企業における生成AI活用、いま何をどう考えるべきか?──パーソルキャリアがマイクロソフト社員と語るIT戦略とガイドラインの現在地

企業における生成AI活用、いま何をどう考えるべきか?──パーソルキャリアがマイクロソフト社員と語るIT戦略とガイドラインの現在地

パーソルキャリアでは、マルチクラウド戦略の一環として、AWS、Google Cloud、Oracle Cloud Infrastructureと共に、Azure共通基盤が構築されました。

その目的の一つには「全社員が障壁なく生成AIを自身が担当する事業やサービスに組み込み、業務効率化を図れる世界を実現すること」があります。生成AIの活用が加速する今、企業に求められているのは単なる“便利さ”の追求だけではありません。AIを「責任ある形で」使うためには、セキュリティや倫理、そして組織としてのガバナンスが不可欠です。

本記事では、「企業における生成AI活用」について多くの議論を交わし、基盤構築をサポートいただいた日本マイクロソフト株式会社 佐野様をお招きし、技術・戦略・セキュリティの多角的な視点から、これからのAI活用に求められるマインドセットと実践知をひも解きます。

 

誰もが安心して使える共通基盤を整備。パーソルキャリアが見据えるAI時代

――本日はよろしくお願いします。まずは、みなさんの自己紹介と現在の役割について教えてください。

佐野様(以下、敬称略):日本マイクロソフトでData & AI Specialistを務めています。現在はAzure OpenAI Serviceを含むAzure AI Seriviceや、データベース・アナリティクス領域を担当し、パーソルキャリアさんのデータやAI活用支援に携わっています。

日本マイクロソフト株式会社 Data&AI Specialist 佐野 寛 様

日本マイクロソフト株式会社 Data&AI Specialist 佐野 寛 様

マイクロソフトは、現在AIの活用推進に注力しており、製品の開発・提供だけでなく、お客様における導入でも様々な支援を提供しています。生成AIがこれだけ盛り上がる前に、10年ほど前からだと記憶していますが、今後AIが重要になってくることを見越して、「責任あるAI」にも力を入れてきました。今日はさまざまなお話ができればと思います。よろしくお願いします。

 

園部:パーソルキャリアには新卒で入社し、現在はガバナンス推進本部のエグゼクティブマネジャーをしています。ガバナンス推進本部は、中期経営計画を推進するうえで必要な「情報管理」や「プライバシー領域」を、戦略からモニタリングまで一貫して行えるような仕組みづくりを進めるために、中間財的な役割として部門を跨いだ連携を促していく組織です。

例えば、本日のテーマである「生成AI」も、どうやって生成AIを早く安全に使っていくのかというのは、IT部門だけでもリードできないですし、事業部門だけでもリードできないものだと思うんですよね。それをどこで責任を持って進めていくのかを判断して決めていかないといけません。一義的には取締役の役割かもしれませんが、どの部門がどのような判断をもとに意思決定するのか、などの整理を専門家の皆さんと一緒に進めていくことだと思っています。

 

寺本:パーソルキャリアでデータ・AIビジネス部のゼネラルマネジャーを務め、既存事業の深化と新たな価値探索に取り組んでいます。深化の部分は、既存事業の業務の深掘りや品質改善、生産性向上を引き続き行い、データとAIの利活用を進めています。探索の方は、パーソルキャリアの社員がデータやAIを使って、新たな価値を生み出せる環境を作っていくことを検討しています。社員一人ひとりがデータとAIを使いこなし、新たな顧客体験を創出できる未来を目指しています。

 

柿田:パーソルキャリアのエキスパート職として、全社的なガバナンスの整備推進やその一環としてのIT戦略策定を推進しており、現在はガバナンス推進本部とデータ・AIソリューション本部の本部長直下で其々の取組を横断的にサポートしています。Azure共通基盤構築ではPMOとしてプロジェクトマネージャー(PM)の業務支援を担当しました。

 

