エンジニア×デザイナー× マネジメント×1児の母 ――挑戦の場としてのパーソルキャリア

海谷麻里衣

パーソルキャリアで新規サービスの開発を主に担当しているサービス開発統括部では、2018年10月、仙台に新しく開発拠点を設立しました。仙台にいる4人のエンジニアと東京のチームで連携を取りながら、サービス開発に取り組んでいます。UXデザインのグループリーダーを務める海谷麻里衣も、仙台で働くエンジニア兼デザイナーの1人です。

エンジニア兼デザイナーとして働きながら、一児の母として子育て中でもある海谷。家庭と仕事を両立するにあたってどのような工夫をし、そしてパーソルキャリアのチームにはどのようなサポート環境があるのでしょうか。挑戦の連続であるこれまでのキャリアと、そのパワーの源について聞きました。

※組織名称は2019年12月時点

アパレル販売員からたまたま踏み込んだエンジニアの道

——まず、海谷さんは、いつ頃からプログラミングに興味を持ち始めたんですか?

実は、社会人になるまでプログラミングの経験は一切なかったんです。最初にプログラミングに触れたのは社会人になってから、職業訓練校で受けた『スマートフォンアプリを作る』といったテーマの講習でした。もともと、私はアパレルの販売員として働いていて。

――アパレルからエンジニアへの転職ですか? かなり異色の経歴ですよね。

アパレルをやっていた頃から服飾などのデザインに興味があって。なので、スマホアプリのデザインができるのかと思って講習を受けたんです。プログラミングをやることになるとはまったく思ってなくて(笑)。でも、自分がコードを書いた通りにアプリが動くのはすごく楽しかったことを覚えています。

——なるほど。それが、エンジニアとしての第一歩だったんですね。その後、どのようなお仕事をされたのですか?

エンジニアとしてのキャリアは、職業訓練校から紹介されたWebサービスの開発会社からのスタートです。そこでWebサービスのフロントエンド開発を担当していました。その後、ひとつ別の会社を経て、パーソルキャリアに入社しました。

海谷麻里衣

――どうしてパーソルキャリアを選んだんですか?

最初のWebサービス会社の元同僚から、また一緒に働かないかと声をかけられたんです。どうすべきか迷ったんですが、彼らと一緒に働いていた会社は、個性的な社員に囲まれて新鮮な経験ばかりで、毎日がとても楽しかったことをよく覚えていて。なので、また一緒に働きたいなと思って、パーソルキャリアに転職を決めました。

——現在は子育てもされながら働いているとのことですが、お子さまが生まれたのはいつだったのでしょうか?

息子が生まれたのは、職業訓練校に通い出す少し前の時期ですね。職業訓練校に入ったのも、子どもができたことが理由だったんです。アパレルは拘束時間が長くて体の負担も大きいので。もちろん好きな仕事ではあったんですが、子どもを育てながら続けるのは難しいだろうな、と。

エンジニアとして働きだして、まだ息子も小さかった頃は保育園に預けていたんですが、働く時間に融通が利くことはもちろん、周囲からのサポートも手厚くて、とてもありがたかったです。

仙台から、東京のデザイナー3人を遠隔でリードする存在へ

——現在、海谷さんはどのような業務を担当されているのですか?

今は、サービス開発統括部でUXエンジニア をやっています。新規サービスのフロントエンド開発が主な担当なんですが、それと並行して、サービスで掲載するロゴのデザインをすることもあります。

ロゴデザインは本来UXエンジニアの仕事ではないのですが、チームマネジャーが、自分がもともとデザインに興味があることを知ってくれていて。声をかけられたときは、「やります!」と即答しましたね。

——2019年7月から新しくグループリーダー業務も担当されるようになったそうですね。

そうなんです。UXデザイングループは私を含めて全員で7名で、そのうち女性3名のマネジメントを担当しています。なので、グループリーダーと言っても、担当している人数はごく少数なんですが……(笑)。

私は仙台にいますが、実はメンバーは3名とも東京にいるんですよ。PCのモニター越しに挨拶はしているものの、直接顔を合わせる機会がなかなか無くて。つい先日、私が研修で東京に行ったタイミングでようやく初対面してご飯に行くことができたくらいです。今後のマネジメントも、遠隔でのやりとりになってしまうからこそ、仕事の相談だけじゃなく、雑談ベースのコミュニケーションからたくさん取っていかないとな、と思っています。

私は、別拠点と連絡を取りながらの仕事には慣れていますけど、たぶん初めての人は慣れないことばかりのはずです。遠隔でのコミュニケーションは、声をかけるタイミングや内容から手段まで、対面と違うことがたくさんあります。誰がどういった部分に戸惑うのかまだわからない部分もあるので、とにかく「声をかけやすい雰囲気」は意識的に作らないといけないですね。

海谷麻里衣

「チームで働くエンジニアは、子育て中の人向きの仕事だと思う」

——役割が変わったことでお仕事もどんどん増えているかと思いますが、同時に子育ても行うなかで、工夫されていることはありますか?

