エンジニア循環施策 第2弾 doda開発エンジニアが新規サービスを体験してみた-旅行前 編-

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「自分のプロジェクトさえうまくいけば良いのではなく、他部署の取り組みにも興味を持ち、必要があれば取り入れ、また応援出来ることがあれば応援する。」そんな組織を目指すエンジニアリング統括部で、部署間の共通理解を深めるべくスタートした “エンジニア循環施策” 。 

第2弾となる今回は、dodaサイトとdoda関連サービスを担当する第3開発部の古沢が、新規サービスを担う第2開発部へ、2週間の調査旅行に出ます。なぜ旅に出るのか、そして送り出す側、受け入れ側のマネジャーはどのような思いでサポートするのか。出発前のそれぞれの思いを聞きました。

他部門で得た気づきを持ち帰り、自部門の業務をより良くしたい

――まずは古沢さん、今回調査旅行に応募された背景を教えてください。

古沢:今回応募した背景には、スクラム開発の運用に対する課題感があります。所属する第3開発部では2020年4月頃からスクラム開発を取り入れているのですが、経験者が少ないことや、dodaの性質上一つのプロダクトに対して複数のスクラムチームがあることなどから、イメージ通りのスクラム開発ができていないと感じていました。

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エンジニアリング統括部 第3開発部 エンジニア 古沢 佑樹

そんな折、第1弾で調査旅行に出られた鈴木さんとお話したり、開発メンバーが集まるミーティングで話を聞いたりする中で、第2開発部でもスクラム開発をやられていると知って。別の組織のスクラム運用を学ばせていただいて、自分たちの開発に活かせるものを持って帰りたいという思いで、今回応募しました。

 

――スクラム開発と一言で言ってもやり方はさまざまですから、異なるやり方に触れて学びを得ることが課題解決の糸口になれば、という感覚なのですね。では、古沢さんの上司である一階さん。応募者の中で、古沢さんを送り出すことに決めたのはどうしてですか? 

一階:先方の業務にお邪魔することになるので、まずはご迷惑をおかけしない一定レベルの技術や業務姿勢が、大前提として必要です。その観点で、古沢さんなら大丈夫と思えたことが大きかったと思います。

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エンジニアリング統括部 第3開発部 マネジャー 一階 武史

その上で「スクラム開発を学んで自分たちの活動をより良くしたい」という明確な目的意識を持ってくれているので、ぜひ彼に行ってもらおうと決めました。同じ会社とはいえ自分の知らない環境に飛び込む訳ですから、相応の度胸が必要なはず。自発的にチャレンジしたいと言ってくれて嬉しかったですね。

 

――受け入れ側の鹿野さんとしては、どのような思いで受け入れを決められたのでしょうか。

鹿野:一階さんからは、事前に「どのような人であれば、第2開発部に調査旅行にいけるか」とヒアリングをされていました。軸となる経験や扱う領域が異なるのは理解していましたので、技術面で希望を出すのではなく「目的意識を持って前向きにチャレンジできる方がいい」とお伝えしていたんです。その思いを踏まえて決めていただいた方であれば、きっと大丈夫だろうと、一階さんを全面的に信頼して受け入れを決めました。

 

調査旅行を実りあるものにするために――大切なのは「本人が何を得たいか」

――旅行者が決まり、2週間でこなしてもらうプログラムなどを準備されていると思いますが、「古沢さんにはこれを達成してほしい」「第2開発部としてもこのような効果を得たい」など期待値があれば教えてください。

鹿野:この循環施策では技術の習得や交換よりも、文化の交流自体に重きをおいているので、受け入れ側では明確な期待値を設定していません。この調査旅行の実施自体に意味があると考えています。

ただ第1回でこちらから送り出したメンバーを第3開発部で歓迎していただいた恩があるので、来ていただいてから「じゃあ、よろしく」ではなく、こちらもしっかりと受け入れをしなければというプレッシャーはあります。(笑)

 

――第1回で互いに得られるものがあったからこそのプレッシャーですね(笑)実りのある調査旅行にするために、特に意識されるポイントはなんでしょうか。

鹿野:やはり2週間という時間は本当に短いです。僕たちのスクラムで言えば、たった1スプリント分。それでも意味がある調査旅行にするためにはどうしたらいいか、を特に考えています。そのために欠かせないのが、短い期間であっても旅行者自身に目標を持ってきてもらうことなんです。ただ漫然と、いつもとはちょっと違うタスクを消化するだけなら、2週間という時間はもったいないですから。

