パーソルキャリアのエンジニアリング組織 “テクノロジー本部”の2021年を振り返る - 後編 -

パーソルキャリアのエンジニアリング組織の2021年を振り返る 後編

みなさん、こんにちは!techtekt編集部です。

毎年恒例(?)となった「”テクノロジー本部”の2021年を振り返る」。本記事は、投稿した記事を振り返りながら、2021年の出来事をお伝えする年末シリーズです。

昨日は上期1~6月をお送りしまして、本日は下期7~12月編をお届けします。

複数のイベント登壇や、新しいシリーズ記事もスタートするなど、下期もチャレンジ満載の半年だったように思います。それでは早速、ご覧ください!

 

7月

7月も新しい取り組みを多く記事として取り上げた月でした。「デジタル審査システム導入プロジェクト」はキックオフでもノミネートされるほど素晴らしいプロジェクトでしたし、「HR forecaster」は正式版もリリースされ、多くの企業様にも導入が進んでいるサービスです。「オフショア開発」の取材では、想定以上にリーンな開発に成功しているというお話も伺いましたね!(3人お揃い白シャツもw)

「開発ガイドライン」は技術負債を解消するために内製開発エンジニアとしての役割をしっかりと伺えた記事です。

「データから見る # techtekt resarch」のコンテンツは組織のアレコレを数字で表してみました!そして最後は、Oracle社、アシスト社にご協力をいただき、「Exadata移行」についてお話を伺いました。この記事は7月最も多くみられる記事となりました!

 

8月

8月は、Exadata移行の社内座談会からスタート。社内のアプリケーション移設などをどのように連携してきたのかを伺いました。

そしてExcel塾に続き「Power Automateなどのローコードな開発を学ぶプログラム」も記事にしました!ローコードやノーコードが話題になっている昨今、こちらも多くの方にご覧いただいた記事です。最後は新しいシリーズとして「#インフラトーク」をスタート。インフラにまつわる課題や考え方について、第一弾としてミイダスCTO 大谷様にお話を伺いました!

 

9月

9月には、セキュリティやガバナンスにまつわる記事、それらを乗り越えたプロジェクトの記事がそれぞれ2本ずつ公開されました。

一つは、BSI社にご協力をいただき「情報セキュリティとデータマネジメント」について座談会記事を公開しました。「気が付いたら時代に乗り遅れている危機感」という話が非常に印象的でした。二つ目は社内の「プロセスガイド」策定にまつわる記事を公開。サービスの多層化が進んでいくにあたって、会社として守るべき点をしっかり守ったうえで、スピードを意識していくことが大事であることを学んだ取材でした。

「dodaフレームワーク刷新」のプロジェクトでは、ソフトロード社、パーソルプロセス&テクノロジー社と協働をしながら、セキュリティを守りながら、スピーディーに安全にプロジェクトを進めてこられた様子が伝わってきました。

「応募要件定義サービス」については、dodaの求人広告を販売する営業担当が法人顧客のニーズに素早くこたえられるよう、開発されたもの。前例のない取り組みをしっかりと連携してきた様子がわかる記事になっています。

 

10月

パーソルキャリアにとって下期がスタートする10月は、フルリモート勤務や「男性育休を活用」したエンジニアのインタビューを公開しました。生活と仕事の両立を工夫しながら進めている様子が伝わってきました!

そして「テクノロジー本部のキックオフ」記事は、イベントから3日後にスピード重視で記事にしました!(笑)10月以降に入社された社員にもよく見られています。

最後は新シリーズ「シニアコンサルタント特集」。大規模なプロジェクトを遂行し、関係者と適切に取りまとめながら、案件を前に進める秘訣を伺いました。

 

11月

新たな取り組みが多かった11月も、記事が選びきれませんでした(笑)

「データ×Tech戦略」は、これまでも行ってきた新規事業開発のどのようなポイントを課題と捉え、テーマをどのように据えて進めようとしているのかを聞いてみました…!事業開発を行っていきたい方、必見です。

「カルチャーデック第2弾」は、エンジニアやデザイナー組織合同で実施した共有会について。ワークショップでさらに深い理解まで進めていることが印象的でした。

「42tokyo×パーソルキャリア特別インタビュー」では、エンジニア教育について考える座談会を実施しました。現場で使えるチカラを養っていくことの重要性を学びました。

「#techtekt Q」というクイズ形式のコンテンツにも挑戦!年明けにも第2弾が出ますのでこうご期待!

「人事データ活用」については、データのスペシャリストが揃うデジタルテクノロジー統括部で新たにスタートした取り組み。お2人の考えがたっぷり詰まっています。

 

12月

(これも毎年言ってる気がするけど、やっと12月まできた…笑)

さて、今年最後は初の試み「アドベントカレンダー」全25記事をリリース…!協力いただいた社員の皆さまの人柄や考え方が表れている記事で、どれもステキな記事です!

「doda Recruiters」の記事では、失敗から学んだ開発プロセス標準のお話を伺いました。さまざまな困難を乗り越えた強さを感じる取材でした。

「EMS導入」の記事は、モバイル活用をさらに高め、堅牢なセキュリティの下でできることを増やす取り組み。細部まで丁寧な仕事の様子が伝わってきました。

「ITコンサルタントからエンジニアへのジョブチェンジ」の取材は、葛藤を乗り越えるために役割を越境しながら自分のチカラにしていく様子が伝わってきました…!

「BERTを活用したカテゴリ推察プロジェクト」の記事では、データビジネス、アナリティクス、エンジニアリングが連携をしながら、前例のない取り組みにチャレンジしてきた様子が伝わってきました。

「顧客管理システム“CANDy”開発ウラバナシ」では、基幹システムを担う開発エンジニアにインタビュー。中の構造を熟知した4名だからこそ話せる裏話をたっぷり伺いました!


2021年 編集後記

さて、後編もいかがでしたでしょうか。techtektを公開して2年、投稿記事は400件を超え、取材や記事協力をいただいた社員数は延べ300名を超えました。

たくさんの取材を通じて、社員の想いを聞いたり、うまくいった取り組みも失敗したプロジェクトを聞いてきました。パーソルキャリアのエンジニアリング組織に共通した文化や価値観の一つに「諦めの悪さ(=粘り強さ)」みたいなものがあるように感じました(笑)。プロジェクトを成し遂げる強い信念、乗り越える強さ、どの取材を通じてもその意思を感じます。

2022も新しいコンテンツやチャレンジを通じて、楽しみながら皆さんの取り組みをオープンに発信していきたいと思っています。

それでは、皆様、良いお年をお迎えください!来年のtechtektもお楽しみに~!

 

※2021年12月現在の情報です。