――今のタイミングでAzure共通基盤を構築することになった背景を教えてください。

寺本:2022年11月に登場したChatGPTをきっかけに、生成AIは一気に社会的な注目を集めました。パーソルキャリアでも業務利用への期待が高まり、2023年のAzure OpenAI Serviceの提供開始にあわせて、本格的な活用検討をスタートしました。

パーソルキャリア株式会社 データ・AIソリューション本部 ゼネラルマネジャー 寺本 孝太

パーソルキャリア株式会社 データ・AIソリューション本部 ゼネラルマネジャー 寺本 孝太

ただ、生成AIには利便性がある一方で、セキュリティやハルシネーション、入力情報がAIに学習されるリスクも伴います。利用者側である程度その判断ができればよいのですが、パーソルキャリアに在籍する約7,000名の従業員のリテラシーレベルも異なります。同じサービスを使っていくための整備をどうしていくべきか、システム面やインフラ面でどこまでのガードレールを用意すべきなのかといったところから、共通基盤必要だったんです。

 

柿田:私個人として意識していたのは、誰でも生成AIを業務に利用出来ることを目指す上で、プロンプトのテクニックであったりは確かにWeb等で調べれば誰でも使えることは事実です。

まず一歩目としてその使う環境を用意すること、今回で言えばAzureの環境にアカウントを作成してその中にOpenAIのリソースを用意する所を企業利用において求める基準で実施する場合、寺本さんのコメントにもあった様に未だハードルがあると思っていました。

エンジニアであれば決して難しくはないながら、非エンジニアがそれを独力で実現するにはハードルが高い――こういった障壁を取り除きたかった狙いがあります。加えて、個々の現場でAIを使うと、環境構築やアカウント管理、セキュリティ設定などで個々にリソースが割かれてしまいます。

しかし、共通基盤化することで、運用コストや人件費を圧縮しながらスピーディーに導入できるようになります。そのため、セキュリティと効率性の両立を実現する意味でも、Azure共通基盤の整備は不可欠でした。

 

――今回のAzure共通基盤の構築は、パーソルキャリアのIT戦略全体の中でどのような位置づけにあるのでしょうか?

柿田:2023年度から、私たちは会社全体としてのガバナンス強化に本格的に取組み始めました。その中の一つにITガバナンス強化があり、COBITという国際的なITガバナンスフレームワークに照らしてアセスメントした結果、一番の強化ポイントとして浮かび上がってきたのが、「経営戦略とテクノロジー戦略の連動」でした。

そのため、2030年を見据えた中期経営計画の中で、「テクノロジーが事業戦略をいかに実現していくか」を改めて定義し直しました。その重要な柱の一つが、生成AIの活用です。

 

――多くの企業が生成AIを活用していく中、パーソルキャリアでは、どのような戦略的意義を持つと考えていますか?

柿田:私たちは、生成AIの活用自体を目的にはしていません。むしろ重要なのは、戦略の中で「AIをどう活用するか」という点です。今のHR業界では、「いかにテクノロジーで効率的にマッチング精度を上げるか」が重視されていると感じます。

パーソルキャリア株式会社 ガバナンス推進本部 シニアコンサルタント 柿田 一

パーソルキャリア株式会社 ガバナンス推進本部 シニアコンサルタント 柿田 一

もちろんマッチング精度を高める取り組みは重要ですが、パーソルキャリアにおける差別化要因を「人」と捉えた場合、例えば、人の寄り添いや温かみのある支援はAIでは代替できません。キャリア提案についても機械ではなく人が納得感を得られる様に提案する部分に人の介在価値があると思います。

だからこそ私たちは、人が介在する価値を軸に据え、それをAIやテクノロジーでどう支えていくかを考える──これがIT戦略策定とのつながりという事になります。

 

ビジョンを描きリスクをコントロールする──生成AI活用を推進するために必要な視点

――AIを取り巻く世の中の反応について、どのように感じていますか?

