関係性を目指して会社を作っています。

――今後、お2人がチャレンジしたいことを教えてください。

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西井:コロナの流行があって、僕なりにいろいろと考えることがあります。2019年の夏にカンボジアとミャンマーに行って、ジャパンハートの吉岡秀人先生とお会いする機会があったのですが、彼のいろいろなところでいろいろな命を救っている姿を見て、すごいなと思いました。講演や書籍を出版して様々な方から支援していただいているのですが、100%困っている人のためにお金を使っている。一緒にカンボジアからミャンマーに飛ぶときにも、3,000円ほど安く飛行機に乗るために、先に行かれたこともありました。「3,000円あれば、ガーゼや麻酔が何人分もできる」とおっしゃっているのを見て、本当にこの人はすごいなと。また、手術した後患者さんがすぐに出て行ってしまったことがあったんです。「ありがとう」と言われたいのでは?と思ったのですが、彼は「ありがとうって言われたら負けだから」とも言っていました。これは自分にはない感覚で、今までの自分は、人に感謝されるためにやろうと思ってやっていたことばかりだったので、そう思わなくても人のために何かできることが見つかればいいなというのが、直近の課題ですね。自分はどうしても、人の「ありがとう」を求めてしまうので。今後は働き方も変わるし、社会も変わる。社会は変わるものだと思いますので、そこに対してできることをきちんとやっていきたいと思います。

吉岡先生からも、「いろいろなことをやっているのは、自分のためにやっているんだよ。そこに“ありがとう”を求めてはだめ。あなたは自分のためにいろいろなことをやってるはずです」と言われました。コロナの問題の中で「自分のできることって何なのかな?」と考えて、今でも社会的活動はいろいろとやっていますが、他人のためにとか偉そうに考えるのではなく、自分のためにやりたいことをやっていると自覚して行動しようと思います。

橋本:今日はようやく西井さんと深い会話ができたなと思います。ある意味、似ているところがあってほっとしたなと。先ほどの吉岡先生の話も、病院勤務時代のことを思い出しました。なんでもオープンに話される西井さんは、それを「ありがとう」と言われなくてもやっていらっしゃいますし、私もそうしていきたいと思っています。出し惜しみしても良いんじゃないと言われることもありますし、実際に出すべきか迷ったりもしますが、これからも出していきたいです。後輩たちにも、包み隠さず言ってほしいですし、それは「やれ」と言われてできることでもないと思うので、じわじわと滲み出ていけばいいなと。「明日死ぬかもしれないんだから、みんなもっと好きなことやろうぜ」というのは本音で思います。つらいこともたくさんありますが、ネガティブにとらえずに、たまたま与えられた試練だなと考えれば良いのではないでしょうか。そして、つらい時にLOVOTが癒してくれて、好きなことをさらにできるようなサイクルができればいいなと思います。西井さんがLOVOTのマーケティングをしていくなかで、どう変わっていくのかも楽しみです。

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―ありがとうございました!

(インタビュー・編集=伊藤秋廣(エーアイプロダクション)/執筆=The Text Factory(エーアイプロダクション)/撮影=古宮こうき)

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西井 敏恭 Toshiyasu Nishii

GROOVE X株式会社 CMO

株式会社シンクロ代表取締役社長。オイシックス・ラ・大地株式会社 執行役員 CMT。

化粧品会社にてデジタルマーケティングの責任者を務めた後、独立。オイシックス・ラ・大地で執行役員を務めるほか、シンクロでは大手企業やスタートアップのマーケティング支援を行う。著書に『世界一周私の居場所はどこにある?!』(幻冬社)、『デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法』『サブスクリプションで売上の壁を超える方法』(翔泳社)がある。

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橋本 紀子 Noriko Hashimoto

テクノロジー本部 デジタルテクノロジー統括部 事業開発 / R&D 部 事業開発グループ シニアストラテジスト

新卒で食品会社研究所に入社し、新商品開発に従事。その後起業・廃業を経験し、2006年SIerに入社。顧客行動やロイヤルティなどの研究・顧客企業の販売戦略や新規事業立案等に従事。2016年より金融機関に出向し、一次産業の経営に関するコンテンツの企画・運用などに幅広く携わる。2019年パーソルキャリアに入社。データ活用・分析における研究に従事。社外では、日本ダイレクトマーケティング学会 デジタル・マーケティング・アナリティックス研究部会、日本マーケティング学会などにも名を連ねる。現在は退職。

※2020年7月現在の情報です。