今は定時をずらして、他の社員より早めに出勤して、18時に退社するというスタイルをベースに働いています。息子が家を出るのを見届けてから出勤して、退勤して児童館に迎えに行くという流れですね。パーソルキャリアはフレックスタイム制度を取っているので、自分の生活に合わせて時間の調整をしています。

息子も小学2年生になったので、一から十まで世話が必要な時期ではなくなったんですが、体調不良などで急に仕事を休まないといけない日もあります。なので、突然作業ができなくなっても、自分が作業中のコードやデザインのデータは、すべてメンバー全員が見ることができるように、常にクラウドで共有しています。もし私が仕事を休んだ日でも、チームの誰かに作業を引き継げるのはありがたいですね。

エンジニアはひとつのプロジェクトにチームで取り組む仕事です。事情があって自分が作業できなくなった時にも、チームの誰かがカバーしてくれる。これはとても安心できることです。そういう意味でも、やっぱりエンジニアは、子育て中の人向きの仕事だと思っています。

——子育てと仕事を一緒に行ううえで、海谷さんご自身で意識していることはありますか?

特別なことではないかもしれないですが、仕事の気分と家にいるときの気分を、きちんと切り替えることでしょうか。仕事のメンタルは、できるだけ家に持って帰らないようにしているんです。仕事が忙しくて自分が焦っているときって、その気持ちが息子にも伝わってしまうみたいで。息子に気を遣わせたくないので、なるべく自分の焦りは見せないように、「疲れた」とか「眠い」とかもできるだけ言わないようにしています。

あとは、息子と一緒にいる時間をできるだけ長く取ることですね。運動会とか授業参観のような学校のイベントは、息子にとってはもちろん、私にとっても一生に一度のイベントなので。息子が成長していく様子の一つひとつを、きちんと見届けたいと思っています。

——お子さま と一緒にいる時間を長く取りたいとなると、リモートワークをすすめる今の職場はとても嬉しいですよね。

そうですね。それに我が家の場合、自宅とオフィスを映像で繋いでリモートで作業することも多いので、息子と会社の同僚とが顔見知りになってしまって――。パソコンのモニターに映っている同僚の顔を息子が覚えてしまうんですよ。「いつものおじさんがいる!」って(笑)。チームが子育てについて理解してくれているのも、皆が息子のことをよく知ってくれているからなのかもしれないですね。

刺激的な環境で、「知らないことを知る」のがすごく楽しい

——今後の海谷さんの目標は何ですか?

新しく3名の部下をマネジメントする立場になったので、そのためのより良い方法を考えていきたいです。先日、リーダーやマネジャーを対象にした社内研修に参加したのですが、「部下とのコミュニケーションの方法」とか「コーチング」とか、今まで知らなかったことばかりで。これからは、そういった新しい分野の勉強もどんどん行っていきたいと思ってます。

海谷麻里衣

合わせて、ずっとやってきたUXデザインについても、誰かに教えられるように準備をしなければ、と感じています。これまでの経験で「なんとなくできている」ことでも、それを誰かに教えるためには言語化しなければならなくて。マネジメントを担当することになったので、自分の知識をチームでシェアすることも、きちんとすすめていきたいです。

——エンジニアになった経緯から、デザイン、マネジメントといった今ご担当されている役割、そしてもちろん子育ても含めて、海谷さんのキャリアにはチャレンジがとても多いですよね。それをいくつも継続して行えるのには、どういった理由があるのでしょうか?

それは……どうしてなんでしょう?(笑)

確かにやっていることは多いですが、自分としては「大変なことをやっている」という認識はあまりないんですよ。どちらかというと、新しいことを知って、そこに興味を持ったからやってみよう、という意識ですかね。とにかく、知らなかったことを知るのがすごく楽しいんです。

社内には自分が知らないことを教えてくれるし、チャンスも与えてくれる個性的な社員がたくさんいます。毎日、本当に刺激的な環境なんですよ。

息子が小学校を卒業する頃には、自分ももっと大きなチームをマネジメントしたり、チームのためにより良い指導を行えるような存在になっていたいですね。

(文・編集=ノオト/撮影=品田裕美)

海谷麻里衣

海谷麻里衣

海谷麻里衣 Marie Kaiya

パーソルキャリア株式会社 サービス企画開発本部 サービス開発統括部 UXデザイングループ リードエンジニア

結婚、出産を機に、アパレル販売員からWebエンジニアに転職。自社サービスの開発や、Ruby on RailsとReact.jsを使用した受託開発業務を経験した後、パーソルキャリアにジョイン。現在はUXエンジニアとして、フロントエンドの開発やUIの改善などを行なっている。

※2019年12月現在の情報です。

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