佐野:企業によって温度差はかなり大きいですね。多くの場合、「生成AIの利用を許可してもいいのかどうか」といった可否判断を、情報セキュリティ部門に任せているように感じます。本来は、「企業として何を実現したいのか」を明確にしたうえで、そのためにどんな技術が必要で、どのようなリスクがあるのかを見極める必要があるんです。

 

――セキュリティの観点では、パーソルキャリアとしてAIにどのように向き合っているのでしょうか?

園部:佐野さんが仰ったとおり、目的が先にあり、それに適した手段としてセキュリティ対策を選び取るという考え方が重要だと捉えています。生成AIが急速に広まり、「完全にコントロールしきれないもの」として認識され、個人情報やデータの取り扱いに対する警戒感が一段と強まったのは事実です。ただ、これまでもクラウドサービスなどにデータを送る際、同様のリスクは存在していました。

パーソルキャリア株式会社 ガバナンス推進本部 エグゼクティブマネジャー 園部 佑樹

パーソルキャリア株式会社 ガバナンス推進本部 エグゼクティブマネジャー 園部 佑樹

そのため、企業としては「AIをどう活用したいのか」というビジョンを明確に持つことが何より重要なんです。目的が明確であれば、リスクを適切に見極めながら、基盤整備やガイドライン設計も一貫性を持って進められます。すでにマイクロソフトさんが「想定されるリスクに対する具体的なガイドライン」を整備しているので、それを活用するのも非常に有効ですね。

 

――プロダクトの観点からも伺いたいのですが、パーソルキャリア内のAI活用戦略について具体的な動きを教えてください。

寺本:現在、生成AIの活用は「3つのレイヤー」に分けて段階的に取り組んでいます。
第一レイヤーは、社員一人ひとりの生産性向上を目指す段階です。すでにパーソルキャリア版生成AI「ChatPCA」を導入しており、日常業務の中で活用しています。

第二レイヤーは、既存の事業をより高精度・高効率に進化させるフェーズです。dodaや基幹システムに対して、AIにどこまで任せるのか、どのプロセスが置き換え可能なのかを検討しながら、業務への組み込みを進めています。

そして最後の第三レイヤーは、2030年以降を見据えた「新たな顧客体験の創出」です。加えて、企画部門でPoCを迅速に進められるよう、ノーコードの開発環境も整備中です。これにより、エンジニア不足というボトルネックを乗り越えながら、プロダクト展開の速度を大幅に引き上げられると考えています。

 

新たなテクノロジーと進化する社会に向き合う。企業が考えるべき「責任あるAI」とは

――テクノロジーが発展していく中で、「責任あるAI」という考え方を、どのように捉えていますか?

佐野:このテーマは非常に難しく、私個人の解釈としてお話しします。近年、AIでできることが急速に増えてきました。業務効率の改善や新たな価値提供といったポジティブな面が多くある一方で、AIに入力したことで情報が流出する、あるいはAIの出力が誰かを傷つけてしまうといったリスクも懸念されています。

すでにAIの利用も一般的になりつつある今、「誰が使うか」にもよりますが、例えば子どもが使ったときに本当に安全に使えるのか――こうした問題を解消するには、使う人のリテラシーに差があることも踏まえ、適切なコントロールが求められます。

日本マイクロソフト株式会社 Data&AI Specialist 佐野 寛 様

だからこそ、企業がAIサービスを提供する以上は、誰もが安全かつ安心して利用できるための設計思想や運用基準をしっかりと整備する必要があります。そして、これらが備わったAIこそが、「責任あるAI」だと考えています。

 

――AIが活用されていく世界においても、人は介在していく必要があるんですね。

佐野:そうですね。AIを活用していくうえで、何よりも忘れてはいけないのは「AIを使うのは人間である」という視点です。私たち人間がどのようにAIを使うのか、どう行動し、それに対してAIがどのように補完・支援するのか――そうした関係性を前提に、リスクを管理していく必要があります。

