"新卒×未経験"の私を救ってくれたものとは? #doda Developer Group Advent Calendar 2024

doda Developer Group Advent Calendar 2024 4日目の記事です。

皆さんこんにちは、プロダクト開発統括部グロース開発部 doda アプリ開発グループの田口です。

今年の春に新卒入社した、プログラミング未経験の IT コンサルタントです。現在は、ITの基礎を身に着けるためエンジニア職としてプログラミングをしています。

初のアドベントカレンダーということで、"新卒×未経験"だからこそお伝えできる内容がいいのではと考え、入社から現在に至るまでの変化や、私を救ってくれたものたちについてラフに書いていきます。

入社前後、不安でいっぱい

営業として人材業界ではたらくぞ~と意気揚々としていたところ、ふたを開けてみると開発部隊へ配属されることが発覚。

大学では文化学科に所属、卒業論文では「あざとさ」についての研究をするほどド文系な私は、 IT の知識など全くありませんでした。プログラミングに関して言えば、高校時代に取り組んだスクラッチで猫が動かず挫折。知識どころかセンスのかけらもなかったのです。

しかし思い返せば就活を始めた大学3年の夏、アルバイト先の業務が手作業ばかりだったことがきっかけで、 IT に興味を持ったことがありました。そこから、" IT を活かせば、人間にしかできないことに時間を使えるようになるのではないか"と考え、 IT 業界への就職を考えた時期がありました。

そういえば IT に関心があったことを思い出し"知識、スキル共に何も持ち合わせてないけれど、 IT に対する多少の興味だけはある"と微かな自信に変えて、入社式へ臨みました。

配属後、さらに不安が募る

そんな微かな自信はすぐに崩れ去ります。部署に配属後、予想通り「何もわからん状態」となりました。そんなのは当たり前です。JavaScript と Java の違いがわからないほどなのですから。

IT の基本のキすら知らなくて不安な状態なのにもかかわらず、初期の研修で周りの経験者たちがどんどん先に進んでいくのを見て、さらに不安が募ります

焦る私を救ってくれたものとは

不安が焦りにかわってしまい、何から取り組むべきか混乱しはじめたそのとき、私を救ってくれるものがあらわれます。

1. 実践で学べるプログラミング研修

これは、「CodeCamp」という外部のプログラミング学習ツールを使い、実践的にプログラミングを学べる研修です。私は Java を学習しました。

基礎編

変数とは何か、型とは何かというようなプログラミングの基礎から、条件分岐や繰り返しまで学べるので、基本のキがわかっていなくても取り組みやすく1から丁寧に学ぶことができました。毎章の最後には小さな課題がついているので、知識の定着度の確認もできました。

実践編

基礎知識を学び終わったら実践編にはいります。

実践編では、継承や例外処理などまで取り組むので、基礎編よりも複雑になったように感じました。課題で実際にコードを書いてみると、やはり想像していたよりも難しかったです。しかし説明を読みつつ、時には質問しながら進めていったので、難易度が上がっても少しずつ書けるようになっていきました。実践編が終わるころには、 Java についてかなり理解が進みました。

取り組みはじめたばかりのころはもちろん何のプログラムも書けませんでしたが、講座を終えた時には、簡単なプログラムであればひとりで完成させることができるレベルまで到達しました。

2. 基本情報技術者試験

こちらはご存知の方も多いのではないでしょうか。 IT に関する基礎知識を体系的に学ぶことができる資格です。 IT に関する業務をするならとりあえず取る資格、というイメージがありますね。

未経験の私にとっては、当たり前に知っておくべき知識をつけることができたので非常に役立ちました。ある分野に特化しているわけではないので、 IT に関する知識を広く浅く知ることができるのも未経験者に嬉しい点です。ぜひ未経験の方にはおすすめしたいです。

資格の勉強をすると知識をつけられるだけでなく、合格すれば知識を証明できるものとして残るので一石二鳥ですね(当たり前)。

チームメンバー、同期にも救われる

上記2つに取り組んだことで、当初感じていた先の見えない不安や焦りはなくなっていきました。

しかし研修はもちろんですが、やはり一番心の支えになっているのは周りのメンバーたちです。

ブラザーや上長だけでなく、関わるチームメンバーの方々がみな優しく丁寧に教えてくださるため、配属直後に感じていた不安はどんどんなくなっていきました。

また、リモートワークが多いためメンバーと顔を合わせる機会は少ないものの、Teams のチャットや Slack のスタンプなどがたくさん飛び交うため賑やかで、楽しく働けています。

そして同じ部署の同期たちとも頻繁にやり取りをしていて、手続きや申請のことなどのちょっとした質問などを気軽に投げかけています。プライベートの場でも時折語り合っているので、業務、プライベートの双方で支えてくれる同期がいるのは心強いです。

おわりに

このような感じで現在にいたります。

研修や資格などいろいろ書きましたが、とにかく一番大きかったのは、人に支えられた、ということです。

この会社は優しい人が多く、みんなが「いつでも相談してね」と言ってくれます。開発に関することでも、キャリアに関することでも、何かしら相談してみると糸口が見えてくるので、そういう相談の機会をいつでももらえることは本当にありがたいです。

プログラミングをする上でもキャリアプランを考える上でも、永遠に悩みは尽きないはずなので、これからも良い意味で皆さんを頼りつつ業務に励んでいきます。

 

 

alt

田口 果歩 Kaho Taguchi

プロダクト開発統括部 グロース開発部 dodaアプリ開発グループ

2024年4月に新卒でパーソルキャリアへ入社。現在はdodaアプリの継続開発チームに参画。

※2024年12月現在の情報です。