みなさん、こんにちは。techtekt編集部 もりたです。
以前、大変好評をいただいた調査シリーズ、#techtekt research。第2弾の今回は、インフラエンジニアやデータエンジニアを多く有する「インフラ基盤統括部」に聞いてみました。
「コンテナと仮想サーバー、サーバレス、何が好き?」
「DBといえば…アレでしょ!!」
「深層学習のフレームワークはコレが好き!」
などインフラエンジニア、データエンジニアのアレコレを聞いてみました!
■調査概要
- 対象者 :インフラ基盤統括部 所属社員/インフラエンジニア、データエンジニアなど(正社員/業務委託問わず、兼務含む)
- 調査手法 :アンケート調査(設問はすべて任意)
- 調査機関 :2021 /8/19~2021/8/27
まずは基本情報から!
インフラ基盤統括部は、中堅といわれる30代の層が約半数を占めており、経験とバイタリティーに富んだ人財が多くなっています。
ベテラン層も中堅層と同じくらいの割合在籍しており、若手社員にとっては今後のキャリアをイメージしやすい組織になっているのではないでしょうか。
在籍年数です。1年未満の社員が4割を占めているのが印象的ですね!今まさに組織が拡大していっている、勢いがある部署ならではの結果なのではないでしょうか。
3年以上在籍の社員が3割ほどいることで、会社独自の知識や経験の共有も十分に行いながら新しいチャレンジを行っている印象です。
次は、使っているPCについて。Widows勢が圧倒的に多いですね。部署ごとに使用する開発PCは違うだろうと前回予想した通り、7月に行ったDT部の結果とは違う結果となったのは非常に興味深いです。
今後の調査でもまた違う傾向がみられるかもしれませんので、次回以降もぜひチェックしてみてください!
働き方の観点から、出社頻度についても聞いてみました。(緊急事態宣言中の時期を除く)
ほとんどの方がほぼ会社に出社することなく、仕事をしているようですね。 しかしながら、0回の方が65%という結果には正直驚きました!
当社ではフルリモートというはたらき方も選択ができるため、0回という回答が今後増えていくことも予想されますね。出社することなく出社時と変わらずにはたらける環境は、コロナ禍だけでなく今後の多様なはたらき方につながっていく要素になりますよね。
はたらく「時間」に関する項目はこちら。当社はフレックス制度なので、始業時間が決まっているわけではありませんが、インフラ基盤統括部では9~10時に仕事を開始することが多く、少し遅めにも思える10時以降に開始する社員も一定数います。
また残業時間については、約8割が30時間未満ですね。きちんとオンオフのメリハリをつけて業務を行えていることがこの結果から見受けられます。
2020年に行われた日本労働組合総連合会の「テレワークに関する調査」では、5割弱の人がリモートワークでは、「勤務時間とそれ以外の時間の区別がつけづらい」という回答をされたそうです。比較的新しいはたらき方になるリモートワークと上手に付き合っていく方法を模索していくのも大切ですね。
さて、次は副業や語学について。インフラ基盤統括部では副業をしている方はいらっしゃいませんでした。これも現時点での結果ですので、今後は副業をされる方も増えていく予感です。
語学については、日本語の圧倒的支持です!複数言語でのコミュニケーションを取っているメンバーは1割強とのことですが、外国籍のエンジニアメンバーも在籍しており、海外ビジネス経験を持つメンバーなど多様なキャリアを持つメンバーがそろっていますので、今後この比率も変わっていくのではないでしょうか。
インフラエンジニア/データエンジニアならではの質問へ
クラウドの中でもAWSを触る機会が多く、好まれていますね。
さらに、管理・運用の面でもメリットがあるため、AWS Lambdaなどを活用したサーバーレス構成を好きなエンジニアが多いようです。
他サービス・他プロジェクトごとに適したデータベースが選択されていますが、好みの面では、PostgreSQLを好きなエンジニアが若干多いようです。
ブラウザは、ほぼChromeですが、わずかにEdgeという結果に。会社標準PCとして、デフォルトのブラウザ設定がChromeになっていることも要因かもしれません。
UNIX/Linux系を扱うことが多いようですが、一定数のWindowsサーバーもあるようですね。
モニターを使用されている方は約7割との結果でした。ノートパソコンのモニターより画面サイズも大きくなるため、作業効率の向上につながるほか、視線が上がるので肩こり解消や予防にもなりますよね!
ノートパソコンのモニターだけで仕事はできなくないのですが、「もう一つ画面があれば・・・!」ということが稀に起きると、モニターの偉大さを感じる編集部メンバーなのでした。
エンジニアならではの質問「ping」の読み方編。
“ピング”派が圧倒的です!英語の発音では、”ピン”となりますが、「Warning」を”ワーニング”とエンジニアの方はおっしゃっている印象があり、英単語通りには発音しないというのはエンジニアあるあるなのでしょうか?(非エンジニア編集部による素朴な疑問…)
また命名規則も同様に気になる人が約8割!!!多い!!!
フォルダ名、サーバー名、セキュリティグループ名など、何を目的とするものか分かるように、業務上で常に意識している方が多いということと思われます。システムと関係の無いファイル名やメールの件名なども、「自分だったらこうする!」と思うことがありそうですね。
BIツールでは、PowerBIが最も好まれているようです。社内での活用事例も多く、無償版があることも要因かもしれません。PowerBIを活用した事例はこちらです!
深層学習ではPytorchを使う方が多いと言う結果になりました。これは読んでいる論文でもPytorchが活用されている場面が多く、それを読んで手元でも試しているからかもしれません。新しい技術・情報をつかんで、積極的に試そうとするエンジニアが多い組織です。
そしてテキストエディタは、VS Code派が多くはありますが、VS Codeかサクラエディタの2つという結果でした。開発端末もWindows利用者が多いという所もこの結果につながってくるのかもしれませんね。
さて、インフラ基盤統括部の組織文化やヒト、取り組み内容についてイメージはつきましたでしょうか。2回目のtechtekt research でしたが、各部署の色がよく表れていて実に面白い結果になっていると思います。現在組織拡大中である勢いのある組織でもあります。
ご興味がある方はカジュアル面談も可能ですので、ぜひお声かけください。
※2021年9月現在の情報です。