マイクロソフトでは責任あるAIを、「説明責任」「透明性」「公平性」「信頼性・安全性」「プライバシー・セキュリティ」「包括性」の6つの原則で定義しています。

例えば、「透明性」ではAIがどんな仕組みで判断しているかを明らかにし、説明責任としてしっかりと示す。「公平性」は、あらゆる文化や国籍を背景に持つ人たちも平等に提供していく。中でも私が注目してほしいのは、プライバシー・セキュリティの「安全ですよ」と言える状態であることです。

日本マイクロソフト株式会社 Data&AI Specialist 佐野 寛 様

しかし、現状は多くの企業が目的を明確にする前に「まずは使ってみる」状況にあり、責任あるAIの考え方が疎かにされている印象があります。

今後、エージェンティックワールド(AIが自律的に動き始める世界)が広がっていく中で、パーソルキャリアさんには、責任あるAIを実現したプロダクトを開発し、この推進の先駆けとして活躍しただきたいと期待しています。

 

――責任あるAIの考え方は、世の中的にまだ浸透しきっていない印象があります。その背景にはどのような課題があると考えていますか?

佐野:生成AIへの注目が高まる中、企業によってはAI活用が戦略に組み込まれておらず、現場任せになっているケースが多いという話も聞いています。そのため、課題として認識していながらも、具体的なアクションに繋がっていないのではないでしょうか。

 

園部:私も、そこには大きな課題を感じています。AIを導入しようとする際、法務部門やセキュリティ部門に「ルールを考えてほしい」と任せるのではなく、まず現場が自らルールを作ることが重要です。そのうえで、専門組織が漏れやリスクをレビューする――こうしたプロセスをあらかじめ組み込んでおくことが、結果的に、より早くより安全なプロダクト開発に繋がると考えます。

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寺本:加えて意識すべきなのは、単なるルール作りにとどまらず、プロダクトを企画する段階から責任あるAIの思想を根づかせることです。ただ、トップダウンで「これを見ておいて」と指示するだけでは、本質的な理解にはつながりません。だからこそ、社員全員が自然に理解し、自ら考えられるような仕組み作り――そこまで含めて設計していくことが、本当に大事だと感じます。

 

現場から浸透させる責任あるAI文化と、共創で広がる「はたらく×AI」の未来

――責任あるAIの考え方が社内に浸透するには、どんな仕組みや取り組みが必要だと考えますか?

佐野:最も大切なのは、全社員が「共通の基礎知識」を持つことです。そのためには、AI活用に関するトレーニングの義務化や、理解度を評価制度への組み込み等も有効だと思います。

そのうえで、マイクロソフトでは「責任あるAIオフィサー」の配置や、各部署に「AIチャンピオン」を立てるなど、現場から浸透を促していく取り組みを進めています。AI活用に長けた人材がナレッジを横展開するAI CoEのようなバーチャル組織を運用するのもいいかもしれませんね。

 

寺本:私たちも同様に、「責任あるAIを推進します」と宣言するだけでなく、社員一人ひとりの行動変容が起こるような仕組みを設計していきたいと考えています。特に生成AIは、進化のスピードがとても早く、昨年に得た知見が1年後の今には古くなっていることも珍しくありません。だからこそ、「常にアップデートしていくこと」を前提にしたルール設計やトレーニング体制が必要だと考えます。

 

――最後に、日本マイクロソフト社とパーソルキャリアの共創に向けた展望をお聞かせください。

佐野:マイクロソフトとしても、AI人材の育成は非常に重要なミッションです。そのため、パーソルキャリアさんのキャリア支援ノウハウと掛け合わせて、トレーニング評価が転職時のアピールになるような仕組み作りを一緒にできたら面白いですね。

さらに、「Microsoft Learn」や「LinkedInラーニング」など、すでにある学習プラットフォームも活用しながら、「自分の学びが、確かなキャリア資産になる」と実感できる新たな取り組みに繋げていけたらと思っています。

 

