Developer&Designer Advent Calendar 2024 24日目の記事です🎄
はじめに
こんにちは。
P&M戦略本部 デザイン推進統括部 横断戦略デザイン部 戦略デザイングループの荒巻里奈です。
24新卒として今年の春に入社しました。
社会人になった2024年が終わろうとしているこのタイミングに改めて、私がなぜ新卒で人材業界の会社へ入社することに決めたのか、振り返ってみようと思います。
人材業界に対して想うこと
せっかく人生の中で9.5万時間も使うなら
みなさんは、ご自身の生涯労働時間を計算したことはありますか?
人によって社会人になるタイミングや労働時間は異なりますが、おおよそ9.5万時間と計算できます。
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- 労働開始年齢:23歳(4年制大学卒業の場合)
- 定年年齢:65歳(日本の一般的な定年年齢)
- 生涯労働年数:43年
- 年間労働日数:245日(年間休日120日の場合)
- 労働時間:8時間/日
- 年間残業時間:262.8時間 *1
- 年間労働時間:2222.8時間(245×8+262.8)
- 生涯労働時間:95580.4時間(2222.8×43)
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どんな仕事をするかの選択は、人生に占める約9.5万時間に関わる意思決定。
そのため、「はたらく」環境は、その人の価値観や人生をも変えてしまう可能性を含んでいます。
それに仕事は、健康、学び、お金、育児、副業、老後、、、などなど、日常のあらゆるものと密接に繋がっており、幸せに生きることと「はたらく」ことは、凄く近いところにあるのです。
せっかく人生の中で9.5万時間も使うのなら、仕事を自分の生き方と結びつけたり、人生に混ぜたりして、幸せになる一つの要素(手段)にできたらいいなと思います。
就職や転職などの点だけではなくて、ちゃんと人生を通してトータルでサポートしていきたい。そんな「はたらく未来図構想」という会社の方向性に惹かれて、入社を決めたのでした。
「はたらく」は千差万別
みなさんやみなさんの周りの人は、どんな風に働いていますか?
意欲高くバリバリ働かれている方もいらっしゃれば、フルタイムで働きてくても介護や病気などの色々な事情でできない人、趣味を大切にするためになんとなく働いている人、色々な「はたらく」があります。
様々な人が、みんな「はたらいて、笑おう」を実現するというのは、とても難しいことです。
「はたらく」の定義は非常に幅広く、だからこそ、沢山のサービスによって一人一人の課題に寄り添えるようにしていくことが大切だと思います。
なので、新卒からデザイナーとして、人材業界の事業会社で新規事業開発に携われることは、私にとって非常に魅力的でした。(現在UXリサーチャーというポジションにいるのですが、その志望理由は続編等またの機会をご期待ください)
“デザインのアプローチで人の「はたらく」にとことん向き合った結果、サービスの体験価値が向上し、より良い働き方、ひいてはその人らしい幸せな人生を歩むお手伝いになる”
これほど「人」に対して、大きな影響を与えられる業界・仕事内容は中々無いと思いますし、とことん「人」に向き合えるのが、人材業界とその業界内でサービス作りをおこなう魅力だと私は考えています。
私の「はたらく」が人の人生や社会的変化の一部となる
労働市場は常に変化し、企業側の人材ニーズも多様化してきています。
特に少子高齢化が進む日本では、企業にとって“優秀な人材をいかに獲得するか“が重要なテーマになってきており、従来よりも幅広い層に効率性を保ちながらアプローチする戦略を考える必要があります。
従業員の多様性が広がることで、シニア層向けのキャリアサポートや、育児・介護との両立、複業やフレックスタイム、リモートワークといった柔軟な就業環境の用意が必要になり、従来の延長上にはないサービスニーズが生まれてくると思われます。
それらのニーズの発生を背景に、人材業界および人材関連サービスへの需要は今後さらに高まることが予想されます。
一個人のキャリアや人生に直接影響を与える仕事でありながら、社会的意義も大きいのです。
私自身はまだ新卒社会人で経験も浅く、実感を持ってお伝えできることではないのですが、
人材業界に関わることで得られる達成感ややりがいは、私にとって確実に大きな魅力だろうと思っています。
さいごに
仕事は、あらゆる人の一生に関わるもの。「はたらく」と無関係でいられる人はいませんし、生きることと「はたらく」ことは切っても切り離せません。
とはいっても、人生は仕事だけではないですし、仕事でしか幸せが得られないなんてことは無いです。
「はたらく」に対しては千差万別、人によって多様な考え方があります。
私たちの人生や考え方を、仕事起点にする必要はないけれども、
せっかく人生のうちの9.5万時間を使うのなら、誰かのために「はたらく」ことを通して、自分も幸せになれたら嬉しいですよね。
人々の「はたらく」にまつわる体験をよりポジティブな方向へ変えていけたら。
幸せに「はたらく」ことを幸せに生きることに繋げられたら。
「人」の人生に大きな影響を与えることができる「はたらく」という領域で、サービス開発に携わることができると思うと熱い気持ちになります。
社会人生活ははじまったばかり。これから頑張っていきたいです。
日々目の前の業務に奮闘中で、この大きな視点を見失いがちですが、今回の記事執筆にあたり、自分の想いを再確認することができました。
みなさんが就職や転職でその業界を選んだのは、どうしてですか?
その業界で仕事をし続ける理由を、ぜひ教えてください。
荒巻 里奈 Rina Aramaki
P&M戦略本部 デザイン推進統括部 横断戦略デザイン部 戦略デザイングループ
総合大学でアートやビジュアルデザインを学んだ後、2024年4月にパーソルキャリアへUXリサーチャーとして新卒入社。
※2024年12月現在の情報です。
*1:出典:平均残業時間ランキング【91職種別】 今の仕事の残業は少ない?多い? |転職ならdoda(デューダ)
(参照2024.12.20)※「平均残業時間21.9時間/月」×12ヶ月として年間残業時間を算出