新卒社員が50名組織のLT会を企画!doda開発現場で学びと交流を促進する取り組みとは

新卒社員が50名組織のLT会を企画!doda開発現場で学びと交流を促進する取り組みとは

みなさん、こんにちは!2024年度新卒社員の田口と大竹です。私たちはdodaサイトやアプリの開発に取り組むプロダクト開発統括部に所属しています。

本日は私たちを含む新卒6名で企画・運営を行っている、プロダクト開発統括部内LT会についてご紹介いたします。

こんな方に読んで頂きたい記事です!

  • パーソルキャリアや「dodaの開発」に関心のある学生さん、若手エンジニアの方
  • 継続的な学びや発信の文化があり、成長できる環境で働きたい学生さん、若手エンジニアの方

 

自己紹介

大竹咲弥

プロダクト開発統括部dodaシステムアーキテクト部dodaアーキテクト第1グループ所属。dodaサイトの運用保守に従事。

田口果歩

プロダクト開発統括部dodaグロース開発部dodaアプリグループ所属。dodaアプリの継続開発に従事。

 

部署紹介

プロダクト開発統括部は、求職者向けサービスdodaのサイト・アプリの開発を担当する部署です。

ITコンサルタントとエンジニアが中心の部署で、約50名が所属しています。

 

「テックトーーク!」実施中!!

現在、プロダクト開発統括部では「テックトーーク!」という企画を実施しています!

「テックトーーク!」とは、グループごとに発表者が学習した内容を共有するというライトなLT会です。名称は某番組をもじっています(笑)

参加者はプロダクト開発統括部の全員で、所属グループや職種、経験レベルの異なるメンバーが混ざった5~6人のグループを作り実施します。

1回の実施時間は30分で、2人が発表します。各グループのリーダーが2か月の間に3回ほどミーティングを設定し、それぞれのグループで実施してもらう形式です。

学習テーマは、「開発に関わることなら何でもOK」としており、各自が学習したものをパワーポイントなどの資料にまとめて発表します。

 

日常の業務の中で「あとで調べておこう」「これいつか勉強しなきゃ.....」と思っていたことを学習し、アウトプットすることができる絶好の機会になっています!

また、グループには日々の仕事内容や経験レベル、得意分野の異なるメンバーが集まっているため、今まで関わりの少なかった人たちと交流を深められる機会にもなっています!

 

開催背景

マネジャーの方々から、組織づくりの一環としてメンバー間の交流を活発にしたいという旨の共有があったことがきっかけで、プロダクト開発統括部所属の新卒社員6人で組織交流の活発化を実現できる施策提案をおこなうことになりました!

まず、マネジャーの方々とミーティングをして現状の部署内の課題感や理想の姿を共有してもらい、目指したい状態をすり合わせました

具体的な理想の姿とは、

・何か困ったことがあったときに、有識者へ能動的に相談できる土壌を作る

・自己学習してアウトプットする機会を作る

以上の2点です。

そして、この状態を実現できるような組織づくりの施策を企画することになりました。

 

企画の流れ

①6人で施策考案のために目標や理想状態について話し合い

目標実現のために必要な要素はなにか、理想に近づくために根本的に解決すべき問題はどこかなど、6人で意見を出し合い理想の状態を詳細化していきました。

②目標や理想状態をもとに施策のアイデア出し、施策の策定

上記で詳細化した理想の状態に近づくためにはどんな施策が効果的か、6人それぞれが施策案を考えて発表しました。

発表内容をもとにそれぞれの案のメリット・デメリットを洗い出し、メンバーが参加しやすく、理想の状態が実現できる施策は何かを話し合った結果、LT会に決定しました。

③開催形態の考案

LT会といっても、時間、人数、グループのメンバーの構成など、開催形態は多様です。メンバー間の交流が深まり、かつアウトプットの機会が適切に生まれるような形態について話し合い、LT会の詳細をつめていきました。

④マネジャーに対し施策内容の提案

自分たちが話し合った課題感や理想の状態と、それをもとに考案した施策についてのプレゼン資料を作成し、マネジャーの方々に提案をおこないました。

⑤実施

マネジャーに承認をいただいた後、プロダクト開発統括部全体に企画概要とグループ分けのアナウンスをし、各グループごとで実施しました。

 

発表内容

実際の発表タイトルを少しお見せします ↓

  • ダークパターンについて
  • BedrockでRAGを作ってみた
  • Nuxt.jsで飲食店おすすめマップを作ってみた
  • Auroraが何者かよくわからなかったので調べてみた
  • ヘッドレスCMSについて

 などなど…

発表内容は人によってさまざまで、各々の経験や得意分野、関心のある分野に基づいて発表してもらいました。

 

初回実施の反応

参加者に実施後の感想を伺いました!

  • あまり親しみのないトピックに触れる機会が増えるので楽しい
  • 自分の関心領域外も知る機会ができ、コミュニケーションや技術、考え方等様々な面でシナジー効果がありそうだと感じた
  • 説明できるように…という意識をもって調査や学びが深められたのがとてもいい機会だった

など、嬉しい声を頂くことができました!

 

苦労したところ

大竹

プロダクト開発統括部は50人ほどのエンジニア・コンサルタントなどが所属し、勤務年数やスキルもさまざまな人が働いている部署であるため、施策決めからその詳細を決めるにあたって、各所で懸念点が発生し、あまり議論が進まず難航する場面もありました。しかし、始めに設定した目標や目指す状態を軸として捉え考えるということをお互いに意識し合って進めていきました。

また、はじめから目指す状態については聞いていたものの、6人それぞれの解釈の違いがあるため認識を合わせることが難しかったです。毎週ミーティングを設定し、疑問がある事柄については理解できるまで/納得できるまで徹底的に話し合いました。

 

運営してみて気づいたことや学び

田口

「テックトーーク!」では、各グループごとにミーティングを設定して実施してもらう形式を採用しており、この形式が参加者の”自分ゴト化”を促進しているのでは?と気付きました。参加者自身が運営する要素を取り入れることで参加者の自主性が高まり、"なんとなく参加しているミーティング"ではなく、"自分と他者の学びのための場"であるという意識を持って参加してもらえているように感じます。

また、一つの施策の企画から運営まで一通り経験できたことがとても良い機会だったと感じています。よりよい施策にするための運営方法を新卒メンバーで検討し、実践できたことはとても大きな財産です。参加者が取り組みやすくするには?改善点を洗い出すためにどういうアンケート項目がよい?など、施策を運営するうえで重要な観点を学ぶことができ、とても良い経験ができました

 

今後の展望

現在は、収集したアンケートをもとに振り返りをおこなっています。次回以降さらによい企画にするべく、参加者の声に耳を傾け、改善点の洗い出しをしていきます!

学び続ける組織づくり、文化醸成を新卒から盛り上げていきたいと思っています。

ぜひ今後の発信にもご注目ください!

 

alt

田口 果歩 Kaho Taguchi

プロダクト開発統括部 グロース開発部 dodaアプリ開発グループ

2024年4月に新卒でパーソルキャリアへ入社。現在はdodaアプリの継続開発チームに参画。

alt

大竹 咲弥 Saya Otake

プロダクト開発統括部 doda システムアーキテクト部 doda アーキテクト第 1 グループ

2024年4月に新卒でパーソルキャリアへ入社。

※2025年3月現在の情報です。