寺本:そうですね。社内の人材活用という観点でも、スキルやナレッジが「バッジ」のように可視化されれば、職種や役割の垣根を越えたキャリアチャレンジもさらに促進されると思います。転職だけでなく社内異動の新たな評価指標としても活用できる。そんなサービスが実現できたらいいですね。

パーソルキャリア株式会社 ガバナンス推進本部 シニアコンサルタント 柿田 一

柿田:マイクロソフトさんの強みは、技術・トレーニング・認証──これらすべてをパッケージで提供できることです。そこに、パーソルキャリアが持つ「人の成長」に関する知見を掛け合わせることで、より多くの人が前向きに学び、はたらく世界を実現できるのではないかと感じています。

私たち自身も、「安心・安全にAIを使い続けられる環境」を整備していく責任を担っています。だからこそ、こうした共創を通じて、社会全体のAIリテラシーや活用文化を広げていきたいですね。

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――ありがとうございました!

 

(取材=伊藤秋廣(エーアイプロダクション)/文=嶋田純一/写真=山本嵩)

 

日本マイクロソフト株式会社 Data&AI Specialist 佐野 寛 様

佐野 寛 Hiro Sano

日本マイクロソフト株式会社 クラウド&ソリューション事業本部 データプラットフォーム統括本部 データ&AI第二本部 Data&AI Specialist

日系 SIerでのアプリケーションエンジニア経験、タイ駐在での営業経験を経て、日本マイクロソフトに転職。カスタマーサクセス部署でサポート管理を担当したあと、2020年に社内ロールチェンジし現職に至る。現在は エンタープライズのお客様向けに、Azure OpenAI Service を含む Microsoft Azure の Data&AI関連サービスを活用したDX支援を行っている。マイクロソフトのサステイナビリティソリューション担当としても活動中。

著書に「合格対策Microsoft認定試験 AI-102:Microsoft Azure AI Engineer テキスト&演習問題 (初版 2024年12月 : リックテレコム社) 」。

 

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園部 佑樹 Yuki Sonobe

パーソルキャリア株式会社 ガバナンス推進本部 ガバナンス推進統括部 エグゼクティブマネジャー

2008年パーソルキャリアに新卒で入社。dodaエージェントサービスの法人営業・キャリアアドバイザー、事業企画、総務、コンプライアンス・リスクマネジメントなど営業・企画・管理部門を幅広く担当。現在はIT・データ・セキュリティ・情報管理の領域におけるガバナンス・マネジメントの強化に取り組んでいる。

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寺本 孝太 Kota Teramoto

パーソルキャリア株式会社 データ・AIソリューション本部 データ・AIビジネス部 ゼネラルマネジャー

SIerでプログラマとしてキャリアをスタートし、toC・toBのシステム開発でSE・PL・PMとして多数のプロジェクトを推進。2020年4月からパーソルキャリアにジョインし、R&Dや法人領域でデータ・AI活用を推進。2024年10月より、データ・AIビジネス部ゼネラルマネジャーに着任し、主に生成AI利活用環境・サービスの開発の推進を担当。

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柿田 一 Hajime Kakita

パーソルキャリア株式会社 ガバナンス推進本部 ガバナンス推進統括部 全社データタスクフォース支援部 シニアコンサルタント

キャリアを通じて国内メガバンクのグループ内シンクタンクに所属、前職では4年半シンガポールに駐在。PMとして現地ベンダーと協業しインフラ開発全般に関わり、顧客要件調整、プロジェクト立上げと推進、チームビルディングから予算管理までを主導。主にインフラ開発に従事し、銀行勘定系のメインフレームシステム開発やグループベースの共通基盤構築と言った大規模案件からエンドポイントデバイスのセキュリティ対策まで、オンプレミス・クラウド問わず幅広い領域を担当。

 2020年6月にパーソルキャリアに入社。社内エンジニアがはたらきやすい環境作りの為の各種プロジェクトに従事。現在はガバナンス機能強化の流れの中でパーソルキャリアとしてのIT戦略策定や全社的なデータ利活用プログラムの推進を牽引中。

※2025年5月現在の情報です。