今回古沢さんは、自分自身で「スクラム開発を学びたい」「フロントエンド・バックエンド両方で手を動かしたい」という明確な目的意識を持ってくださっているので、たとえ2週間であっても意味のある内容になるだろうなと期待しています。

 

――本人に目的があれば、受け入れ側としても準備できることがありますもんね。

鹿野:そうですね。古沢さんの目的に合わせて入っていただくプロジェクトを最終決定しましたし、調査旅行開始のタイミングも1スプリントの最終日に設定して、次のスプリント開始から1周分がしっかりと回るようにスケジュール調整しています。

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エンジニアリング統括部 第2開発部 ゼネラルマネジャー 鹿野 徹也

一階:そこまでしてもらって……第1回で受け入れを頑張ってよかったです。(笑)

――第1回で、2週間はやはり短いなという感覚が互いにあって。そこから、期間を伸ばすのではなく「この短い時間でどれだけ成果を上げられるか」をみなさんで考えられているのが素敵ですね。

不安はあるけれど、気にせず飛び込んでみたい

――最後に、古沢さんにお聞きします。出発前の今の、率直な思いをお聞かせください。

古沢:とても不安、というのが正直なところです。そもそも大前提として、普段使うデバイスから違うんですよね。第2開発はMacが主流ですが、私はほとんど使ったことがないので、そのレベルから……。

もちろん技術的にも、dodaはAWSにはのっているもののクラウドを駆使した運用にはまだなっていないので、GCPなどを普段から使われている環境に経験なしで入らせていただく、という不安も大きいですね。

 

――技術や経験値が異なることは承知の上での施策だとわかってはいても、実業務に加わるとなると当然不安はあるはずですよね。

古沢:そうですね。技術面の他にも、開発メンバー全体でのミーティングの機会はあれど、ほぼ初めましての人たちの輪の中に入ることになるので、そういったコミュニケーション面の緊張もあります。

ただ、出発前に一度お話を、ということで先日一階さんに1on1をしていただいて。「気軽な気持ちで行ってこい」と背中を押していただけたので、不安はあるけれど気にせず飛び込んでみようと、今はそんな気持ちです。

――送り出す側、受け入れ側それぞれの温かいサポートを受け、まもなく出発ですね。次回、後編で帰ってきた古沢さんにお話を聞けるのを楽しみにしております。行ってらっしゃい!

(取材=伊藤秋廣(エーアイプロダクション)/文=永田遥奈)

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古沢 佑樹 Yuki Furusawa

プロダクト開発統括部 エンジニアリング部 エンジニアリンググループ エンジニア 兼 エンジニアリング統括部 第3開発部 エンジニアリンググループ

新卒でSIerに入社後、主にメガバンクなどの金融系システム開発を行っていた。C言語やCOBOL言語で作られている現行基幹システムを、Java言語に置き換える大規模リプレースプロジェクトなどを担当。2019年9月にパーソルキャリアへ入社し、一貫してdoda本体サイトの内製エンジニアとして開発に携わっている。

鹿野徹也

鹿野 徹也 Tetsuya Shikano

エンジニアリング統括部 第2開発部 ゼネラルマネジャー

SIerに新卒入社後、金融系PROJECTにて要件定義〜開発〜マネジメントを経験。その後、地元へUターンし、地方ソフトウェアハウスにてIBM、FUJITSU、NEC等のリホスト業務(ランタイム作成、言語変換)に従事。地方と東京の「はたらく」違い・差を実感し、より自分らしく「はたらく」ため Webアプリケーションエンジニアへ転身。RubyOnRailsから始まり、アプリ連携、サーバレス開発、AGILE(SCRUM)開発リードと各種Webサービス開発で経験を重ね、2018年にパーソルキャリアへ入社。昨今はGV提唱のDesignSprintを利用したサービス企画に加え、マネジャーとしてエンジニアの「はたらく」をサポート、より良いチーム開発の実現に向けて挑戦中。

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一階 武史 Takeshi Ikkai

プロダクト開発統括部 エンジニアリング部 エンジニアリンググループ 兼 エンジニアリング統括部 第3開発部 エンジニアリンググループ マネジャー

2000年にSIerでエンジニアとしてキャリアをスタート。大規模基幹システムのPLやPMを経験後、事業会社に転職。事業会社ではエンジニア・企画/開発・ラインマネジメントなど、幅広い経験を積む。2020年1月にパーソルキャリアに入社し、doda/iXといったtoCサービスを開発するエンジニア部門のマネジャーを担当中。

※2021年4月現在の情報です。

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